【FFBE幻影戦争】インタールード 希望の書 第2節 【死の記憶】

※当記事は広告を含みます!
※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!

FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、インタールード 希望の書 第2節 “死の記憶”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!

この記事は、
幻影戦争のストーリーを「ちゃんと面白い」と感じていて、
その理由を自分なりに噛みしめたい人向けの感想まとめだよ!

目次

選ばれし者――その役割は、誰が決めた

選ばれし者

ギルガメッシュはオベロンのもとに現れ、指輪を渡す
指輪を受け取ったオベロンは、一気に攻勢に出る

一方でクーリは、教会がギルガメッシュと通じていることを見抜く
父を敬愛するグラセラは、その期待に応えるため、
教会のトップであるサーダリーと、エキシアの“不老”の秘密を探り始める

今回のインタールードをプレイしていると、
幻影戦争は本当にループものなんだな、って骨身に沁みてくる

あのグラセラが、ここまでクーリを慕っている
頭では理解できる
理由も、状況も、ちゃんとわかる

でもさ

それでも、どうしても看過できない
わからないわけじゃないのに、心の奥ですっと来ないんだよね

裏切り者は……誰だったのか

裏切り者は……

リオニスはウェズエット、そしてオウィスと同盟を結ぶことになった
敵はハインドラとホルンの連合軍
その裏で、クーリはグラセラをシュテルに嫁がせようと動き出す

モントはサーダリーの教えに心酔し、
平和を説く教会のもとへ向かった
そして、祖国リオニスを捨てた
戦は何も生まない――
そう語るサーダリーこそ、信じるに値する人物だと判断したのだ

サーダリーのもとにウェズエット兵が現れる
モントとリリシュはサーダリーを守る為に、戦う

今回の世界線は、思わず目を見張ってしまう

おいら達、幻影戦争プレイヤーが
今まで見てきた世界観と、あまりにも違いすぎる

サーダリーを許せないと義憤に駆られていたモントが、
この世界線では、サーダリーを守るために
リオニスを捨てたくらいなんだから

もっとも、この世界線のサーダリーは、
平和のために生き、民衆を守ることに
命を燃やしていると言っても過言ではない

だからこそ、そんな人物を信じるモントの行動は、
決してぶれていない

納得できる
それなのに、どこか引っかかる

納得と違和感が同居する――
不思議な心持ちになってくる

できることなら――それでも剣は抜かれた

できることなら

サーダリーを守るモントのもとに、
グラセラとシュテルが現れる

サーダリーを渡せと迫るグラセラを、
モントは拒否する

シュテルは、自分こそが
モントの剣士としての資質を
誰よりも理解していると自負している

だからこそ、本気のモントと勝負ができる
そう、どこか嬉しそうに語るのだった

シュテルは、モントに勝利する
できることなら、
列強を相手に、共に肩を並べて戦いたかった
そんな想いを、悔やむように口にする

サーダリーを倒そうとする
シュテルとグラセラの前に、
ギルガメッシュとアムネリスが現れる

エキシアが危ない――
そう告げる二人の言葉は、
まるでこの場の価値観そのものを塗り替えるかのようだった

そしてギルガメッシュは、
シュテルとグラセラを一瞬でねじ伏せる

モントvsシュテル
第一章の最大の盛り上がりだったあの戦いは、
世界線によっては、
こんな形で行われていたのね

同じ人物同士の戦いでも、
人間関係が違うだけで、
ここまで印象が変わる

ループものの妙を感じさせてくれる、
派手じゃないのに、
じわじわ効いてくるタイプの名シーンだ

※バトルのみでシナリオ無し

急がねば1

バトルのみでシナリオ無し

※バトルのみでシナリオ無し

急がねば2

バトルのみでシナリオ無し

罰を(誰のために)

罰を

エキシアは、殺された
あいつだ…
憎しみに囚われたサーダリーに、
ギルガメッシュは、私怨に手は貸せないと告げる

時を遡ればすべてはなかったことにできる?
記憶さえ残さなければ、再びやり直せる?
いいや、あいつの罪は消えない、そんなことでは絶対に…

エキシアの苦しみと悲しみ、
そして――僕の怒り
奴の魂に、刻み付けてやる……

憎しみに駆られたサーダリーを、
ギルガメッシュは止めることなく、見送った

ギルガメッシュは、時を遡ることを決意する
エキシアの魂には負担をかけるが、
エキシアの時間を遡行させることで、
エキシアの身に何があったのかを確認するのが狙いだ

どんな障害を前にしても、
決して心折れなかったサーダリー

常に、正しき道を歩もうとしていた彼が、
ついに、現実の前に屈した――
そう言うべき瞬間なのかもしれない

プレイヤーであるおいら達は、
未来のサーダリーを知っている

だからこそ、
いつかこの日が来ると、
ずっと身構えてはいた

それでも…

ここにきて訪れたこの瞬間を、
「審判の日」だなんて、
おいらはまだ認めたくない

答えは、もう示されている
それなのに――
気持ちの着地だけが、見えない

嘘の始まり

何もないわ

時を遡ったエキシアは、割れんばかりの頭痛に襲われる
サーダリーは何があったのかとエキシアに尋ねる
エキシアは何もなかったと答える

アムネリスはサーダリーに、
時を遡る装置があるここに、
教会を設立することしたと告げる
教会を設立すれば、時を遡る装置に容易に近づけなくなるからだ

エキシアが覚えていて、
サーダリーが覚えていないことがある
そして、あの頭痛
まさか――
死してなお記憶を引き継いで
時を遡った代償なのではないか
サーダリーは、そんな疑念を抱き始める

ギルガメッシュは、
エキシアから情報を聞き出していた
時を遡る前に、
エキシアを殺めたのは、クーリ
目的は、
エキシアが持つ
不老の腕輪だった

エキシアは、
テスラの地を出たときから、
自分のためではなく、
他人のために生きようと覚悟していた

それは、サーダリーも同じだった
……はずなのに
サーダリーの様子が、どこかおかしい

言葉の端々に、
不穏なものを感じ取ったのか、
エキシアは、
嫌な予感がすると語る

自分のためではなく、
他人のために生きる覚悟が、
サーダリーにはある

それでも、
サーダリーにとって、
エキシアは大切な人だ

大切な人が殺されたのに、
それを覚えていることすらできず、
なかったことにされる

しかも、
記憶を引き継いで
時を遡ることは、
魂に負担をかける

この時点のサーダリーは、
決して闇に落ちてはいない。

決定的な描写は、
何ひとつない

でも――
間違いなく、
片足を突っ込んでいる

正しさのために生きる、
あの純真なサーダリーは、
もう、ここにはいない

受け止めきるには、
少し時間が必要そうだよ……

現実に気付く

地下空洞の脅威1

クーリのもとに訪れたサーダリー
どうか平和の為に無益な戦は控えて欲しい…
額を地面にこすりつけ、噓偽りなく、心から頼み込む

それはかつて、
クーリがサーダリーに望んでいた行動そのものだ
それを知っていたからこそ、サーダリーは完全に演じきった

しかし、クーリは、サーダリーの言葉を拒否
弓を放ちサーダリーを射貫く
クーリはサーダリーに真意を語るように迫る

サーダリーはリオニス城の地下空洞に、
大いなる脅威が眠っていることを告げる
クーリはグラセラに、大いなる脅威を解放することを命じる

予想だにしていない命令に、
サーダリーは驚愕する

そして――
怒りを、露わにする

クーリは、
誠意や温情の欠片もない…
その場だけの適当な言葉を並べるだけ…
それがどれほど冷酷で残忍なのか、おまえには分からないのか!

…ようやく気付いた
いくら、言葉を重ねてところで、何も理解してもらえない
そう、クーリのようなやつには、言葉は要らない
最初から、力で抑えつければ良かったのだ

サーダリーはただの宣教師ではない
クーリの何倍、いや何十倍の年月を生き、成長した
その戦闘力は、クーリを圧倒する次元にある

決して諦めない男が、
諦めた瞬間

……いや
サーダリーからすれば、
諦めたわけじゃない

ただ、
「気付いてしまった」だけだね

いくら言葉を重ねても、
届かない人間がいる

だったら、
力で理解させるしかない

正しく在ろうと生きてきた人間の選択としては、
あまりにも残念

もしモントが、
この道を選んでいたら、
おいらは、きっと落胆していたよ

でも――
未来のサーダリーを知る立場からすれば、

ついに、
決定的な瞬間が来たのだと、
ただ、受け止めるしかない

サーダリーが、
現実に絶望するまでの過程を、
ここまで丁寧に描いてくれたことに、
感謝しかない

幻影戦争が好きな理由
その答えが、
ここに詰まっている気がする

※バトルのみでシナリオ無し

地下空洞の脅威2

バトルのみでシナリオ無し

言葉ではなく力で

ウェズエットの玉座に座るサーダリー
何度も時を繰り返すサーダリーの魂と魔力は飛躍的に成長していた
ゆえに、クーリとウェズエット兵を惨殺することなど造作も無かった

そもそも、言葉で分かってもらう必要なんて無かった
力でねじ伏せれば、クーリのような男でも”わからせる”ことが出来る

侮辱されるだけなら、いくらでも我慢する
しかし、殺されかけたのだ
その時の痛み、その時の恐怖、あなたには分かるのか
サーダリーはギルガメッシュに問う

それでもサーダリーは誠意をもってクーリに接した
しかし、”ただのクズ”だった
この先も、クーリのような男に媚び諂い、偽りの笑みを浮かべ、
ご機嫌を伺う必要があるのか
そんなことのために、僕は選ばれたのか…

絶望するサーダリーだが、
ギルガメッシュと共に復活した天異のもとに向かう
ギルガメッシュはクリスタルで時を遡ろうとするも、
サーダリーは天異に挑む
“無かったこと”にできるとしても、
今この瞬間、嘆き苦しんでいる民を見捨てることはできない
僕たちは駒じゃない、人間だ

しかし、天異には敵わない
敗北したサーダリーに、ギルガメッシュは告げる
サーダリーは、もう何度も、ギルガメッシュに刃を向けてきた
サーダリーは、自分の知らない繰り返しがあることに気付く
そして、今回はすべてを覚えておく為に、ギルガメッシュと共に、時間を遡る

あぁ……だめだ

サーダリーの言葉が、
正しすぎて、
辛い。

言葉で理解してもらえるなら、
おいらだって、
いくらでも力を尽くすさ。

でも、現実には、
どうしても、
聞く耳をもたない人間がいる。

利己的で、
視野が狭く、
自分さえ良ければいいと考える、
どうしようもない人間。

そんな奴のために、
なぜ、
サーダリーが苦しまなければならないのか。

自分以外の誰かのために、
力を尽くせる人間が、

なぜ、
自己中心的で、
傲慢な人間の犠牲に
ならなければならないのか。

個人的にも、
絶対に許せない。

……もう、
サーダリーが主人公でいいよ。

もちろん、
物語としては、
モントのような、
綺麗な理想論が
勝ってほしい。

でも――
現実だったら。

おいらは、
絶対に、
サーダリーを支持する。

終わりに

今回のインタールード「死の記憶」を通して、
おいらが一番強く感じたのは、
この物語は“誰が正しいか”を決める話じゃない、ってことだった。

正しさは、最初からサーダリーの側にあった。
平和を願い、他人のために生きようとし、
言葉を尽くして、頭を下げて、それでも争いを避けようとした。
そこには一切の偽りも、打算もなかった。

それなのに、現実はそれを受け取らなかった。
言葉は届かず、誠意は踏みにじられ、
ついには命すら奪われる。
その痛みと恐怖を経験してしまった以上、
「それでも言葉を信じ続けろ」というのは、
あまりにも酷な要求だ。

だからサーダリーが辿り着いた
「言葉ではなく、力で」という結論は、
間違いだと断じきれない。
むしろ、理解できてしまう。
納得すらしてしまう自分がいる。

ここが、このインタールードの一番つらいところだと思う。

モントのような、
綺麗で、まっすぐで、
最後まで理想を信じる主人公像を、
おいらも物語としては支持したい。
きっと、そういう物語であってほしいとも思う。

でも――
もしこれが現実だったら。

言葉を尽くしても届かない相手がいて、
誠実であろうとするほど傷つき、
理不尽な暴力だけが返ってくる世界だったら。

そのとき、サーダリーの選択を
完全に否定できる人間が、
果たしてどれだけいるんだろうか。

このインタールードは、
サーダリーが闇に落ちた話じゃない。
悪に染まった話でもない。

現実を直視してしまった人間が、
それでもなお正しさを捨てきれなかった話
だ。

だからこそ、
見ていて苦しいし、
気持ちの置き場所が見つからない。
答えは示されているのに、
感情の着地だけが、どうしても見えない。

でも、おいらは思う。
この「置き場のなさ」こそが、
幻影戦争という物語の強さなんだって。

簡単に割り切らせない。
正義と悪に分けさせない。
理解できてしまう選択を、
あえて突きつけてくる。

だからおいらは、
このインタールードをプレイして、
「しんどい」と感じたし、
同時に「やっぱり好きだ」とも思ってしまった。

幻影戦争が、
剣と魔法の物語でありながら、
人間の弱さや、正しさの残酷さを
ここまで丁寧に描いてくれる作品であること。

その理由が、
今回は、間違いなく詰まっていた。

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