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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!
FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第14章 第2節 “生きろ”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!
信頼を預けるという選択
ジェーダンの秘策
モント、ジェーダン、オベロンは合流する。
そこに、サーダリーも現れる。
ジェーダンはサーダリーに銃を向ける。
サーダリーは、撃ちたいなら好きにしてくださいと告げる。
その上で、もし自分の力を求めてくれるなら、
天異を倒すまで時間をほしいとも告げる。
モントが二人の間に入る。
そのとりなしもあり、ジェーダンは銃を降ろす。
そして、モントたちに頼む。
天異を、できる限りランダル城の近くまでおびき出してほしい、と。
ジェーダンには秘策がある。
その秘策のために、アボットを連れて“野暮用”をこなしに行く。
その前に、ジェーダンはサーダリーへ指輪を渡す。
あくまでも、ジェーダンが戻るまでの一時的なもの。
それでも、サーダリーはそれを受け取る。
そして、必ず応えると強く宣言する。
ここ、めちゃくちゃ重い。
まず、モントとサーダリーが手を取るだけでも十分に大きい。
今を生きる英雄と、かつて世界を背負った男。
その二人が並ぶだけで、もう熱い。
なのに今回は、それだけじゃない。
ジェーダンも。
オベロンも。
全員が同じ方向を向いている。
しかもジェーダンは、サーダリーに指輪を渡した。
これが本当に重い。
ただの道具じゃないからだ。
幻影戦争という物語において、
“幻影”を呼び出すための核。
誤解を恐れずに言えば、
この作品の根幹そのものと言っていい遺物だと思う。
それを一時的とはいえ託す。
これはもう、単なる信頼じゃない。
「お前に賭ける」という意思表示だ。
そしてサーダリーも、それを受け取った。
逃げない。
揺れない。
必ず応えると断言する。
ここまで来ると、
ようやく最高戦力が最高の信頼関係でひとつになったと感じる。
物語としても、明らかに最終局面の空気だ。
だからこそ、この場面は重い。
戦力が揃ったからじゃない。
“信頼で繋がった”から、重いんだよね。
見えない一手
無人のランダル城
ジェーダンとアボットは、無人のランダル城へ向かう。
ランダル城には、ジェーダンの秘策がある。
道中、アボットはその内容を聞き出そうとする。
ジェーダンは答えようとするが――
アボットはそれを遮る。
聞く必要はない、と。
アボットは軍師だ。
聞かなくても、おおよその予測はつく。
ただし。
その予測が外れていた場合――
自分はここで帰る。
そう宣言する。
ジェーダンは、その言葉を受け入れる。
ここ、めちゃくちゃ不気味。
まず前提として、状況が状況なんだよね。
物語は終盤。
忌刀マサチカの到着も目前。
天異は進化済み。
ここで“秘策”って言われても、
普通は信用できない。
冷静に考えれば、
マサチカ級の兵器なんてあるはずがない。
仮にあったとしても、
それがこの戦況をひっくり返すレベルとは思えない。
つまり――
“秘策なんてない”が、順当な読み。
でも、それを言ってるのがジェーダンなんだよね。
ここが全部ひっくり返してくる。
この男、今までずっとそうだった。
適当なことは言わない。
見えてる範囲で無茶もしない。
でも、“見えてない一手”をちゃんと持ってくる。
だから今回も、
ハッタリには見えない。
でも中身は分からない。
この状態が、めちゃくちゃ気持ち悪い。
しかもアボットの対応もいい。
普通なら聞く。
でも聞かない。
軍師として、想像できるから。
その上で、
「想定外だったら帰る」
これ、めちゃくちゃ合理的。
同時に、
ジェーダンの“賭け”の重さも浮き彫りになる。
もしこの秘策がズレていたら、
戦力が一枚欠ける可能性すらある。
それでも、やる。
ここに来て、
一気に“盤面が読めなくなる感覚”が出てきた。
さっきまで、
ガロウザをどう崩すかっていう“戦いの話”だったのに、
ここで急に
“何が起きるか分からない話”に変わった。
この感覚、かなり久しぶり。
順当に積み上げてきた物語が、
ここで一段、見えない領域に踏み込んできた。
正直、
一番ワクワクするやつ来てる。
見えてしまった秘策
死にたくないなら
ランダル城には、天異が生み出した漆黒の魔物が溢れていた。
アボットは、普段使用している斧ではなく、
ジェーダンから予備の銃を借り受ける。
ジェーダンには秘策がある。
それと同様に、アボットにも奥の手がある様子だった。
その中で、ジェーダンはアボットに忠告する。
ランダル城の各所に置かれている木箱。
間違っても、それを撃つな。
死にたくないならば、と。
アボットは、その言葉を受けて思考を巡らせる。
そして、理解する。
無人のランダル城に、これだけの漆黒の魔物が送り込まれている。
つまり――
天異は、この場所を警戒している。
ジェーダンを恐れている。
そう結論づけると、アボットは確認する。
そして、俄然やる気を見せるのだった。
ここ、分かった瞬間に全部繋がる。
無人のランダル城。
大量の木箱。
そして“撃つな”という明確な警告。
これはもう、答えにかなり近い。
おそらく、火薬。
もしくはそれに類する爆発物。
事前に仕込まれていた罠。
構造としてはかなりシンプル。
むしろ、分かりやすすぎるくらい。
ここで一気にスッキリする。
「あ、そういうことか」って。
ただ――
同時に、少し温度が下がるのも正直ある。
ここまでの流れって、
マサチカとか、
東方の剣技とか、
神託とか、
めちゃくちゃ“ファンタジーの頂点”みたいな要素で積み上げてきてたじゃん。
その中での“最後の秘策”。
何が来るんだろうって期待してた分、
火薬ベースの罠っていうのは、
ちょっと現実寄りすぎる。
急に地に足ついた感じ。
悪く言えば、
ケレン味が足りない。
あの“ぶっ飛び感”が一段落ちる。
この感覚、分かると思う。
夏休みの最後の日みたいなやつ。
あんなに楽しかったのに、
急に現実に引き戻される感じ。
ただ、これで終わらない気もしてる。
むしろ、
“ここであえてシンプルにしてきた”のが気になる。
ジェーダンって、
こんな分かりやすい一手だけで終わる男じゃない。
火薬は“見えている一手”であって、
本命は別にある可能性も全然ある。
だからこの違和感、
ちょっとした“肩透かし”じゃなくて、
次の展開のための“間”かもしれない。
ここで一回、呼吸を整えさせてる。
そんな気もしてる。
とはいえ今の段階では、
「分かった」けど、
「ちょっと物足りない」
この温度が正直なところだね。
見えている手と、見えていない手
餌をまく
ジェーダンとアボットは、ランダル城の玉座へとたどり着く。
そこには、巨大な砲台が2つ設置されていた。
ジェーダンは告げる。
この巨大砲台で、天異を撃つ、と。
アボットは思考する。
確かに、強力な兵器であることは間違いない。
しかし――
究極の銃と比較すれば、威力は明らかに劣る。
これでは、天異を倒すことはできない。
その点については、ジェーダン自身も理解している。
つまり。
この砲撃は――
あくまでも“撒き餌”である。
ここ、かなり正直に言うと、
一回テンション落ちるポイントだと思う。
流れとしては見える。
巨大砲台で天異を引き付ける。
ランダル城には大量の火薬。
つまり――
城ごと爆破。
構造としてはすごく分かりやすい。
むしろ綺麗に繋がる。
でも。
弱い。
どうしてもそう感じてしまう。
ここまでの積み上げがデカすぎたんだよね。
マサチカ。
東方の剣技。
神託。
命を賭けた一手。
そういう“極限のファンタジー”を見せられた後に、
最終局面の切り札が
「火薬でドーン」
は、さすがに温度差がある。
肩透かし感は否めない。
あともう一個大きいのが、
“ジェーダンらしさ”とのズレ。
この人って、
もっと一段上から崩してくるタイプじゃん。
見えてる手だけで勝負する男じゃない。
なのに、
ここまで見えすぎてる。
これが逆に怖い。
だから今の違和感って、
単純に「弱い作戦」っていうよりも、
“まだ何か隠してる前提の違和感”
なんだと思う。
土台が軋んでる感覚、めちゃくちゃ分かる。
でもそれって、
崩れてるんじゃなくて、
“仕掛けが動き始めてる音”の可能性もある。
このまま火薬で終わるなら確かに弱い。
でも、
ジェーダンがそれで終わるとは思えない。
ここはむしろ、
「見えてる作戦は全部フェイク」
くらいで見た方がしっくりくる気がする。
ひとつになる理由
アードラの希望
モントとサーダリー。
二人の力をもってしても、
漆黒の魔物の圧倒的な数を捌くのは容易ではない。
戦況は厳しい。
その中で、モントは告げる。
天異には知能がある。
今この瞬間も、学び続けている。
つまり――
自分たちが全力で戦い、
脅威であると認識させることができれば、
天異の意識を自分たちに集中させることができる。
サーダリーは、その言葉を聞いて笑う。
あなたは本当に変わらない、と。
そして告げる。
モント、あなたと出会えてよかった。
その瞬間――
天異が魔力光を放つ。
隙を突いた一撃。
直撃寸前。
だが、間に合う。
オベロンのビジョンによる救出。
しかし。
その判断を下したのは、オベロンではない。
リヴ・ラとドレイスだった。
二人は選ぶ。
サーダリーを見捨てないことを。
このアードラのために。
さらに。
サーダリーを信じたのは、彼らだけではなかった。
過去にサーダリーの被害を受けた人々もまた、
サーダリーを信じると告げる。
その言葉を受けて――
サーダリーは宣言する。
裏切らない。
何があっても。
涙を流しながら、強く。
その瞬間。
アードラは――
ひとつになる。
ここ、完全に“赦し”の瞬間だと思う。
サーダリーって、
ずっと背負ってきたじゃん。
過去の暴走。
選択の重さ。
世界のために動いた結果、
それでも許されない立場にいた。
でも今回、
はっきりと“受け入れられた”。
これってめちゃくちゃ大きい。
ただの共闘じゃない。
“信じられた”。
しかも相手は、
かつて被害を受けた側。
ここで「信じる」って言えるのは、
普通じゃない。
だからこそ、
これは“赦し”なんだよね。
そしてもう一個大事なのが、
モントの存在。
この人、ほんと変わらない。
どんな状況でも、
ちゃんと“人を見る”。
敵とか味方とかじゃなくて、
その人がどう在るかで判断する。
だからサーダリーも、
救われてる。
だからこそ思う。
よかったな、サーダリーって。
本当に。
ここまで来たんだなって。
ただ――
同時に、めちゃくちゃ怖い。
これ、フラグに見える。
ここまで綺麗に救われたキャラって、
そのまま残れること、あんまりない。
むしろ、
“役目を果たして退場する”流れに入りやすい。
しかもエキシアがいない。
この状態でサーダリーがどう動くか。
正直、
“生きてくれ”って思ってる。
めちゃくちゃ思ってる。
エキシアの分も。
ちゃんと、この世界で。
でも――
どこかで、
嫌な予感も消えない。
言葉にする前に詰まる感じ、
めちゃくちゃ分かる。
この“救われた直後の不安”、
幻影戦争ほんと容赦ないんだよ…。
牙を向ける先
見極めさせてもらう
ジェーダンとアボットの砲撃によって――
天異は、ランダル城を攻撃目標と見定める。
狙いは完全に固定された。
そして。
ジェーダンとアボットは砲撃を続ける。
止めない。
退かない。
その場に居続ける。
天異の視線を、引きつけ続けるために。
ここ、正直“静かすぎる”。
やってることは分かる。
完全に作戦通り。
天異のヘイトを集めて、
ランダル城に誘導してる。
だから“進んではいる”。
でも――
新しい要素が何も出てこない。
これがきつい。
今までの流れ的に、
ジェーダンって
「一枚上から崩してくる側」だったじゃん。
なのに今回、
見えてる範囲だと、
やってることがシンプルすぎる。
砲撃で誘導。
城に引き込む。
火薬でドーン。
…いや、それだけ?
ってなる。
もちろん、
“それだけじゃない可能性”はある。
むしろ、あるはず。
ジェーダンがそれで終わるわけがない。
頭では分かってる。
でも――
“見えてる情報だけで判断すると弱い”。
これが今の正直な感覚。
解ける想い
希望の翼
天異が、ランダル城へと到達する。
ジェーダンとアボットは、脱出を決断する。
ジェーダンは脱出前に、爆破装置を起動する。
アボットはここで理解する。
城内の各所に配置されていた木箱の中身が、爆薬であったことに。
しかし、不測の事態が発生する。
アボットが脱出口を破壊してしまう。
走っての脱出は不可能。
さらに、来た道も瓦礫によって塞がれていた。
ジェーダンは城の窓を破壊し、
古代遺物の“卵”を外へ投げる。
それにより飛竜が召喚される。
ジェーダンとアボットは飛竜によりランダル城から脱出する。
しかし、天異はこれを逃さない。
魔力光により飛竜を撃墜する。
その直前、ギルガメッシュが現れ、
二人を救出する。
ギルガメッシュは、エキシアの最期の言葉に従い、
ランダル城へと到達していた。
一方、忌刀マサチカ。
シュテルたちは、この刀を使うべきではないと判断する。
その場に現れたのは、囁き。
しかし――
その在り方はすでに変わっていた。
“フォレル”。
忌刀マサチカは、感情を喰らう。
それに対し、囁きは選択する。
自らの感情を捨てることを。
ホムンクルスである自分ならば可能だと判断したためである。
そして、
自らの中で育まれてきた感情を、すべて手放した。
フォレルは、忌刀マサチカを手にする。
そして宣言する。
自分が、天異を倒すと。
ここ、正直“全部持っていかれた”。
ランダル城の爆破。
飛竜での脱出。
ギルガメッシュの救出。
どれもちゃんと意味はあるし、
流れとしては成立してる。
でも――
全部、霞む。
フォレルの選択の前では。
この流れで「火薬でどーん」は、
もはや“ただの過程”でしかない。
むしろ、
あれだけ積み上げてきたジェーダンの秘策すら、
“主役じゃなかった”っていうのがえぐい。
本当に見せたかったのは、そこじゃなかった。
囁き。
いや、フォレル。
この存在の“到達点”だったんだと思う。
人間になろうとしていた存在が、
人間になることをやめる。
しかもそれを、
“誰かのために”選ぶ。
これ、普通逆なんだよ。
力を得るために何かを捨てるって展開はある。
でもそれは大体、
過去とか、未練とか、そういうもの。
フォレルが捨てたのは違う。
“これから得られるはずだった未来”。
感情を持つこと。
誰かを想うこと。
シュテルと並ぶ可能性。
全部、まとめて手放した。
しかも、
ちゃんと理由がある。
サーダリーがエキシアのために生きたように。
その姿を見て、
自分も“誰かのために生きる”と決めた。
ここ、ほんとに繋がってる。
この章で起きたことが、
全部ここに収束してる感じがある。
だからこそ、
余計に重い。
そして、どうしようもなく美しい。
フォレルって名前、
“幸せな恋に満ちている”って意味なんだよね。
その名前をもらった存在が、
恋どころか感情そのものを捨てる。
この皮肉。
この残酷さ。
でも同時に、
めちゃくちゃ綺麗なんだよ。
だから、感情がバグる。
胸の奥がほどけるのに、
同時に締め付けられる。
正直、ここまで来ると、
勝てるかどうかよりも――
“この代償の先に何が残るのか”の方が気になる。
フォレルは戻れるのか。
それとも、
もう戻らないのか。
ここが、この章の本当の怖さだと思う。
でもひとつだけ言える。
この瞬間、
戦場の主役は完全に変わった。
もう天異でも、
ソベックでもない。
フォレルだ。
この選択が、
この戦いの結末を決める。
終わりに
ここまで読んで、はっきりしたことがある。
この章は――
“勝ち方”の話じゃなかった。
“どう生きるか”の話だった。
ジェーダンの秘策。
ランダル城。
火薬。
巨大砲台。
全部ちゃんと意味はある。
戦術として成立しているし、
戦況を動かす“手”としても機能している。
でも――
それだけじゃ足りない。
この戦いは、
そんなレベルで決まる戦場じゃなかった。
じゃあ何が戦場を変えたのか。
それは、
“人の選択”だ。
サーダリーは、信じられた。
過去を背負ったまま、それでも立つことを選んだ。
モントは、変わらなかった。
どんな状況でも、人を信じることをやめなかった。
ジェーダンは、託した。
自分の命だけじゃなく、“核”そのものを。
そして――
フォレル。
ここに、全部が収束した。
人間になろうとしていた存在が、
人間になることを捨てた。
感情を持つこと。
誰かを想うこと。
未来を持つこと。
それ全部を、自分の意思で手放した。
理由はひとつ。
“誰かのために生きる”ため。
サーダリーとエキシアの関係を見て、
そこに答えを見つけてしまった。
だから、選んだ。
この選択がどれだけ重いか、
言葉で説明するのは難しい。
でもひとつ言えるのは、
これは“力を得た”んじゃない。
“未来を差し出した”ってこと。
ここまで来ると、
勝てるかどうかは、もう問題じゃない。
むしろ怖いのはその先だ。
フォレルは戻れるのか。
サーダリーは生き続けられるのか。
そして――
この“選択の連鎖”は、
どこまで続くのか。
戦いは、まだ終わっていない。
でも、
物語としては確実に“核心”に触れている。
ここから先は、
もう軽い気持ちでは読めない。
それでも、目が離せない。
むしろ――
ここまで来たからこそ、
最後まで見届けるしかない。
そんな状態に、
完全に引きずり込まれてる。
やっぱりこれ、
ただのストーリーじゃないわ。
“覚悟の積み重ね”そのものだよ。

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