【FFBE幻影戦争】メインストーリー 第3部 第10章 第2節 【受け継ぎし者】

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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!

FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第10章 第2節 “受け継ぎし者”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!

この記事は、
幻影戦争のストーリーを「ちゃんと面白い」と感じていて、
その理由を自分なりに噛みしめたい人向けの感想まとめだよ!

目次

まだ足りない、それでも進む理由

この静けさが、逆に怖い。

ひとりでも多く

モントは、キトンと合流する。
目的はただ一つ。

天異に立ち向かう信徒たちを止めること。

彼らは、自らの意思で戦っているわけじゃない。
操られ、利用されているだけの存在だ。

だからこそ――止めなければならない。

たとえ、それで天異そのものを止められなかったとしても。

根本的な解決にはならないと分かっていても、
それでも、目の前で消えていく命を見過ごすわけにはいかない。

一抹の不安を抱えながらも、
モントたちは前へ進む。

止められるかどうかじゃない。
止めるために、進むのだ。


静かな出だしだね。

キトンと合流した以外に、
ストーリーそのものが大きく動いたわけじゃない。

でも――だからこそ感じる。

嵐の前の静けさを。

モントは、ルティアルに勝てるほどに成長した。
それは紛れもない事実だ。

だからこそ、思ってしまう。

あるいは――天異と戦っても、
良い勝負になるんじゃないかと。

だが、その期待はすぐに打ち消される。

六振りの刀剣はない。
忌刀マサチカもない。
究極の銃もない。

決定的な“何か”が、まだ足りない。

今のモントは強い。
間違いなく、強くなった。

それでも――

この先に待つ存在と対峙するには、
もう一つ、世界を覆せるほどの切り札が必要だ。

指輪を越える力。

それを、モントに授けてほしい。

――そう願わずにはいられないほどに、
これから始まる戦いは、あまりにも過酷に見える。

力を振るわないという強さ

守るために、抑えるんだ。

魔法禁止

アドラード、サリア、アリム、リヴィアル。
彼らは、信徒たちを相手に戦う。

だが――魔法は使わない。

本来なら、最も効率よく制圧できる手段だ。
それでも、あえて封じる。

信徒たちは敵ではない。
操られているだけの存在だからだ。

だからこそ、極力傷つけない。
制圧するにしても、最小限の力で。

それは、甘さではない。
優先順位を理解しているからこその判断だ。

本命は――天異を倒すこと。

無用な消耗は避けなければならない。
戦うべき相手は、まだ先にいるのだから。


天異との戦いを目前にして、
地味な戦いが続く。

派手さはない。
決定的な進展もない。

だが――こういう時間こそ、大事なんだと思う。

アリムには、手加減をした戦いが似合う。

主人公ムーブを体現する存在だからこそ、
ただ勝つための戦いではなく、守るための戦いを選ぶ。

その一つ一つの積み重ねが、
やがて訪れる決定的な瞬間へと繋がっていくはずだ。

だから、おいらは期待してしまう。

この静かな戦いの先に、
アリムが本当の意味で“主人公になる瞬間”が訪れることを。

――アリムから、目を逸らす理由が見つからない。

それでも、退かない理由

勝てないと知っていても。

東方の意地

ヴァルーシュとガロウザ。
二人は、ついに対峙する。

かつての戦いとは違う。
今度は――一騎打ち。

そう思われた、その時だった。

ラヴィエスが、戦場に踏み込む。

ヴァルーシュは止める。
これは、自分の戦いだと。

だが――ラヴィエスは退かない。

共に戦う道を選ぶ。

一人ではなく、二人で。
逃げるのではなく、並び立つことを選んだ。

その光景を前にして、ガロウザは嗤う。

理解しているからだ。

ヴァルーシュ一人であれば、
勝負はすでに見えていたということを。

だからこそ――それでも構わないと嗤う。


確かに、ヴァルーシュは強くなった。

かつてとは違う。
あの頃のヴァルーシュではない。

それは間違いないはずだ。

だが――

相手は、ガロウザ。

擬態の小隊を、たった一人で斬り伏せた怪物だ。

その強さは、比較の尺度を拒絶している。

もちろん、ヴァルーシュも圧倒的な力を持っている。
常人の領域を遥かに超えた存在だ。

それでも――

ガロウザの異次元の強さと比べれば、
どうしても“届いていない”と感じてしまう。

勝てる未来が、見えない。

希望がないわけじゃない。
奇跡が起きないとも言い切れない。

それでも――

確信が持てない。

心が、落ち着く場所を見失っている。

強さの“底”ではなく、“天井”が見えない

どこまで強くなるんだ。

漆黒の影

ヴァルーシュとラヴィエス。
二人は、ガロウザの想定を上回る力を見せる。

圧倒的な差があるはずだった。
それでも、確実に食らいついている。

その事実に――ガロウザは気を良くする。

期待していなかったからこそ、
その抵抗が、より愉快に映る。

だが同時に、ラヴィエスの存在は“隙”にもなっていた。

ヴァルーシュは、一人ではない。
だからこそ、守ろうとしてしまう。

ラヴィエスを気にかける、その一瞬の意識の揺れ。
それが、戦いへの集中をわずかに削いでいる。

その僅かな差を、ガロウザが見逃すはずがなかった。

ガロウザは、“闘気”を使用する。

空気が変わる。

次の瞬間――魔物が現れる。

呼び出されたのだ。

ガロウザの力によって。

魔物たちはラヴィエスへと向かう。
ヴァルーシュを孤立させるために。

そして――

ガロウザ自身は、ヴァルーシュとの戦いに集中する。

ただ、純粋に。

この戦いを、愉しむために。


“闘気”……?

ここに来て、新しい概念が現れた。

名前から想像するものとは違う。
それは単なる気迫や力の放出ではない。

魔物を呼び出す力。

それはもう、“闘気”という言葉では収まらない。

ガロウザは、単身で異常な強さを持っている。
それだけでも、十分すぎるほど脅威だ。

なのに――

配下すら呼び出すことができる。

その在り方は、もはや人の領域ではない。

やっていることは、天異と何が違うのか。

底が知れない、という表現では足りない。

底があるのかどうかすら、分からない。

むしろ――

天井が、見えない。

敗北が、物語をひとつに繋ぐ

負けたはずなのに、終わっていない。

太刀筋

ヴァルーシュは――ガロウザに敗れる。

積み重ねてきた力も、覚悟も。
そのすべてをもってしても、届かなかった。

ガロウザは満足そうに、ヴァルーシュへとどめを刺そうとする。

勝負は、決した。
そう思われた、その瞬間だった。

ラヴィエスが割って入る。

すんでのところで、刃を差し込む。

しかも――
あのガロウザを相手に、斬撃を加えることに成功する。

その太刀筋を見たガロウザの表情が、変わる。

見覚えがあったからだ。

東方の流れを。

ラヴィエスは告げる。

我が師は、オー。
そして――シムールだと。

その名を聞いた瞬間。

ヴァルーシュは、さらに告げる。

ガロウザは、オーの叔父である、と。

繋がる。

血と、技と、因縁が。

だが――現実は変わらない。

ヴァルーシュも、ラヴィエスも。
すでに戦う力は残っていない。

勝負は、完全に決していた。

その時、ガロウザは提案する。

条件次第では、見逃してやってもいい、と。

その条件――

アードラ各地に散らばる、東方の師を持つ弟子を集めること。

そして、東方の技を受け継ぐ者たち。
さらに――五振りの刀剣を集めてから、わしのもとへ来い、と。

ガロウザの目的は明確だった。

東方の系譜を、すべてこの手で断ち切ること。

それが、怪物の意思だった。

ヴァルーシュがガロウザに敗れたのは、順当な結果だと思う。

あの差を見せつけられてしまえば、
むしろ、よくここまで食らいついたと言うべきだろう。

それでも――

ラヴィエスが、オーとシムールの弟子だったという事実。

そして、ガロウザが“愉しめる”と感じる程度には、
二人が強かったという事実。

それは、決して小さな意味を持たない。

無謀な戦いに見えたこの一戦は、
ただの敗北では終わらなかった。

ガロウザの口から語られた条件。

東方の技を受け継ぐ者。
そして、五振りの刀剣。

その言葉によって、散らばっていた点が線へと変わる。

モント。
シュテル。

それぞれの場所で、それぞれの物語を歩んでいた者たちが――
やがて、同じ場所へと向かう理由が生まれた。

物語が、収束を始めている。

無関係に見えていたすべてが、
一つの流れの中に組み込まれていく。

おいらの目は、もう“次”を待っている。

指揮を託された者の重み

その言葉が、すべてを変えた。

説得に

信徒たちを相手に、アリムは苦戦していた。
相手は操られているだけとはいえ、その数は多く、消耗は避けられない。

その時――

モントのビジョンが現れる。

その存在が、戦況を支える。
崩れかけていた均衡を、再び繋ぎ止める。

そして――

エキシア。
囁きたち親衛隊。

クリスタル教会の中枢が、戦場に現れる。

エキシアは告げる。

教会勢は、これよりモント殿、あなたの指揮下に入ると。

その言葉を受けて、モントは礼を述べる。

ありがとう、とても助かる。本当にありがとう。

飾りではない。
心の底からの言葉だった。

その瞬間、クリスタル教会は孤立した存在ではなくなった。
共に戦う者となった。

だが――サーダリーの姿はない。

サーダリーは、教会と運命を共にすると決めた。
合流はしなかった。

それでも、モントは宣言する。

サーダリーの力が必要だと。

だから――

サーダリーを説得するため、
囁きと共に、教会へ向かう。

逃げるのではなく、
託すのではなく、

自らの足で、迎えに行くために。


サーダリーこそ来なかった。

だが――エキシアが来てくれた。

それだけでも、大きな意味がある。

しかも、クリスタル教会は連合の指揮下に入ると明言した。

これは単なる協力ではない。
戦う意志の表明だ。

クリスタル教会の力だけで、天異を倒せるとは思えない。

だが――

天異を倒すために、必要な条件であることは間違いない。

避けては通れない道だった。

これで、天異包囲網はまた一つ、強くなった。

残るは――サーダリー。

モントが、直々に向かう。

避け続けてきた対話が、ついに始まる。

その瞬間が、もうすぐそこまで来ている。

ページをめくる手が、止まらない。

もはや、見ている先が違う

その怒りは、もう届かない。

自然体で

リリシュたち、リオニス勢の作戦は功を奏していた。

信徒たちを、天異へと近づけさせない。
その一点に集中した行動が、確実に成果を上げている。

信徒たちは、足止めされている。

天異へ辿り着くことは、できない。

だが――天異もまた、黙ってはいない。

配下の魔物を生み出す。

そして、邪魔者であるリリシュたちへと差し向ける。

リリシュは、“祈り”と共闘する。

互いに背を預けながら、魔物を打ち倒していく。

確実に。
一体ずつ。

天異へ至る道を、守り抜くために。


その頃――ルティアルは苛立っていた。

計画が、崩れ始めている。

サーダリーが命を落とし、
ホムンクルスたちがどんな反応を見せるのか。

それをこそ、楽しみにしていた。

信徒たちを天異へと向かわせたのも、
その絶望の瞬間を見るためだった。

だが――

モントが、それを台無しにした。

モント。

あの男が、怒りで顔を歪ませる瞬間が見たい。

天異に勝てず、
絶望と屈辱に塗れながら、死んでいく姿を。

指を差して、笑ってやりたい。

そのために。

その瞬間のために。

ルティアルは――昏く嗤う。

新しい方法を、思いついたのだと。

モントとサーダリーが、手を取り合おうとしている。

世界が、変わろうとしている。

それなのに――

ルティアルは、まだそこにいる。

未来を見ていない。

ただ、自分の中にある小さな感情に縛られている。

少し前までは、
既存の枠に収まらない存在に見えていた。

だが、今は違う。

純粋な戦闘力でも、もはやモントに届かない。

そして何より――

見ている場所が違う。

モントは、前を見ている。

サーダリーもすぐに、前を見ることになる。

だが、ルティアルだけが。

過去の感情の中に、立ち止まっている。

だからこそ――

おいらの視線は、もうルティアルに止まらない。

彼女の未来は、もう見えている。

モントとサーダリーが結束する、その瞬間の。

踏み台として、そこにいる姿が。

終わりに

受け継がれたのは、力だけじゃない。意志そのものだった。

この節を読み終えた今――
おいらの中に残っているのは、勝利の高揚感でも、絶望の重さでもない。

「繋がった」という、確かな感触だ。

ヴァルーシュは敗れた。
それは、疑いようのない事実だった。

ガロウザという怪物の前では、
どれほどの覚悟も、どれほどの積み重ねも、決定的な差を覆すには至らなかった。

だが――

それでも、この敗北は無意味ではなかった。

ラヴィエスの太刀筋が、東方の系譜を明らかにし、
ガロウザ自身の口から、「東方の技を受け継ぐ者」と「五振りの刀剣」という条件が語られた。

それは、散らばっていた物語を強制的に収束させる“楔”だった。

モントも。
シュテルも。
そして、東方の技を継ぐすべての者たちが。

この戦いから、逃れられなくなった。

敗北したはずなのに――
物語は、確実に前へ進んでいる。

それが、この戦いの持つ本当の意味だったのだと思う。

そして、もう一つ。

この節で決定的に変わったものがある。

それは――モントの立ち位置だ。

クリスタル教会は、モントの指揮下に入ることを宣言した。
それは単なる戦力の増加ではない。

“世界が、モントを中心に回り始めた”という証明だった。

かつては、守られる側だった少年が。
誰かの決断に従うしかなかった王子が。

今は違う。

自ら選び。
自ら迎えに行き。
自ら背負おうとしている。

サーダリーのもとへ向かうという決断もまた、
その覚悟の現れだった。

逃げない。
押し付けない。
誰かに委ねない。

自分の手で、未来を繋ぐために。

その姿は、もう疑いようもなく――

王だった。

一方で、ルティアルは立ち止まっている。

彼女の見ているものは、未来ではない。
過去の感情と、歪んだ願望だけだ。

かつては、物語の中心にいたはずの存在が、
今は、物語の流れから取り残されている。

この対比は、あまりにも残酷だった。

進む者と、止まる者。

受け継ぐ者と、手放せない者。

その差が、はっきりと描かれている。

だからこそ――おいらには、はっきりと見えている。

これから始まるのは、“準備”ではない。

本当の戦いだ。

東方の系譜。
五振りの刀剣。
ガロウザという怪物。
そして、天異という世界の脅威。

すべてが、モントという一点へと収束していく。

まだ、足りない。

まだ、揃っていない。

それでも――

確実に、“その時”は近づいている。

だから、おいらは知っている。

これは、嵐の前の静けさなんかじゃない。

嵐の中心へと、踏み込んだ瞬間の静けさだ。

ページをめくる指が、やっぱり止まらない。

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