【FFBE幻影戦争】メインストーリー 第3部 第5章 第3節 【血はつながっていなくとも】

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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!

FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第5章 第3節 “血はつながっていなくとも”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!

この記事は、
幻影戦争のストーリーを「ちゃんと面白い」と感じていて、
その理由を自分なりに噛みしめたい人向けの感想まとめだよ!

目次

義兄妹の誓い

どっちが?

オルドアは、
アライアと義姉妹の誓いを交わそうと、やけに躍起になっていた。

その様子に、
思わず笑ってしまうグリファード。

だが、
オルドアはそれに憤る。

冗談ではない。
オルドアは、本気なのだ。


オルドアには、親兄弟がいない。
だからこそ、家族というものに、強い憧れを抱いている。

豪放磊落な雰囲気とは裏腹に、
どこか寂しがり屋な一面を持っている。

それを察したのか、
グリファードは、ふと思いついたように言う。

「じゃあ、俺と義兄妹の誓いでも結ぶか?」

グリファードにも、身寄りはなかった。


次の瞬間、
オルドアは突如、グリファードを殴り飛ばす。

何が起きたのか分からず、
目を丸くするグリファード。

だがオルドアは、
まるで同志を見つけたかのように、
ニヤニヤしながらグリファードをからかい始める。


グリファードに、
家族への憧れなど、特別あるわけじゃない。

単純に、
オルドアが可哀想だっただけだ。

だが、
オルドアはそんな説明など聞いていない。

そこまで言ってくれるなら――
無碍にはできない。

そう言わんばかりに、
喜色満面の表情を浮かべる。

こうして、
オルドアはグリファードの“義妹”になった。

「兄サマ」と共に、
アライアの様子を見に、
ランダル城へと向かう。


最初は、
「義兄妹の誓いにこだわりすぎだろ」と思っていた。

でも、
それは家族への憧れの裏返しだった。

ギャグパートかと思いきや、
一転して胸に来る流れ。

オルドアが、少し可哀想に見えたところで、
グリファードが義兄に就任する。

……これは、
真顔を維持できなかったよw

オベロンの狂気

アライアの帰還

オベロンとアライアは、再会を果たす。

二人は、強く抱きしめ合った。

だが――
抱擁もそこそこに、アライアは遠慮がちに問いかける。

なぜ兄上は、ランダル城にいるのか。
なぜ、ジェーダンを裏切ったのか。

オベロンは、淀みなく答える。

裏切ってなどいない。
今でも、自分はジェーダンに忠誠を誓っている、と。

それならば――
なぜジェーダンを襲い、
指輪を奪い、
ランダル城を占拠し続けているのか。

当然の疑問を、アライアは重ねる。

オベロンの答えは、こうだ。

「本物のジェーダン様がお戻りになるまで、
私はこの城と玉座を守り続ける」

――本物の、ジェーダン?

アライアは、思わず呟いてしまう。

オベロン曰く、
本物のジェーダンであれば、
リオニスに協力を仰ぐこともない。
サーダリーに後れを取ることもない。

だから、
あれは偽物だった。
だから、自分が斬ったのだ、と。

それならば、
本物のジェーダンは、どこにいるのか。

そう問うアライアに、
オベロンは言う。

このくだらない戦に辟易し、
姿を隠しているのだ、と。

だが――
必ず戻ってくるとも、信じて疑わない。

迎えるための準備として、
銃を作らせている。

ジェーダンにふさわしい、
ジェーダンにしか扱えない、究極の銃。

その銃さえあれば、
本物のジェーダンは、必ず帰ってくる。

そう語るオベロンの表情は、
心の底から嬉しそうだった。

その姿を見つめながら、
アライアは、ただ悲しげに兄を見ることしかできない。


アライアは、
ガーンズバックからも、オベロンの様子を聞かされていた。

まずは、
ジーターをどうにかしなければならない。
そう考え始める。

一方で、
リベルカとネアは、エフィンジャーの様子を見に来ていた。

だが、
重傷を負ったはずのエフィンジャーの姿は、どこにもない。

復讐のために、
ジーターを追ってランダル城へ向かった可能性が高い。


オベロンが、
アライアと再会できた。

それ自体は、喜ばしいはずだ。

……はずなのに。

オベロンの狂気は、
あまりにも、はっきりと見えてしまった。

本物のジェーダンと、偽物のジェーダン。
その区別自体が、まず歪んでいる。

究極の銃を用意すれば、
戻ってきてくれるという発想も、論理が飛躍している。

そして何より――
それを、嬉しそうに実の妹へ語る姿。

背筋が、ずっと寒いままだ。

単体の戦闘能力で言えば、
おそらく今のオベロンは、誰よりも強い。

それなのに、
精神は、驚くほど脆い。

……もっとも。

この危うさこそが、
オベロンという人物の、
“壊れてしまった英雄”としての最大の魅力なのかもしれない。

アライアとシャルゼの協力関係

闇に沈む森

アライアは、ジーターの部屋を訪れる。

だが――
そこに現れたのは、ジーターではなかった。

シャルゼだ。

彼女は、まるで待っていたかのように現れ、
こう持ちかける。

「手を組まない?」

アライアの目的は明確だ。
ジーターが裏切ったという、確かな証拠が欲しい。

一方で、
シャルゼの望みも分かりやすい。

オウィスへ、戻りたい。

利害は一致している。
少なくとも、表向きは。

アライアからすれば、
シャルゼとの協力は、決して悪い話ではない。

だが問題がある。

アライアには、
シャルゼをオウィスへ戻すだけの力がない。

それを理解したうえで、
シャルゼは言う。

「オベロンに、口添えしてくれればいい。それだけでいいわ」

……それだけで?

あまりにも、軽すぎる条件。

だが――
追い詰められた状況の中で、
アライアは、その提案を受け入れてしまう。

二人は、協力関係を結ぶ。

シャルゼからジーターの情報を得たアライアは、
すぐさま、彼の後を追う。

そして――
去っていくアライアの背中を見送りながら、
シャルゼは、冷ややかに呟く。

「悪いけど……死んでもらうわ」

その声には、
一片の迷いもなかった。


アライアは、聡明な人物だよね。
それなのに、なぜシャルゼを信じてしまうのか。

シャルゼなんて、
信用できる要素が一つもない。

どう考えても、
極めて“極悪”の部類だ。

……でも。

それが分かるのは、
あくまでプレイヤー視点だからなんだよね。

アライアの立場からすれば、
余裕のない現状の中で、
「信じてしまってもおかしくない」程度には、
シャルゼは信用できる存在だったのかもしれない。

だからこそ、
この展開が、つらい。

自分のことしか考えていないシャルゼが、
また一つ、盤面を動かした。

それが分かっているだけに、
どうしようもなく、もどかしい。

胸の奥を、
思わずかきむしりたくなる。

シャルゼとジーターの罠

おやすみなさい1

シャルゼに言われるがまま、
アライアは森の奥へと足を踏み入れる。

だが――
いくら待っても、ジーターの姿は見えない。

すでに城へ戻ったのか。
それとも……。

いや、まさか。
シャルゼの嘘?

そう疑念がよぎった、その瞬間。

アライアは、ジーターの姿を見つける。

ジーターは語る。
サーダリーが失意のあまり、姿を見せなくなったこと。
金で雇われていた傭兵たちが、次々と姿を消したこと。

つまり――
クリスタル教会の戦力が、確実に低下しているという事実。

だが、
ジーターはそれを「危機」ではなく、
むしろ好機だと捉えていた。

そもそも、
金で雇った連中など必要ない。

必要なのは、
サーダリーを心から信じる信者たちだけ。

純粋な信仰こそが、
教会を支える力になるのだと。

その瞬間、
アライアが姿を現す。

今の言葉を聞いた以上、
もはや疑いようがない。

ジーターは、裏切っている。

だが――
気づいた時には、遅すぎた。

アライアは、
周囲を僧兵たちに囲まれてしまう。

そして、
そこへ姿を現す、もう一人。

シャルゼだ。

そう。
すべては――
シャルゼとジーターが仕組んだ、罠だった。

「おやすみなさい……永遠に。」

その言葉は、
あまりにも穏やかで、
あまりにも残酷だった。


正直に言えば、
シャルゼの罠が、あまりにも早く、
そしてあまりにも綺麗に決まりすぎた。

兄を心配するあまり、
たった一人でここまで来てしまったアライア。

その軽率さが、
どうしても悔やまれる。

……けれど。

だからこそ、なんだよね。

ここまで追い詰められたからこそ、
“とある義兄妹”の存在が、
頭から離れなくなってしまう。

嫌な予感と、
抑えきれない期待が、
胸の奥でせめぎ合っている。

※バトルのみでシナリオ無し

おやすみなさい2

バトルのみでシナリオ無し

シャルゼの真意

王族の権利

窮地に追い込まれたアライアを前にして、
シャルゼは、どこか嬉しそうに語り始める。

「私は、オウィスさえ取り戻せれば、それでいい」

逆らう者は、すべて殺す。
殺していけば、
生き残った者たちは、すぐに逆らわなくなる。

そうなれば――
美味しいものだけを食べ、
好きなだけ着飾り、
思いのままに贅沢ができる。

私は、王族として生まれてきた。
平民を支配する権利がある。

ありったけの贅沢をして、
みんなに羨まれて生きたい。

あまりにも露骨で、
あまりにも俗物的な欲望。

その言葉の数々に、
アライアは、ただ絶句するしかなかった。


王族の権利を、ここまで履き違えた物言いも珍しい。

だが――
そのあまりの清々しさに、
逆に背筋が寒くなる。

モントのように、
自分を犠牲にしてでも、
誰かのために生きようとする人間がいる一方で。

シャルゼのように、
他人を犠牲にすることを前提に、
自分の幸福だけを突き詰める者もいる。

価値観の多様性、という言葉で片づけることも、
理屈の上ではできるのかもしれない。

けれど――
他人の人生を踏みにじり、
理不尽を当然のものとして押し付ける思考を、
受け入れることはできない。

言葉よりも先に、
怒りだけが、胸の奥から込み上げてくる。

アライアの逆転

想像するだけで1

シャルゼは、
オベロンのことを
「愚かな選択をした、バカな兄だ」と罵る。

それに対してアライアは、
はっきりと言い返す。

兄上は、賢明な判断をした――と。

なぜなら。
これほどまでに性根の腐った女と、
姻族の関係を結んでいたとしたら。
それは、末代まで語り継がれる恥だからだ。

言葉を重ねる間もなく、
事態は動く。

アライアの危機に、
エフィンジャーが姿を現す。

続けて、
オルドアも駆けつける。

なお――
グリファードはこの場にいない。

オベロンに事の次第を知らせるため、
すでに動いているからだ。

予想外の乱入。
思わず、ジーターは言葉を失う。


アライアの危機から、
一転しての怒涛の展開。

常に余裕を崩さなかったジーターが、
言葉を失っている。

それだけで、
この場の空気が一変したことがわかる。

――期待が、
感情のハンドルを、
完全に握り始めた。

※バトルのみでシナリオ無し

想像するだけで2

バトルのみでシナリオ無し

※バトルのみでシナリオ無し

想像するだけで3

バトルのみでシナリオ無し

ジーター敗北

罪を償うまで

アライア、オルドア、エフィンジャー。
三人は、クリスタル教会の僧兵と、
シャルゼ、そしてジーターを相手取り、完全に圧倒する。

もはや、
ジーターに余裕はない。

策も、逃げ道も尽きた末に――
ジーターは、アライアに敗れる。

そこへ、
オベロンが姿を現す。

ジーターは、
オベロンの手配によって拘束され、連行されていった。

オベロンは、
グリファードに礼を述べる。

アライアもまた、
オルドアに礼を告げる。

それだけではない。
体に気をつけろ、と気遣う。

「なぜなら――
あなたは、私の大事な義妹なんだから」


竜の血脈の力を発揮したのか、
この場のアライアは、圧倒的に強かった。

ここまで物語を巧みに動かしてきたジーターを、
真正面から打ち破ったのだ。

あれほど周到だったジーターの敗北は、
驚くほど、あっけなかった。

だからこそ、
引っかかる。

ジーターの行動指針や、
彼なりの背景は、
まだプレイヤーに語られていない。

このまま、
物語から完全に退場するとは、どうしても思えない。

どこかでまた、
盤面を大きく揺らす存在として、
戻ってくるはずだ。

――もっとも。

今はそれよりも。
オルドアが、
アライアに“義妹”として認められたことを、
素直に祝いたい。

胸の真ん中あたりが、
少しだけ、暖かくなった。

終わりに

第3部 第5章 第3節は、
戦況が動いたというよりも、
人と人の「結び直し」が描かれた章だったと思う。

血のつながり。
家族という言葉。
王族であることの意味。
信じるという行為の重さ。

それぞれが、
軽く扱われがちなテーマなのに、
この章ではことごとく、真正面から突きつけられていた。

オルドアは、
義兄妹という形で「居場所」を手に入れた。

アライアは、
ランダルの王妃である以前に、
誰かの妹であり、誰かに守られる存在であることを、
ようやく許された。

一方で、
シャルゼとジーターはどうだったか。

彼らもまた、
自分なりの“正しさ”を掲げて動いていたはずなのに、
その正しさは、
他者を踏みにじることでしか成立しなかった。

だからこそ、
破綻は避けられなかったんだと思う。

オベロンの狂気も、
ジーターの敗北も、
シャルゼの醜悪な本音も――
どれも「悪だから倒された」わけじゃない。

選び続けた結果として、そうなっただけだ。

そしてその対比として、
血はつながっていなくとも、
手を差し伸べ、受け取ることはできる。

この章が描いたのは、
そんな当たり前で、
でもとても難しい真実だった。

ジーターは去った。
……ように見える。

けれど、
あれほど盤面を読める男が、
このまま物語から消えるとは思えない。

きっとまた、
形を変えて、
物語を揺らしに戻ってくる。

それでも今は――
その先の不安よりも。

「兄サマ」と呼ばれ、
「義妹」だと認められた、
あの一言を大切にしたい。

胸の奥が、
少しだけ暖かくなる。

そんな終わり方でいい。

この章も、
ちゃんと“心に残る章”だったね

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