【全3部作】ミステリーの歩き方 クリア 感想【ワールドエンドシンドロームと関係がある!?】

※当記事は広告を含みます!

ミステリー作品をプレイしたい
でも、いっぱいあって、どれが面白いのか分からない
そんなあなたに、今回は、『ミステリーの歩き方』という作品をご紹介!
全3部作という唯一無二の構成がウリだよ!

タイトルミステリーの歩き方​
発売日2024年12月12日​
発売メーカーイマジニア​
ジャンル連続ドラマ仕立てのミステリーADV​
プレイ人数1人​
価格5,980円(税込)​
対応プラットフォームNintendo Switch​のみ
目次

こんなゲーム3行まとめ!

  • カジュアルなノリのミステリーADV!
  • フルボイスで連続ドラマ(アニメ)風の読み物!
  • “過去視”の力を持つ主人公 赤沢 独歩による全3部作のうち第1作に該当!

プレイのきっかけ

ニンテンドーダイレクトを観ていた時だったかな!多種多様な魅力的な作品が紹介される中で、何の前情報も無く、突然流れたのが本作”ミステリーの歩き方”。ポップなイラストと古き良きドット絵が組み合わさった斬新さと、全3部作でのリリースという壮大さに、嫌が応にも期待が高まってしまったのよ!動画全体から、王道のミステリーモノである空気感が十全に伝わってきたのが良かったなぁ。今でもワクワクしたのを思い出す( *´艸`)

作品概要

メーカー&スタッフ様!

本作を手掛けるのはイマジニア様。全く聞いたことが無い会社だから新進気鋭のベンチャーだと思ったら、おいらが物心つくかつかないかの時に訳もわからずプレイしていた”シムシティ”を発売していたばかりか、小学生時代に欲しくて欲しくてたまらなかったのに結局入手出来なくて絶望の底に叩き落された”メダロット”シリーズをも世に送りだしてくれていた超絶有名企業様だったようでこれ知らないってオタクとしてどうなのよ?ってレベルの法人様のようで穴があったら入りたいねwしかも近年では、”フィットボクシング”で全世界累計売上200万本という大ヒットすらも飛ばしていた模様。全然興味は無いけれど、たしかに聞いたことあるし、ブックオフとか行くと、中古でみかけるんだから、それだけ流通しているってことだよね。おみそれしました(;O;)

シナリオ担当は金沢十三男様。発売前は全く意識していなかった。しかし、プロローグで、主人公が電車でまどろんでいるところを起こされる展開からその後のグーチョコパンダで既視感が半端なくなってしまってちょっとネットで調べたら、アークシステムワークス様の”ワールドエンドシンドローム”を手掛けた方だったと判明。あのゲームめっちゃ面白かったよ!続編を待っているのに出ないと思ったら、こっちが出るんかい!いや続編じゃないけれど、絶対絶命パンダとか、ぐーちょこぱんだとか、神代堂とか、明らかにニカレイずっきゅんだよ!こんなところでご褒美ありがとうだな!

あらすじ

山鳴荘事件――
またの名を『鳴美沢風景画家殺人事件』
30年前、鳴美沢にある山鳴荘という館の敷地内で、著名画家・内田水龍が殺害された
池のほとりで発見された死体は奇妙なものであった
警察の捜査は進むも、被疑者死亡で事件は幕を閉じてしまう

30年の歳月を経た山鳴荘に、
犯罪心理学の若きエキスパートである皆戸彩芽准教授のゼミの個性的な面々が、
研究課題として事件を調査するためにわざわざやってくる
次第に明らかになる事実、浮かび上がる容疑者たち
未解決事件の真相に迫っていく
そして彼らの明るい振る舞いの裏に隠された 胸の内も明らかになっていく…

ミステリーの歩き方| Nintendo Switch ※公式HP様より引用

30年前の事件を解き明かす硬派な本格ミステリー…に一見見えちゃうあらすじだ!いや紛れもなく王道なミステリー作品なんだけど、本作はポップなイラストの雰囲気そのままに、作品全体のノリはライトでカジュアルなものだから、字面の印象よりも、イラストから感じる印象の方を信じた方が、本作の雰囲気を正確に感じられるかも。この後引用させていただくイマジニア様の公式Youtubeの初報動画も、雰囲気を掴むのに良いかと思うw

作品の雰囲気はさておき、当該あらすじは本作の全体像を非常に端的かつ的確に表している!ポップでライトな登場人物達が30年前の事件を如何にして解き明かしていくのか。軽妙なやり取りが頻繁に行われながらも、チラホラと見え隠れする実に人間臭いドロドロとした感情が、現代と過去の両方において徐々に明らかになっていく様は、間違いなくミステリーファンなら楽しめるもの!

三部作の第1作目!

本作は三部作の1作目。本作だけで完結せず、次回作へ持ち越しとなっている謎や苦戦こそ複数あるものの、あらすじで紹介されている『鳴美沢風景画家殺人事件』はしっかりと完結する為、三部作じゃ中途半端に終わっちゃうんじゃと心配されている方は安心して欲しいwファミ通様のインタビューで、金沢様が『ちょっと先走って話しちゃいますが、本シリーズは3作目で真のエンディングを迎えるので、2作目はそれに向けて弾みをつけると言いますか。より衝撃的なクライマックスを迎えるプロットがすでにできているんです』と語ってくださっているのよ。どうやら、心を抉られる体験もあるっぽい。本作は終始ライトでポップなノリを軸にストーリーが進むのだけれど、2作目はもしかしたら、かなりシリアス展開になるのかもしれない。そうなると、そっちの方が個人的には好みw本作の売り上げで次作の制作が決まる…といったことはなく、きっちり3部作作ってくださるようだけれど、そうはいっても、ゲームはボランティアでは無いので、売れないと次作の発売に悪い意味で影響を及ぼすことは想像に難く無いわけで、本作にはしっかりと売れていただいて、絶対に次回作を発売して欲しい。ミステリー系のADVって、次回作に繋がるような伏線をけっこう残してくれるけれど、売れてないせいか(?)全然続編が出ないものが多いんだよね。ワールドエンドシンドロームとか、超探偵事件簿レインコードとか、探偵撲滅とか、シンソウノイズとか…。本作にはそういった作品の二の轍は踏んで欲しくないから、本当に売れて欲しい。当ブログとしては、少しでも多くの方に知ってもらえるお手伝いが出来たら幸い( *´艸`)


ゲームシステム

ゲームの流れと各種要素

本作のゲームシステムは、現代パートでの情報収集と会話劇、そして主人公の過去視能力を使った過去パートでの探索・推理という二層構造。現代→過去→現代というサイクルを繰り返し、それぞれのパートで得た情報を突き合わせながら物語が進行。各エピソードごとに探索パートと推理(尋問)パートが用意されていて、プレイヤーは過去の事件現場を調査して証拠を集め、現代に戻って関係者にその証拠を突きつけたり推理を披露したりする。この一連の流れを通じて少しずつ事件の全貌が見えてくる仕組みで、テンポよく謎解き体験ができるよう工夫されている。

要素内容
推理パート過去視パート後に発生する推理・尋問フェーズ。過去で得た証拠や知識をもとに選択肢を選び、事件関係者を問い詰めたり真相に迫る​。的確な選択肢を選ぶことでストーリーが進行し、ミスをしても大きなペナルティはなく何度でもやり直せる。
探索要素過去視パートでは30年前の鳴美沢を舞台に、コマンド選択式のレトロなADVパートが展開​。画面はドット絵で表現され、プレイヤーは電車内や館を調べ歩いて証拠や手がかりを探す。現代パートでも会話の中で選択肢や調査箇所を選ぶ場面があり、過去と現代双方で情報収集と探索を行うことになる。
パズル要素明確なパズルミニゲームは存在しないが、謎解き要素は物語の推理そのものに内包されている。例えば暗号解読や装置の操作といった独立したパズルは無い一方、集めた証拠を組み合わせて真相を推論する過程が推理パズルとして楽しめる設計。全体的に難易度は低く、理不尽な詰み要素も排除されているためストレスなく進められる​。
選択肢・分岐会話中に発生する選択肢は基本的に正解となる選択肢を選べば物語が進行するスタイル。誤った選択肢を選んでも直後に再度選び直しができたり、ヒントが示唆されることが多く、物語の大筋が分岐するようなマルチエンディングは採用されていない​。プレイヤーは決められたエピソードを順番に体験していくことになり、選択肢は演出上の盛り上げやキャラクターの反応を見る要素と捉えてよい。
鳴美沢探訪(DLC)無料DLCで追加されたオマケPart。キーホルダー探しやミニゲームが楽しめる他、メインストーリーの裏側を若干んがら楽しめる。

現代の美麗なグラフィックと過去の2Dドット絵のコントラストが魅力

本作の最大の魅力の1つはポップなイラスト。格好良く、可愛らしいキャラクター達はそれだけで極めて価値があり、彼ら彼女らがフルボイスで明るく和やかに、騒がしく姦しくしている様からは、思わず零れるニヤリが避け得ない。美麗なイラストが絶妙に動くところも良い。動き過ぎず、動かなさ過ぎず。アニメの世界に迷い込んだかのような没入感があって好き。

ドット絵もまた素晴らしい。PS1でもSFCでもなく、FC時代のレトロ感バリバリのドット絵なのよ。ドット絵は個人的に大好きで、ゲームはすべからくドット絵で良いと思っていて、ドット絵じゃない時点でそのゲームの価値が1段階下がると思っているくらいドット絵信者なおいらだけど、SFC以上のドット絵の方が好みだから、本作のように、FC時代のドット絵までいかれると、ちょっとタイプとは違うのが正直なところwしかし、過去=解像度が低い=ドット絵と連想的に繋いでゲーム的表現で過去の時代を表現する手法は発想の勝利だね。まさにゲームだからこそ表現できる点がグッド。

アニメのように1話ごとにOP・ED・次回予告がある

本作はプロローグからはじまって複数話で構成されている連続ドラマ式
各話のはじまりや終わりにOP・ED・予告が流れるのだけれど、それぞれの方向性が完全に別物

  • OPはシャーロックホームズを想起させるような、とても古典的な雰囲気
  • EDは上映が終わった映画館から帰らなくてはいけない時に感じる、どことなく寂しさを感じさせるしっとりとした雰囲気
  • 次回予告はハイテンポかつハイテンションな子供向けアニメのような極めて軽いノリ

連続ドラマ…というか連続アニメを視聴しているかのような没入感を味わえる点はグッド。しかし、OP・ED・予告それぞれのテイストに統一感が無く、チグハグな印象は否めない。それぞれの別の人が考えたんじゃないかって思ってしまう。プレイ前に本作に期待していたのはOPのような雰囲気。本作の実態に合っているのは次回予告の雰囲気。EDの雰囲気は…まぁ、ドラマっぽい?w

予告の「ミステリーキター!!!!」が個人的に受け付けないwおいらも20歳くらい若ければノリの良さに好印象を持ったかもだけど、今となっては古臭く感じたり、幼く感じたりと、マイナスしかない。観ていて恥ずかしくなってくるよね。好きな方、すみません(;^ω^)

フルボイスが豪華!カメラワークも凝っている!アニメか!?

全編通してフルボイスの豪華仕様!(※追加DLCの幕間だけはボイス無し)
作品によっては情景描写・心の声・主人公などがノンボイスな場合もあるけれど、本作は全てボイス付なので、とにかくプレイしやすいし盛り上がる。昨今のテキストADVに標準搭載されているAUTO・スキップ・バックログはもちろん完備されているから、AUTOと組み合わせることで、アニメを視聴している気分に浸れるのが最高だった!

ひたすら立ち絵のキャラに喋らせるわけじゃなく、カメラアングルをこまめに変えてひとりひとりにズームアップしたり、カメラの画角をあえてナナメにして雰囲気を出したり、集中線で漫画的に目立たせる演出を交えたりと、地味だけれど飽きさせない工夫がなされているのが極めて好印象!一枚絵を横にゆっくりずらすだけでも十分アニメっぽくなるし、面倒くさくなりがちなところを手を抜かない姿勢に職人魂を感じて格好良いと思ったwシンプルにプレイヤー視点だけで考えても、良い意味でアニメを視聴している気持ちになれて良かったね( *´艸`)

BGM

可もなく不可もない印象
いや、若干マイナスか?w

基本的には場面にあったBGMが流れているだけ。良くも悪くも、目立ないBGM揃い。ただ、本作の最も盛り上がるポイントである主人公の特殊能力”過去視”を発動する際や、推理を披露する際のBGMが、個人的に微妙だと思っている。やたらアップテンポでみんなでラインダンスでも踊るんじゃないかってくらいポップなのよw曲自体は悪くないとは思うよ。しかし、この方向性でいこうとおもった大前提たる判断が良く分からない。これなら、なぜ、作品の顔ともいえるOPのテーマをあんな古典的な曲想にしたのか。全般的に軽いノリの作品なのだから、OPやEDの曲をもっと本編のBGMと同じ方向性で統一してくれれば、一貫性があって好感が持てたと思う(;^ω^)

世界観とテキスト

全体的にポップでライトなノリ

全編通してポップでライトなノリが目立つ。重厚な物語やショッキングなサスペンスを求めていると期待を裏切られたと感じてしまうかも。かくいうおいらがそのタイプwポップでライトなノリ自体は嫌いじゃない。むしろ好き。しかし、メリハリがあって欲しかったのよ。軽いシーンのキャラ同士の軽妙なやり取りは間違いなく本作の最も大きなウリの1つ。これだけでも面白いと感じるファンは絶対に一定数以上いらっしゃるはず。だからこそ、犯人を追い詰めるシーンや、暴かれたくない過去を暴かれたキャラクターが自身の心情を吐露するシーンでは、もっと重たいテキストで心を抉るような衝撃が欲しかった。決して軽々しく描写されているわけではないから、このあたりは人によって感じ方が違うポイントなのかもと思う。

絶妙なテキスト

読みやすい!
文章が綺麗に整っていて、丁寧に作られたのが良く分かる。RPGでいえばDQやFFのような、万人に通じるテキスト。キター!キタコレ!といった往年のネットを癖のある文章は人を選ぶ気がしないでもないけれどwしかし、全体から見れば限定的なので、良いアクセント程度の印象に留まるかな。例えば、”ひぐらし”や”うみねこ”はテキストが個性的過ぎて、受け付けない方も一定数いると思うけれど、本作においてはそういった心配は無し。まぁ、個人的には、もっとライター様独自の尖った台詞回しとかをみたかった気持ちもあるけれど、この点はあくまでもプラスαの期待点に過ぎないから、ないからといってマイナスには決してならない。

令和を意識した時代設定

主要キャラは全員大学1年生。デジタルネイティブ世代の彼らを意識したからか、ライター様がやたら当該世代のライフスタイルや価値観を描写している気がするのよね。やたらとは言ったものの、数は決して多くない。例えば、幼少期からスマートフォンが身近な存在の年齢だからか、スマートフォンを電話する為の機械と思っているなんておかしい!といったやり取りや、90年代に隆盛を誇ったCDをみてサブスクで音楽を聴かないのか!?と驚いたりとか…。確かにそういう価値観を持った若い人も居ると思うけれど、それがスタンダードかのように描写されているのが、違和感。いや、今はそういう時代なのかな。おいらがついていけていないだけ?(; ・`д・´)

物語の舞台は軽井沢を意識したであろう”鳴美沢”という架空の街。決して都会では無い。主人公たちの主な行動範囲も別荘や喫茶店といった昔ながらのスポット。また、事件の舞台はあくまでも30年前。よって、時代こそ令和なんでしょうけれど、ミステリーのストーリーラインとしては、非常にアナログな舞台。どこぞの都市〇説解〇セ〇ターのように、決してSNSで調査したりはしない。もっとも、AI使って音声検索はしているけれどw

キャラクター紹介(主要キャラ)

赤沢 独歩(あかざわ どっぽ)

本作の主人公!帝都大学1年生でミステリー研究会に所属!『過去視』という異能を所持!人や物から紫色のオーラが立ち昇るを認識した際に、対象に手で直接触れることで、自身の意識を過去に飛ばすことが可能。視点は、過去のその場に実際に居た人物のモノに準拠。いわゆるサイコメトリー系の能力。個人的に、平凡な主人公とか好きじゃないのよ。オンリーワンで、ナンバーワンな、格好良い主人公が好きなので、実に主人公らしい稀有な能力の所持者である独歩くんは、かなり推せる!落ち着き払った性格で、控えめで、どちらかといえばツッコミ役で、乗り物に弱くて、めっちゃ徒歩で歩けて、能力なしでも頭がキレている部分も垣間見えて、見た目がシンプルに格好良くて、しかし実は過去の体験から心に傷を負っていてと、感情移入要素抜群!変に性格に癖が無いのも良くて、個人的には、昨今のミステリー作品の中でも、トップクラスに気に入っているw超探偵事件簿レインコードのユーマくんも、ザ・気弱系少年主人公で凄く推せるんだけどね!独歩くんは、3部作の1作目ということで、今後の伸びしろにも期待できる!

南条 アリス(なんじょう ありす)

本作のヒロイン!主人公同様、帝都大学1年生でミステリー研究会に所属!『ミステリーサラブレッド』の異名持ち!警視総監の父を家族に持ち、自身も女子高生探偵として名を馳せるといったミステリーの申し子のような存在!ルックスも最強で、徹底的なまでに美少女。いやらしいことは苦手。本作のパッケージに描かれているの主人公の独歩ではなく、ヒロインの彼女。性格はツンデレ系。わりとツンケンしていて、デレ要素はあまり無い。でも独歩くんに容姿を褒められて満更でもない様子。蘭姉ちゃんではなく、どちらかといえば灰原哀。推理力は一級品で、常に的を射た推理を披露するのは、お見事。論理立てて点と点を線に繋げる彼女だからこそ、点から離れた点に(過去視の力で)一気に飛躍する独歩の推理に、疑問符を抱きつつも、その的確な推理に一目を置かざるを得ないところに、ストレスを感じている模様。彼女と独歩の関係がどう変化していくのか、ミステリー的な意味だけでなく、恋愛的な意味でも期待したいところw

東野 陽炎(とうの かげろう)

本作のギャグ役筆頭!主人公やヒロイン同様、帝都大学1年生でミステリー研究会に所属!大金持ち一家のご子息で、プライドが高く面倒臭い性格!推理力は低めで、常に的を外すし、他人の名推理にのっかってさも自分で考えたいたかのように横取りしていく。ともすれば徹底的な嫌われ役にもなりそうなのに、あまりにポンコツ過ぎて、ちょっと可哀想になってくるレベル。アホみたいなことを言ってボケる(※本人にボケている意識は皆無)こともあれば、幸太郎のボケを処理するツッコミ役でもある。本作の特徴としてキャラ同士の随所における軽妙なやり取りが挙げられるけれど、その大部分を担っているのは彼といっても過言ではないw

井沢 幸太郎(いざわ こうたろう)

本作の女好きムードメーカー筆頭!主人公やヒロイン同様、帝都大学1年生でミステリー研究会に所属!イケメンでコミュ力が高いから現実なら絶対にモテるんだけど、女好きな性格が災いしてギャグ要員に留まる主人公の親友役ポジ!陽炎とセットで、本作のギャグの大半を担っている貴重な存在。アイドルが好きで、作中のアイドルグループ”絶対絶命パンダ”のファン。キャラ造形が、”ワールドエンドシンドローム”の”麻木健介(あさぎ けんすけ)”そのまんまwもとより、よくいるタイプの、実に記号的なキャラだけれど、絶対絶命パンダのファンという点でも、健介と全く一緒なのが面白いw

真白 杏奈(ましろ あんな)

本作のアイドル筆頭!国民的アイドルグループ”絶対絶命パンダ”に所属!同グループのIQ担当とされるほど頭がキレ、ニュース番組でレポーターを行うほどに優秀。報道でみせる知的な姿。アイドル活動でみせるキュートで可憐な姿。しかし、その実態は猫かぶり腹黒女!良く言えば飾らない性格だけれど、普通に性格が悪いだけだと思うwほかの主要キャラと比較すると、出番は少な目だけれど、後半になるにつれ出番が増えて彼女の魅力が味わえるw個人的には、絶対絶命パンダのメンバーという点だけで推せる。絶対絶命パンダのセンターは、ニカレイこと二階堂 玲衣(にかいどう れい)のはずで、彼女と面識があるなんてもんじゃないほど深い関係のはず!次回作以降で、是非とも、彼女と絡んでいただきたい( *´艸`)

その他もろもろ

この他にも、独歩の妹の魅月、内田澪、武藤健流など主要キャラは多数存在。澪ちゃんは本作で目立っていたけれど、次回作には出てこなさそう。武藤健流は明らかに主要メンバーの容姿をしているのにほぼ出番が無い。これで終わるとは思えないから、次回作以降に活躍しそう。本作の事件のみに関わるであろう人物も当然たくさんいる。ゲームを進めるごとにそのキャラが徐々に深掘りされていって、キャラクター同士の人間関係がわかっていくのも本作の魅力。

ネタバレ感想

ネタバレあり注意!!!重大なネタバレ!クリア後にみて!

え?魅月…?独歩には騙された…ッ!!!

魅月って死んでたのよ…ッ!!さも当然のように会話の輪の中にいたから、疑問にも思ってなかったのに、まさか全部、独歩の妄想とは…これは気づけないww 素晴らしいトリックだったよ!独歩の落ち着いた性格に騙された。いかに悲しみが深いとはいえ、死んだ妹を、さも生きているかのように扱う姿は冷静に考えると狂気以外の何物でもないのに、冷静沈着な独歩の振る舞いがあまりにも自然過ぎて違和感をなにひとつ感じなかったw

犯人はお前かい…ッ!?

明らかに博が怪しいと思っていたら、まさかの朱美が犯人だったww これには騙されたw朱美が兄:水龍のことを本当に好きなのは伝わってきていたからね。クリアした今でも動機がいまいちしっくりこない。殺すほどの絶望的な状況だったとは思えない。まぁ、朱美の犯行直後はまだ息があったみたいで、とどめを刺したのは博っぽいから、真犯人は博だよね。だからといって朱美が無罪になるわけじゃないけれど、朱美よりも博の方がうざいから、真犯人がのうのうと生きている本作はマジで業が深いと思う。山鳴荘事件は終息したわけで、次回作の話に絡んでくるとは思えないけれど、少しでも良いから絡めてもらって、博に鉄槌をくだしてもらわんとこちらの溜飲が下がらんわ(; ・`д・´)

殺スケ…!?決着は最終作か!?

法で裁けない悪に鉄槌を下す正義の使者”殺スケ”。法治国家において私刑を執行する存在は決して許されないのが道理。しかし、法律って万能じゃないよね。どうしても穴をかいくぐる存在はいる。なので、本作に限らず、法の外で動く存在を、おいらは個人的には支持したい。とはいえ、本作の枠組みの中で、独歩やアリスが殺スケを放置するとは思えないのも事実。全三部作たる本作のラスボスないしそれに近しい存在が殺スケとも思うので、独歩とアリスが殺スケとどう決着をつけるのかが極めて楽しみ( *´艸`)

南條アリスとの共闘…!

過去視の力を持つ、独歩。ミステリーサラブレッドの異名を持つアリス。いずれも抜群の推理力で、山鳴荘事件を解決。独歩は雨の降るあの日に、観月を失った。同日、アリスは父を失った。偶然の一致にしては出来過ぎていて、いずれも犯人は殺スケ…。運命的な展開で手を結ぶことになる2人。ミステリー研究会の面々は全員個性的で魅力的だけれど、この2人はやはり別格で、次回作以降の重厚な展開の核を担ってくれそうで、期待している。もっとシリアス展開にしてくれ。頼む!

次回作は”海街編”!海街ってもしや…”魅果町”!?

アークシステムワークス様の名作ADV”ワールドエンドシンドローム”。あの作品で主人公たちが属していた部活の名前が”ミステリー研究会”。ワールドエンドシンドロームの世界における国民的人気アイドルの名前は”絶対絶命パンダ。ぐーちょこぱんだを制作している会社は”神代堂”。そう、挙げればキリがないほど、ワールドエンドシンドロームと本作ミステリーの歩き方は類似点が多すぎる!っていうか、ここまでくれば同じ世界観だよね?そうあって欲しいw メーカーの垣根を越えた世界観がどこまで成立するのかは大きな疑問ではあれど、次回作は”海街編”らしいので、より一層期待が高まるよwワールドエンドシンドロームの舞台たる魅果町は、海とロマンの町だからねwでも本当に魅果町だとしたら、黄泉人伝説が存在する魅果町は危険度が高すぎる気がする。ワールドエンドシンドロームの主人公や舞美ちゃんや何より、ニカレイに逢いたい!本作のエピローグで「ごちそうさまでした」と言い放っていた”???”は誰なのよ!?ニカレイなの!?にかれいずっきゅん!?

総評

『ミステリーの歩き方』は、新規タイトルながら古典的なミステリーの魅力と現代ゲームの快適性を両立させた意欲作。過去視による二重時間軸のゲームシステムは斬新で、現在と過去を行き来しながら推理する体験は他のミステリーADVにはない独自性と言える。ドット絵と実写風背景という対照的な演出も単なる懐古趣味に留まらず、物語のテーマである「過去と現在の交錯」を視覚的に表現する役割を果たしている。システム面の完成度は高く、UIや操作感も洗練されていてストレスが少なく、章仕立ての構成もプレイを中断・再開しやすい親切設計​。

全体的に雰囲気は明るく親しみやすい印象。キャラクターたちの軽妙な掛け合いや、ドラマ仕立ての演出によるところが大きい。怖すぎたり暗すぎたりせず、適度にコミカルでエンターテインメント性が高い為、ミステリー初心者でも構えずに楽しめる雰囲気。物語面でも、30年前の未解決事件という王道の設定に現代の人間ドラマを絡め、クラシカルな推理小説ファンも楽しめる構成。

ただ、本作単体で見ると未解明の謎が残る点は賛否が分かれるポイント。全3部作の第1作であるため当然なんだけどね。このゲーム内だけでは核心まで描かれず次回作への引きとなっている謎がかなりあり、しっかりと1つの作品で伏線を回収して欲しいと考える層にはマッチしないと思う。もっとも、個人的には、伏線は回収されないからこそ想像の余地があって面白いと思う。ましてや3部作の1作目なら尚更ねw

システム面は、程よく簡単。推理パートで選択肢を選ぶことがメインだけれど、ストーリーをしっかり理解しながら進めていれば、自然と正解の選択肢が分かるはず。過去視で過去パートを探索する際は、ちょっと難しい。良くも悪くも次に何をしたらいいのか分からず、手探りであれこれ試す必要があるところが、ドット絵という見た目にレトロ感を感じる。

推理ADVの肝ともいえるストーリーだけれど、手堅く楽しめる良作だと思う。ミステリーである以上、誰が犯人なんだろうと常に考えると思うんだけれど、良い意味で予想を裏切られたw犯人じゃないだろうと思っていたあの人が犯人とはねwどんでん返しのカタルシスはミステリーの醍醐味w

システム、キャラ、ストーリーなど、総じて手堅い作品!3部作の1作目を銘打っているからこそ、次回作への期待が高まるのも本作ならではのポイント!あれこれと想像しながら2作目の発売を待つことが最高のスパイスになるから、是非とも、ひとりでも多くの方にプレイして欲しい!買って欲しい!続編の為に!次回作を予定通りのリリースに導いてくれー!!!


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次