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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!
FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第3章 第3節 “幻影戦争”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!
シャルゼ、動き出す
ジーター
ルティアルの始末を画策するシャルゼ。
そのもとに、ジーターが現れる。
しばしの会話の後、
ジーターは城を留守にする。
その背中を見送りながら、
シャルゼは即座に結論へ辿り着く。
――親ランダル派とされる
アイザックとエフィンジャー。
ジーターは、その始末に動いたのだ、と。
もしこの件が明るみに出れば、
オベロンと教会が手を組む可能性は、まず消える。
そうなれば、
教会に保護されているルティアルの存在を、
オベロンが知ることもない。
……つまり。
ルティアルを始末しやすくなる。
羊の皮を、
シャルゼはとっくに脱ぎ捨てている。
実の姉であるルティアルですら、
自らの野望のためなら、
迷いなく命を奪おうとする。
救いようのない悪女っぷりだ。
だが同時に――
ジーターの動向を、ここまで的確に読み切る。
その能力値の高さも、否定できないね。
しばらくは、
シャルゼの動きに腹が立ち続けることになるだろう。
だが、だからこそ。
その野望が、最高潮に達した瞬間に訪れる
カタルシスは、きっと半端じゃない。
シャルゼが、
オベロンに引導を渡される日。
……今から、楽しみでならないね。
そんな明るい未来を思い描いて、
胸が高鳴ってしまう自分がいる。
圧倒的な強さのハウレット
賛辞1
ハウレットの圧倒的な強さを前に、
ランダル兵たちは驚愕する。
そして、思い出す。
ランダルが占拠していたリケロス城。
それを――
たった一人で落とした男が、
このハウレットだったということを。
……リケロス城を、たった一人で?
あの、
ランダル軍を相手に……?
ここまでの流れを踏まえると、
指輪を二つ持ち、なおかつ覚醒を果たしたオベロンの戦闘力は、
頭一つどころか、
二つは抜けている存在だと思っていた。
なのに――
そこへ、急に“それに迫る”ようなキャラクターが現れる。
戦闘力のインフレ。
これは、一気に世界観が深まる瞬間。
個人的には、
こういう展開は大歓迎なのよね。
……もっとも。
ハウレットに関して言えば、
自己陶酔型で、女好き。
自意識過剰タイプ。
うん、正直、
まったく好きになれそうにない。
白目をむきそうになりながら、
それでも胸が高鳴ってしまう。
――これ以上ないほど、
複雑な心境の極地だよ…。
※バトルのみでシナリオ無し
賛辞2
バトルのみでシナリオ無し
不殺のハウレット
何も知らない
ハウレットは、
敵をただ一人も殺さないまま、勝利を収める。
その行動を、
ムーアは逆に咎める。
敵を逃がすということは、
より多くの兵を連れて、
再び舞い戻ってくる可能性を残すということだからだ。
ムーアとハウレットは、
星詠みの故郷の村へと向かう。
道中、
ムーアはハウレットに目的を尋ねる。
ハウレットの答えは、
「六振りの刀剣を探している」というものだった。
不殺でランダル兵を撃退できる。
それだけでも、
ハウレットの戦闘能力が高いことは疑いようがない。
しかも、
六振りの刀剣を探している――。
滝の上の世界の人間か?
ムーアは、
ほどなくしてリオニスに合流するものだと思っていた。
だが、
ハウレットと深く絡んでくるとなると、
話は大きく変わってきた気がする。
静かに、しかし確実に。
ハウレットという存在の波紋が、
やがて大きなうねりへと繋がっていく――
そんな予感が、胸をよぎる。
オベロン無双
新たなる時代
《燐光》は、
ハインドラ兵を次々と倒し、快進撃を続けていた。
やがて、
三人のお供を連れたオベロンの姿を捉える。
《燐光》は、
全魔力を集中し、
全員でオベロンを狙う。
……だが、通じない。
オベロンは、
ビジョンをあまりにも巧みに扱う。
前方にビジョンを召喚し、
魔法攻撃を完全に防ぐ。
さらに上空にビジョンを展開し、
竜騎士隊による攻撃を仕掛ける。
――わずか一撃。
《燐光》は、
壊滅状態へと追い込まれる。
オベロンは語る。
これまでの戦ならば、
《燐光》は十分に脅威だった。
だが、時代は変わった。
前方にだけ意識を集中していればよい時代ではない。
それが――
幻影戦争だ。
《燐光》の危機に、モントが現れる。
続けて、グラセラも姿を見せる。
グラセラは告げる。
――天異が来る、と。
だがオベロンは、
その言葉を世迷言だと切って捨てる。
正直に言おう。
《燐光》は、おいらの想定を上回るほど、非常に優秀だった。
頼りない、なんて思っていた自分を恥じるくらいには。
……しかし。
オベロンは、それすらも遥か上を越えてきた。
誰もオベロンには敵わない。
そう言ってしまっても、過言ではない。
モントが来た。
それでも――
モント推しのおいらでさえ、
オベロンに勝てるとは、どうしても思えない。
グラセラが現れ、
天異の存在を告げた。
だが、
たった一人でリオニスやオウィスの主力を上回る存在にとって、
その言葉に耳を貸す理由はない。
ましてや、
天異なんていう巨大な化け物の話だ。
普通の人間なら、
にわかには信じられないだろう。
このまま順当に行けば、
天異が現れ、
戦争は“決着がつかない形”で終わるのかもしれない。
だが――
その決着が訪れるまでに、
どれほどの犠牲が生まれるのか。
そう思うと、
背筋が、静かに凍った。
天異、現る
目覚めしもの1
戦場に、村人が駆け込んでくる。
モントとオベロンは、
咄嗟にそのもとへ駆け寄った。
村人は語る。
――見たこともないほど巨大な化け物が、村に現れた、と。
その言葉を聞き、
グラセラは確信する。
天異が、現れたのだ。
シュテルとギルガメッシュがいても、
倒すことができなかった存在。
それこそが、天異。
その話を聞いてなお、
オベロンは、愉快そうに笑う。
「面白い」
――そいつは、私が倒す。
手出しは無用だ。
力強く、そう宣誓したその瞬間。
天異が生み出した魔物が、戦場に姿を現す。
……来た。
ついに、天異が現れた。
厳密には、
まだ本体の姿は見えていない。
だが、天異の“影”とも言える魔物は、確かに現れた。
天異の存在を信じたオベロンが、
自分一人で相手をすると言い出したことが、
ただただ、怖すぎる。
他の誰よりも、
確実に頭一つ、いや二つは抜きん出た存在。
オベロンなら、もしかしたら――
そう期待してしまう自分がいる。
……と言いたいところだけど。
さすがに、無理だってばよ。
かつての未来で、
アードラ大陸の全勢力をもってしても、
勝つことができなかった存在。
相手は、そんな化け物だよ。
どれだけオベロンが強かろうと、
指輪を二つ持っていようと、
その程度で勝てるほど、天異は甘くない。
オベロンの慢心は、
きっと、オベロン自身を傷つける。
……もう、
ため息しか出てこない。
それが、
この場で出せる、
唯一の正解だと思った。
※バトルのみでシナリオ無し
目覚めしもの2
バトルのみでシナリオ無し
休戦
戦場に、さらに多くの村人が逃げ込んでくる。
その光景を見たオベロンは、
モントに向かって告げる。
――村を頼む。
モントは、思わず驚く。
オベロンが、村人のことを気にかけるとは思っていなかったからだ。
だが考えてみれば、
オベロンとて、無駄な血を流すことを良しとする男ではない。
モント率いるリオニスは、
手分けをして各地の村を守るため、動き出す。
一方、
オベロン率いるハインドラは、
天異討伐のために行動を開始する。
――人間同士の争いは、ひとまず休戦だ。
あっけないほど、
リオニスとハインドラは休戦状態に入った。
モント推しのおいらとしては、
モント率いるリオニスが天異に挑む役回りにならなかったことを、
素直に良かったと思っている。
オベロン率いるハインドラが、
天異相手に壊滅してくれれば、
正直、願ったり叶ったりだね。
……だが、
さすがにそこまで都合よく進むとは思えない。
何より、
そんな展開をモントが良しとするはずがない。
それに、
天異を倒すためには、
力ある者を結集する必要があるだろうね。
その中で、
オベロンという最強戦力を失うのは、
あまりにも手痛い。
天異に勝てないことは、
ほぼ確定している。
それでも――
天異を相手に、
どのような戦いになるのか。
今はまだ、
判断するための“心のブレーキ”が、
強くかかっている。
※バトルのみでシナリオ無し
竜と《天異》
バトルのみでシナリオ無し
オベロンの心が折れる
どうして……
神をも凌ぐ力を手にした。
オベロンは、そう自負していた。
ギルガメッシュを退けるほどの力を持つ天異を前にしても、
負ける気など、毛頭なかった。
ハインドラの力を結集し、
指輪の力を解放し、
光輝すら呼び出す。
凄まじい攻撃を、
ありったけ叩きつける。
――だが、天異は傷つかない。
それどころか、
天異は嗤っていた。
放たれた強力な光線。
その一撃で、
ハインドラ兵は一瞬にして壊滅する。
その光景を前にして、
オベロンの心は、ついに折れた。
圧倒的な自信に満ちていたオベロンは、
「私では、器ではなかったのか」と
自らを責め、ジェーダンに助けを乞う。
天異は、
そんなオベロンの姿など意にも介さず、
魂を喰らい始めていた。
誰もが予想した通り、
オベロンでも、天異には敵わなかった。
だが――
それ以上に予想外だったのは、
オベロンの心が、あまりにも簡単に折れたことだ。
無様にも尻餅をつき、
ジェーダンにすがる。
天異を前にして正気を保つのが難しいのは、
確かに理解できる。
だがそれでも。
裏切った上に、
あれほどまでに貶めていたジェーダンに、
助けを求める姿には、
正直、落胆を隠せなかった。
個人的に、
オベロンというキャラクターは、割と気に入っていた。
だからこそ、
このあまりに調子のいい手のひら返しは、
心に刺さる。
――盛り上がっていた感情が、
見事に空振りした。
終わりに
この節で描かれたのは、
勝敗でも、逆転でもなく――
幻想が剥がれ落ちていく過程だったように思う。
オベロンは、確かに強かった。
間違いなく、この戦争の中心に立つだけの器だった。
だからこそ、
天異を前にしたあの敗北は、ただの敗北ではなかった。
勝てないこと自体は、分かっていた。
問題は、その“折れ方”だった。
神を名乗り、王として振る舞い、
誰よりも高みに立っていたはずの男が、
最後にすがったのが、
かつて見下し、切り捨てた存在だったという事実。
それは、人間らしさなのか。
それとも、矜持の崩壊なのか。
正直、今はまだ、
どちらとも言い切れない。
一方で、
ハウレットという異物は、
戦争のスケールそのものを揺らし始めている。
強い。
だが、信用できない。
正しいようで、どこか危うい。
ムーアの進路も、
モントの立ち位置も、
すべてが“予定調和”から外れ始めた。
そして天異は、
誰かを倒すための敵ではなく、
人間同士の争いを無意味にする存在として、
確かにそこに在り続けている。
この戦争は、
もう「誰が勝つか」の物語ではない。
誰が折れ、
誰が踏みとどまり、
誰が“王であること”を選び続けるのか。
その問いだけが、
静かに、しかし重く残った。
――幻影戦争は、
ちゃんと、しんどくて、
ちゃんと、面白い。
だからこそ、
この続きを、
まだ追い続けてしまうのだと思う。

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