【FFBE幻影戦争】メインストーリー 第3部 第5章 第1節 【虐げられし者たち】

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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!

FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第5章 第1節 “虐げられし者たち”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!

この記事は、
幻影戦争のストーリーを「ちゃんと面白い」と感じていて、
その理由を自分なりに噛みしめたい人向けの感想まとめだよ!

目次

小悪党たち、再び。

森の密談

ルティアルが、クリスタル教会に保護されている。
その事実が、シャルゼにはどうしても気に食わなかった。

ルティアルが生きている限り、
シャルゼがオベロンの正室になることはできない。
そして、オウィスを手に入れることもできない。

だからシャルゼは、
ザザンを呼び出す。

目的はただ一つ。
ルティアルの暗殺だ。

ザザンは、
かねてよりクリスタル教会を乗っ取ろうと画策している。

サーダリーの時代は、
もはや終わったと見ているからだ。

エキシアが去り、
サーダリーは抜け殻のようになっている。
それを察して、
教会を離れていった腕利きも少なくない。

今、サーダリーに忠誠を誓っているのは、
親衛隊と、教会の信者くらいなものだ。

それでも――
クリスタル教会という組織そのものが、
巨大であることに変わりはない。

だからこそ、
ザザンはそこを狙う。

その時、
ヴィクトラとルアーサは、
突如襲いかかってきたザザンと戦闘を開始した。

だが戦いの果て、
互いの目的と立場を知った四人は、
奇妙な形で意気投合する。

シャルゼは、
オウィスを手に入れるため、
ルティアルさえ始末できればそれでいい。

ルアーサは、
面白いことができれば、それでいい。

ヴィクトラは、
金さえ手に入れば、それでいい。

ザザンの目的は相変わらず見えないが、
とにかく教会を乗っ取りたい、
それだけははっきりしている。

ヴィクトラとルアーサ。
そして、ザザン。

最近、姿を見かけなかった悪党たちが、
またぞろ表舞台に現れてきた。

考えていることは、
やっぱりロクでもない。

サーダリーは、
確かに道を踏み外している。

けれど、
だからといって、
こんな連中に食い物にされていい存在じゃない。

抜け殻のようになってしまったサーダリーが、
おいらは心配でならない。

心が、
落ち着く場所を、見失っている。

天異は”居る”だけで脅威

《天異》の爪痕1

モントは、《天異》が近くを通り過ぎた村の視察に向かった。

――ただ、通り過ぎただけ。
それだけのはずなのに、村は散々な有様だった。

家屋は押し潰され、
地面は抉られ、
生き残った者たちは、言葉を失って立ち尽くしている。

戦闘があったわけではない。
《天異》は、そこに“いただけ”だ。

それだけで、これだ。

モントは、静かに村を見渡し、
そして一人、呟く。

「……絶対に、許せない」

《天異》は、
とてつもなく硬い装甲で全身を覆われている。
生半可な攻撃は、まず通じない。

モントは語る。
アードラ大陸のすべての者が力を合わせれば、
きっと勝てるはずだ、と。

だがシュゼルトは、疑問を呈する。

兵の数を増やしただけで、
本当に解決するのか。

その問いに、
モントは即答できない。

それでも――
「各国の団結は不可欠だ」と、彼は続ける。

天異の情報を共有し、
互いに助け合えば、
少なくとも被害を減らすことはできる。

そして、その間に。
《天異》の固い装甲を貫く手段を見つけ出せれば、
きっと、勝機は生まれる。

各国の団結の象徴の一つとして、
クリスタル教会がある。

だが、サーダリー本人を
いきなり説得するのは難しい。

そこで、
シュゼルトとリリシュが名乗りを上げる。

サーダリーを崇める信者は、今も数多く存在する。
その信者たちを守るために、力を貸してほしい――。

教会の幹部を説得できるだけでも、
確実に一歩前進になるはずだ。

ようやく、
モントの真意が見えてきた。

さすがに彼も、
各国が団結するだけで
《天異》に勝てるとは思っていなかったらしい。

団結は、あくまで時間稼ぎ。
本当の勝ち筋は、
別の方向で探すつもりなのだ。

その冷静な判断に、
胸につかえていたものが、少しだけ落ちた。

……とはいえ。

時間を稼いだ先に、
本当に“答え”が見つかるのか。
その保証は、どこにもない。

《天異》は、
こちらの想像を、
いつも軽々と超えてくる。

安心できるはずなのに、
どうしても、
不安のほうが先に立ってしまう。

天異の脅威

《天異》の爪痕2

グラセラ、カディア、カエアンの三人は、
モントからの要請を受け、ホルン城へと向かっていた。

目的は一つ。
次に《天異》が目覚めたとき、
いざという時にはホルン城から逃げるよう、
マシュリーに伝言するためだ。

戦うためではない。
逃げるための準備だ。

その事実が、
状況の深刻さを何よりも物語っている。

《天異》の圧倒的な脅威は、
各地で、これでもかというほど描かれている。

まともに戦ったわけじゃない。
ただ、通り過ぎただけ。

それだけで、
村は壊滅した。

《天異》は魂を喰らい、
進化を続けている。

止まらない。
衰えない。
むしろ、強くなっている。

それなのに――
《天異》に対抗しようとする側は、
いまだ統一的な協力すらできていない。

すでに高みにいる相手に対して、
こちらは足並みすら揃えられていない。

差は、
埋まるどころか、広がる一方だ。

この、どうしようもないもどかしさ。
嫌な汗が、止まらない…

ガーガスとドランド再び

売られたケンカは……1

ヴィクトラ、ルアーサ、ザザンの三人は、
ガーガス、ドランドと合流する。

ザザンは、
ガーガスとドランドを、
クリスタル教会を乗っ取るための仲間に引き入れるつもりだった。

だが二人には、
どうしても越えられない事情がある。

ナドルが、
サーダリーに人質として取られているのだ。

サーダリーを裏切ることはできない。

そうして、
ヴィクトラとルアーサ

ガーガスとドランド。

売られたケンカは、そのまま戦いへと発展する。


戦いは、
互いの力を、互いが理解することで収束した。

敵としてぶつかり合ったからこそ、
力量も、立場も、はっきり見えた。

その結果、
五人は同じ卓につく。

目的は一つ。
クリスタル教会を、乗っ取ること。

正面から攻めれば、
大量の僧兵が立ちふさがる。
力押しでは、まず勝てない。

ならば――
サーダリー殺害計画が露見しないうちに、隠密で動く。

親衛隊さえ始末してしまえば、
いかにサーダリーが強大だとしても、
五人がかりなら、勝てるはずだ。

そう判断し、
五人は動き出す。

……正直に言う。

サーダリーは、
歴史を何度も繰り返し、
圧倒的な魔力を得た存在だ。

モントでも、
ジェーダンでも、
勝てなかった相手だ。

いくら
ヴィクトラ、ルアーサ、ザザン、ガーガス、ドランドが
強者揃いだとしても――
どう考えても、勝てる気がしない。

確かに、
今のサーダリーは、
エキシアを失い、抜け殻のようになっている。

だからこそ、
「今なら勝てる」と思ってしまうのも、分からなくはない。

でも。

抜け殻のまま、
何の抵抗もなく倒されるサーダリーなんて、
そんな物語の展開が、あるわけがない。

どう考えても、
やめた方がいい。

サーダリーの力を甘く見ている五人が、
残念でならない。

正直に言ってしまえば――
胸の高鳴りが一切ない。

※バトルのみでシナリオ無し

売られたケンカは……2

バトルのみでシナリオ無し

ヴィネラたち、再び

巡礼

ヴィネラ、ティレル、キルフェ、タイタス、チェル。
五人は、ダリアを守るため、旧リケロス領へと向かっていた。

だが、その道中。
クリスタル教会の僧兵が、彼らの後を追ってくる。

狙いは、もちろんダリアだ。

久々の、ヴィネラたちの出番。

ここ最近は、
ザザンやヴィクトラ、ルアーサといった面々の動きが目立っていたが、
それと同時に、
クリスタル教会に関わる描写も、明らかに増えてきている。

教会のトップであるサーダリーこそが、
今や“受け皿”になっている。

……いや。
正確には、
サーダリーが抜け殻になってしまったからこそ、
クリスタル教会そのものが揺らいでいる。

世界を救うために、
正しくあろうとしたサーダリー。

そのはずだったのに、
一歩、また一歩と、
着実に危機へと近づいてしまっている。

心が、
落ち着く場所を、見失っている。

※バトルのみでシナリオ無し

僧兵の襲撃

バトルのみでシナリオ無し

ガーブル、再び

戻ってきた理由

ダリアを奪おうとする僧兵は、
次から次へと現れ、数にキリがない。

その中に――
ガーブルの姿まであった。

ここでヴィネラとチェルは判断する。
正面から相手をし続けるのではなく、
リケロス城へと逃げ込む。

ガーブルも、ここに来て久々の登場だ。

姿を見た瞬間、
正直、背筋がヒヤリとした。

けれど――
冷静に考えれば、リケロス城はすぐ近くだ。

城にさえ辿り着けてしまえば、
そこにはランダルの将兵が控えている。

状況だけを見れば、
たしかに危機的。
だが実情は、
そこまで追い詰められているわけでもない。

良くも悪くも――
心拍数が、上がらない。

ル・シア再び

《陽炎》と教会

リケロス城へ逃げ込んだ――
そう思われたヴィネラとチェルだったが、
城内にランダル勢がいることを察し、
二人は再び引き返す。

そして、
そこに現れたのが、
ル・シア率いる《陽炎》だった。

教会と結託している武器商人ギルドなど、
恐るるに足らず。

そう言わんばかりに、
ル・シア率いる《陽炎》は、
ガーブル率いる僧兵たちへと戦いを挑む。

推しも推されぬ真の主人公は、もちろんモントだ。

だが、
「もう一人の主人公を挙げろ」と言われたなら、
間違いなくジェーダンの名が浮かぶ。

そのジェーダン麾下のル・シアが、
ここで姿を現した。

たとえ、
ル・シアがガーブルに勝てないとしても、
負ける姿は、どうしても想像できない。

ましてや、
ダリアを奪われてしまうなど、
一ミリも思えない。

ランダルによるダリア保護。
その流れに、
思わず安心感すら覚えてしまう。

カムラルとジノーク再び

争う理由

ル・シアは、
余裕をもってガーブルを撃退する。

ガーブルは、
驚愕した表情のまま、その場から逃亡した。

そこへ、
アドラード率いる《壮麗》が駆けつける。

こうして、
ランダルとホルンの戦が始まる――
かに見えた。

だが、
そもそも決着をつける必要はない。

このまま、
アドラードたちはヴィネラたちを連れて、
無事に帰還できそうだ。


そんな中で動き出したのが、
カムラルとジノークだった。

二人は、
「今こそが好機」だと判断し、
弱ったランダル勢を倒すことを決意する。


やはり、
ガーブルはそこまで強くなかったのだろう。

ル・シアに敗れるようなら、
その程度の器、ということだ。

そして、
カムラルとジノークも相変わらずだ。

弱った相手を狙い、
復讐を果たそうとする――
小悪党らしい動きにしか見えない。

正直に言えば、
カムラルとジノーク程度の戦力で、
ランダルに勝てるとは思えない。

ガーブルもそうだが、
ランダルに挑むなら、
それなりに力を集める必要があるはずだ。

それなのに、
なぜこの程度で勝てると思ってしまうのか。

あまりにも、
見通しが甘すぎる。

こちらとしては、
どうしても冷めた目で見てしまう。

遠くから、
冷静に俯瞰して眺めてしまう――
そんな感覚だ。

終わりに

今回の「虐げられし者たち」は、
物語として派手な逆転やカタルシスがある章じゃない。

その代わり、
世界がどんどん“嫌な形”に歪んでいく過程を、
これでもかというほど見せつけてくる章だったと思う。

サーダリーが道を踏み外した結果、
世界が少しずつ壊れていく――
そんな単純な話ですらない。

彼が抜け殻になったからこそ、
クリスタル教会という巨大な組織が、
悪意や欲望の“受け皿”になってしまっている。

シャルゼ、ザザン、ヴィクトラ、ルアーサ。
目的はバラバラなのに、
利害が一致した瞬間に、あっさりと手を組む。

正しさも、理想もない。
あるのは、
「今、奪えるかどうか」だけ。

その軽さが、
逆に不気味だ。

一方で、《天異》はというと――
戦ってすらいない。
ただ“そこにいる”だけで、村を壊滅させ、
魂を喰らい、進化を続けている。

人の思惑や争いなんて、
完全に眼中にない。

それなのに、
人の側はまだ足並みすら揃えられていない。

モントの判断は正しい。
団結は必要だし、
時間を稼ぐことにも意味はある。

でも、
時間を稼いだ先に“答え”がある保証は、どこにもない。

ヴィネラたちの再登場や、
ル・シア率いる《陽炎》の活躍は、
正直、少し安心できる場面だった。

でもその安心感も、
「まだ大丈夫そう」というだけで、
「解決した」わけじゃない。

ガーブルや、
カムラルとジノークの動きを見ていると、
余計にそう思わされる。

格が足りない。
覚悟も足りない。
なのに、本人たちだけは勝てる気でいる。

そのズレを、
こちらは冷めた目で見てしまう。

今回の章を通して感じたのは、
本当に怖いのは“強大な敵”だけじゃないということだ。

抜け殻になった英雄。
揺らぐ組織。
調子に乗った小悪党たち。
そして、止まらず進化する災厄。

全部が噛み合って、
最悪の方向へ向かっている。

だから正直、
読んでいてワクワクはしない。
胸も高鳴らない。

ただ、
嫌な汗がずっと引かない。

それでも――
この居心地の悪さこそが、
今の幻影戦争の面白さなんだと思う。

次の章では、
この歪みが、
どこかで必ず破裂する。

その瞬間が来るのを、
覚悟しながら待つしかないね。

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