【FFBE幻影戦争】メインストーリー 第3部 第8章 第2節 【忌刀マサチカを求めて】

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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!

FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第8章 第2節 “忌刀マサチカを求めて”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!

この記事は、
幻影戦争のストーリーを「ちゃんと面白い」と感じていて、
その理由を自分なりに噛みしめたい人向けの感想まとめだよ!

目次

天異によるオウィス城の破壊

消えた《天異》

壊滅したオウィス城に、
モントたちが集まる。

だが、
意気消沈するワルトアに、
かける言葉が見つからない。

ワルトアは、
マクラッドに想いを寄せていたのだ。

「私は、何でもします」

そう言って、
ワルトアはモントに頭を下げる。

マクラッドが命を懸けて守ろうとした
このオウィスを、
どうか救ってほしい。

心の底からの願いだった。

モントは、
その想いを受け止める。

そして、
命を懸けて戦うことを誓う。

天異を倒さない限り、
アードラ大陸はいずれ滅びる。

だが――
肝心の天異は、
姿を消してしまった。

一体、
どこへ向かったのか。

――ワルトアは、
マクラッドのことが好きだったのか。

これは、
正直つらい。

「胸が張り裂けそう」とは、
まさにこのことだろう。

壊滅したオウィス城の惨状も、
あまりにもひどい。

それにしても、
ここにきて天異が姿を消すとは、
思ってもみなかった。

魂を喰らう、という
大きな目的は分かりやすい。

だが、
その目的を果たすための手段や、
途中にある小さな目的は、
どうにも見えづらい。

そこが、
天異という存在の不気味さなのだと思う。

物語が、
計算通りに積み上がっていかない。

その読めなさが、
不安であり、
同時に目を離せなくさせる理由でもある。

エキシアの体の崩壊は止められない…

蘇りという罪

エキシアの体から、
黒い煙が立ち上る。

天異との戦いで、
無理を重ねた結果だった。

《祈り》の力によって、
その痛みはいったん癒される。

だが、
それはあくまで応急処置に過ぎない。

魔法でも、
薬でも、
エキシアの体の崩壊は止められない。

――治らないのだ。

《祈り》は告げる。
天異は、
クリスタル教会へ向かった、と。

その言葉を聞いたエキシアは、
《祈り》に一つだけ頼みごとをする。

サーダリーへ、
伝えてほしい。

「待っている」と。

振り返ってみると、
天異とエキシアの戦いそのものは、
ほとんど描写されていなかった。

実際、
エキシアが相手にしていたのは、
天異の“本体”ではなく、
生み出された魔物たちだったのだろう。

天異は、
エキシアを明確な脅威として認識している。

それにもかかわらず、
自ら前に出て戦おうとはしない。

目的が、
どうにも見えづらい。

もっとも、
脅威だからこそ、
自分で相手をするのを避けた――
そう考えることもできるのだが。

ともあれ。

エキシアからサーダリーへの伝言が、
「待っている」
その一言だったこと。

これは、
あまりにも重い。

たった一言に込められた想いが、
重すぎて、
正直、簡単には読み解けない。

それでも思ってしまう。

エキシアが、
待っていてくれるのなら。

サーダリーは、
復活できるのではないか、と。

かつて、
何度も世界をやり直し、
大陸を思想的にまとめ上げた存在。

サーダリーが戻ってくるのなら、
これ以上に頼りになる存在は、
他にいない。

――まずい。

感情が、
勝手にスタンバイ完了している。

※バトルのみでシナリオ無し

エキシアの伝言

バトルのみでシナリオ無し

ルティアル姫の本性が、ついに…

無尽蔵の魔力

ルティアル姫の背後に、
ザザンが回り込む。

隙だらけの背中。
一瞬で決着がつく――
そう思われた。

次の瞬間、
地に倒れていたのは、
ザザンだった。

たった一撃。
ルティアルが放った魔法で、
ザザンは死んだ。

……ように見えた。

だが、違う。
これはザザンの十八番、
“死んだフリ”だ。

今度こそ、
完全な不意打ち。

再び、
ルティアル姫の命を狙う。

――しかし、無理だ。

圧倒的な魔力が、
ザザンの身体を粉砕する。

抵抗すら許されない。
文字通り、消し飛んだ。

ルティアル姫は、
自分の魔力を制御できない。

指輪があれば、
手加減はできた。

だが、
指輪がない今、
加減という選択肢は存在しない。

感情が高ぶれば、
それに呼応して、
魔力が無尽蔵に溢れ出す。

だから――
ザザンを殺した。

彼が死ねば、
悲しくなって、
魔力も落ち着くと思ったからだ。

だが、
後ろから命を狙う悪党では、
そこまでの悲しみは湧かなかった。

結果、
魔力は鎮まらない。

そもそも、
ルティアル姫が指輪をはめていた理由。

それは、
善意でも、信仰でもない。

再現なく湧き上がる
自らの魔力を抑えるためだった。

では、
指輪がなかったこれまで、
どうしていたのか。

ドランドとガーガスが、
その疑問をぶつける。

ルティアル姫は、
あっさりと答える。

僧兵を一人選び、
中庭へ連れて行けばいいだけだった、と。

そして――
死体を埋める場所が、
そろそろなくなってきて困っていた、とも。

この瞬間、
すべてが繋がる。

ルティアル姫は、
慈悲深い存在などではなかった。

慈悲は、
あくまで仮面。

人の不幸に首を突っ込み、
悲しみを“共有”することで、
自分の感情を鎮めていただけだった。

危険な獣がいるからと、
森を燃やしたこと。

水不足を理由に、
川の流れを変えたこと。

それらは、
村人を救うための行為ではない。

善行を装い、
人々を困らせ、
争いの火種を作る。

ただそれだけ。

ルティアル姫は、
「純粋な善意ゆえの狂気」などではない。

幼さゆえの残酷さ、
そういう類でもない。

すべては、
自分自身の魔力の高ぶりを抑えるため。

他人を殺すことに、
何のためらいもない。

しかも、
圧倒的に強い。

あのザザンを、
わずかな時間で完全に葬った。

思わず、
眉をひそめてしまうほどの狂気。

善か、悪か。

答えは明白。
間違いなく、悪。

――だが。

ここまで徹底していると、
一周回って、
目を奪われてしまう。

悪に徹するからこそ、
研ぎ澄まされ、
昇華される魅力がある。

ルティアル姫に心を奪われた人間が、
ごく一部でも、
絶対にいる。

そう思わせるだけの存在感だった。

※バトルのみでシナリオ無し

残酷な殺し方1

バトルのみでシナリオ無し

※バトルのみでシナリオ無し

残酷な殺し方2

バトルのみでシナリオ無し

ザッカルは小者

ハーヴァスの名

ヴィネラとダリアを諦めたガーヴルは、
次の目的として、
忌刀マサチカを探し始めていた。

そのガーヴルの前に、
一人の男が現れる。

刀匠ガハーヴァスの弟子――
ザッカルだ。

兄弟子ヴェルリックへの復讐を手伝ってほしい。
それが、
ザッカルの持ち込んだ依頼だった。

ザッカルには、
確かな鍛冶の腕がある。

だが、
致命的なものが一つ足りない。

――“名”だ。

二代目ハーヴァスを襲名できれば、
製造した武器を
武器承認ギルドにのみ卸すことができる。

それが、
ザッカルがガーヴルに提示した
最大のメリットだった。

……なるほど、とは思う。

だが、
同時に強く感じてしまう。

ザッカルは、
どうにも小者だね。

鍛冶の腕は本物なのだろうよ。
だが、
“名”に異様に固執し、
それを武器を売るための
単なる道具としてしか見ていない。

その姿勢が、
実に小さい。

ラメイガやルメイドと
手を組んでいるのも、
妙に納得がいく。

人間的ではある。
現実的とも言える。

だが、
物語の中で見るとどうか。

どうしても、
“やられ役”にしか見えない。

貴重なイケメン枠だっただけに、
正直、
もう少し期待していた。

その期待は、
見事に肩透かしを食らった。

そして――
肩の力は、
抜けたまま戻らない。

新キャラ、ヴェルリックとレミューレ登場

斬鬼刀

武器商人ギルドの兵士たちが、
レミューレを捕らえる。

その光景を目にしたヴェルリックは、
怒りを隠そうともせず、
ギルドの兵士たちに刃を向けた。

そこへ、
ガーヴルが現れる。

さらに、
ザッカルも姿を見せる。

ザッカルの主張はこうだ。

本来、
自分が手に入れるはずだったものを、
ヴェルリックとレミューレが結託し、
師であるハーヴァスを陥れた――
というものだった。

だが、
レミューレは即座に異を唱える。

そもそも、
ヴェルリックとザッカルの一騎打ちで、
すべてを決めるはずだった。

それにもかかわらず、
まるで自分が騙されたかのように語るのは、
言語道断だと切り捨てる。

正論だった。

思わず、
ザッカルは言葉に詰まる。

そのやり取りを見届けたガーヴルは、
本題に入る。

六振りの刀剣の一つ、
――斬鬼刀。

それを渡すよう、
ヴェルリックに告げる。

ヴェルリックは条件を出す。

レミューレを解放すること。
それと引き換えに、
斬鬼刀を渡す。

ザッカルは慌てる。

ガーヴルにとってはそれでいいのかもしれない。
だが、
自分の復讐はどうなるのか。

だがガーヴルは、
興味なさげに告げる。

「勝手にやってくれ」

ならば、
勝手にやるまでだ。

ザッカルは、
そう心を決める。

次の瞬間――

ザッカルは、
背後から短剣で
ガーヴルを突き刺した。

そして、
斬鬼刀を奪い取る。

そこへ、
ルメイドとラメイガが姿を現す。

そもそも、
ガーヴルは力ずくで
武器承認ギルドの長の座を奪った男だ。

今度は、
奪う側から、
奪われる側に回った。

ただそれだけの話だ。

ルメイドとラメイガは、
倒れたガーヴルを嘲笑する。

――ザッカル。
そして、
ルメイドとラメイガ。

いずれも、
大物とは言い難い。

だが、
知恵は回った。

化かし合いの結末は、
彼らの勝利で、
ガーヴルの敗北だ。

背後から刺すなど、
卑怯極まりない。

……それでも。

だからこそ、
完全に意表を突かれた。

思わず息を呑む、
鮮やかな裏切りだった。

エルドリックの信じる生き方

この三人なら……

瀕死のガーヴルを助けに現れたのは、
意外にもエルドリックだった。

マシュリーに、
ヴィネラとダリアのことを告げるために離れていた彼が、
ここにきて戻ってきたのだ。

「大丈夫だ。
急所は外れている」

そう言って、
エルドリックはガーヴルを見下ろす。

だがガーヴルは、
疑念を隠そうともしない。

「俺を裏切った。
それなのに、なぜ戻ってきた」

エルドリックは、
静かに首を振る。

裏切ったつもりはない。

確かに、
イーザグの民は虐げられてきた。

だからこそ、
恨みを晴らすために、
復讐を誓って生きてきた。

それは否定しない。

だが――
マシュリーは、
イーザグの民であるヴィネラを
「義姉上」と呼んでいた。

そして、
ホルンという国は、
エルドリックを差別しなかった。

「おれたちを、
普通の人間として扱ってくれる人は、
ちゃんといる」

「だから、もうやめよう」

「憎しみは、
新たな憎しみを生むだけだ。」

「対立を激化させ、
何も残さない。」

「出直そう、ガーヴル」

「お前は、友だ」

「見捨てることなんて、
できない」

――だが。

「くだらない。
お涙ちょうだいは、
そこまでだ」

ルメイドとラメイガが、
吐き捨てる。

その直後、
ヴァルーシュとヴェルヌが姿を現し、
場の空気は一変する。

戦いが、
避けられなくなった。

そして、戦いは一瞬で決着がつく。
ヴァルーシュたちの勝利だ。

――エルドリック。

主人公ムーブの化身とでも言うべき存在が、
ここでも、
強烈な一撃を叩き込んできた。

語る言葉のすべてが、
揺るぎない正義感に貫かれている。

それは、
甘さではない。

未来を信じることを、
選び続けてきた者の生き様だ。

モントやアリムと並ぶ、
間違いなく主人公の器。

ここまでくると、
ルメイドやラメイガの存在など、
正直どうでもよくなってくる。

そう思いながら、
心の中では、
もう次のページをめくっている。

最強の狂姫ルティアル

ルティアル乱心

ガーガスとドランドが、
思わず言葉を失うほど――
ルティアル姫は、強かった。

囁きが駆けつけるまで、
何とか時間を稼ぐ。

そのつもりだった。

だが、
そんな悠長な話ではない。

このままでは、
生き残れそうにない。

二人は、
逃げるしかなかった。

逃走の果てに、
囁きと遭遇する。

ルティアル姫が、
どれほど危険な存在か。

必死に伝えるが、
囁きの関心は別にあった。

サーダリー。

彼を案じ、
囁きは地下研究所へと向かう。

――その頃。

雲散霧消したはずの
アムネリスの意識体が、
再び姿を現す。

しかも、
今度は“本物”だった。

アムネリスは、
いざという時のために
魔力を温存していたのだ。

彼女は、
ギルガメッシュに語る。

天異は、
外部からの攻撃で疲弊させる。

生まれた隙を突き、
精神を乗っ取る。

それが、
本来の計画だった。

だからこそ、
天異と融合した。

だが――
想定外の事態が起きた。

天異は、
あまりにも多くの魂を喰らい、
血に狂ってしまった。

僅かに残っていた理性は消え、
もはや、
殺戮のみがすべてとなった。

アムネリスは、
ギルガメッシュが作っていた
甲冑の話を持ち出す。

ギルガメッシュは答える。
それは、
シュテルに授けた、と。

だが、
違う。

アムネリスが言っているのは、
“もう一つの鎧”だ。

ギルガメッシュは、
言葉に詰まる。

その鎧は、
まだ完成していない。

完成させるには、
膨大な魔力が必要だった。

だが、
ギルガメッシュには、
もはやその力が残っていない。

――いや。

アムネリスは見抜いていた。

彼には、
まだ隠している魔力があるはずだと。

ギルガメッシュは、
静かに認める。

アムネリスの思念を
実体化させるために、
温存していた魔力がある、と。

だが、
もう迷っている時間はない。

「……これが、
本当の別れか」

ギルガメッシュは、
悲しげに呟く。

これが、
最後の時間。

だからこそ、
彼は本心を口にする。

本当は、
一緒に元の時代へ戻りたかった。

天異のことなど忘れて。
民の行く末を憂うこともなく。

ただ、
日常の中で。

アムネリスと、
共に生きたかった…。

二人が温存していた
膨大な魔力が、
未完成の鎧を完成させる。

そして――
その鎧を身に纏ったのは、
ギルガメッシュだった。

――アムネリスも、
エキシアも。

何度も、
世界のために身を捧げ、
戦い続けてきた彼女たち。

それでも、
幸せになれない。

それが、
ただただ、辛い。

見知らぬ誰かのために、
迷いなく力を振るえる彼女たちこそ、
幸せになるべきなのに。

アムネリスとの永遠の別れは、
こんなにも唐突に訪れるのか。

……涙で、
明日が見えない。

終わりに

第3部 第8章 第2節「忌刀マサチカを求めて」。

この節は、戦いの節目というより、
世界が“軸ごと”ねじれていく感覚が濃かった。

まず、オウィス城の壊滅。
そこに残ったのは瓦礫だけじゃない。
「守りたい」という気持ちと、
それでも救えなかった現実だ。

ワルトアの「私は、何でもします」が刺さったのも、
きっとそのせいだと思う。
言葉が強いんじゃなくて、
言葉以外が全部崩れてしまった人間の声だからだ。

そしてエキシア。
黒煙、痛み、応急処置。
“治らない”という断定。

この節は、希望を見せるのが上手いくせに、
希望に優しくない。

それでも、エキシアは言う。
サーダリーに――「待っている」と。

たった一言で、
人間の心をここまで揺らすことがあるんだな、と。
しかもあのサーダリー相手に、だ。
そりゃあおいらの感情も勝手にスタンバイ完了する。
この一言は、蘇りを“救い”じゃなく、
“罪”として引き受ける覚悟にも見えた。

一方で、ルティアル姫。
こっちはもう別方向にヤバい。

ザザンの死んだフリすら通じない。
手加減の概念が存在しない。
悲しみを利用して自分を鎮め、
そのために他人の不幸を増やす。

「純粋な善意ゆえの狂気」なんて可愛いものじゃなくて、
善を装った“機能”としての悪
しかも圧倒的に強い。
怖いのに、目が離せない。
悪役としての完成度が高すぎる。

そしてここからの、武器承認ギルド周り。
ザッカル、ルメイド、ラメイガ。
小物は小物。
でも小物だからこそ、
裏切りと打算が生々しくて、物語が“現実の匂い”を帯びる。

ガーヴルが刺され、
状況が反転するところは、
嫌悪と面白さが同居して、思わず息を呑んだ。

そこへ差し込まれるエルドリックの思想。
この人、やっぱり主人公ムーブの化身だ。

虐げられた過去を否定せず、
それでも憎しみの連鎖を断ち切ろうとする。
「出直そう」「お前は友だ」って、
言うだけなら簡単だけど、
戻ってきて助けに来るのが本当にズルい。
信用してしまう。

……そして、最後に持っていかれた。

ルティアルの狂気が暴れている同じ節で、
アムネリスが“本物”として蘇り、
ギルガメッシュが「本当は一緒に戻りたかった」と告げる。

この対比が残酷すぎる。
片方は生の暴走。
片方は別れの静けさ。

アムネリスも、エキシアも、
何度も世界のために身を捧げてきた。
見知らぬ誰かのために、何度も戦ってきた。
なのに、幸せになれない。

それがただただ辛い。

泣いていい。
この節は、泣いていいやつだ。

次の節では、
忌刀マサチカがどう物語を動かすのか。
サーダリーは本当に戻るのか。
そして、ルティアルという“最強の狂姫”を
誰が止められるのか。

不安で、怖くて、
でもページをめくらずにはいられない。

……涙で明日が見えないまま、
おいらは次へ進むよ。

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