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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!
FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第9章 第3節 “哀しみと微笑み”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!
モントは常に正道を征く
狩人の気持ち1
アライア率いるハインドラ兵。
対するは――ルティアル姫率いる魔物たち。
「竜の血脈を甘く見ていると後悔する?」
その言葉に対し、ルティアル姫は首をかしげる。
これが?
この程度で?
わたしの聞き違いかしら?
悪気すら感じさせない無垢な声音で、アライアを虚仮にする。
そして次の瞬間。
ルティアル姫はアライアの銃を奪い取ると、静かに宣言した。
――両手両足から撃つ。
言葉での侮辱が終わると、今度は魔法でいたぶるつもりなのだろう。
この距離なら外すこともない。
絶対的な強者だけが持つ、余裕綽々の残酷さ。
だが――
その銃が、突如現れた兵士によって弾き飛ばされる。
指輪の力。
召喚された兵士。
そして、その中心に立つ男。
モントだ。
ルティアル姫は恭しく礼をする。
オウィス城防衛において、モントが多大な力を割いてくれたこと。
それに対する、感謝の言葉を述べる。
あまりにも自然な振る舞い。
あまりにも完成された“善意の仮面”。
だが――
モントはすでに見ていた。
ルティアル姫が、アライアをいたぶっていた、その一部始終を。
欺瞞は通じない。
その事実を悟った瞬間、ルティアル姫は即座に観念する。
それなら仕方ないわね。
そう言って、笑顔のまま告げる。
――リオニスも滅ぼしてあげる。
その声音には、怒りも憎しみもない。
ただ、絶対的強者の確信だけがあった。
モント……ッ!
来てくれたか……!
指輪の力による防御。
ルティアル姫の魔法を、真正面から凌ぐ。
この瞬間。
モント推しのおいらにとって、これは紛れもない僥倖だった。
久しぶりに見る、モントの戦い。
その一挙手一投足に、思わず舌鼓を打ってしまう。
やはり、彼こそが主人公だ。
とはいえ――
相手はルティアル姫だ。
作中最強クラスの化物。
世界の理そのものを歪める存在。
いまのモントが、どこまで渡り合えるのか。
願わくば、この戦いを経て。
ルティアル姫やオベロンと並ぶ存在へと、昇り詰めてほしい。
だが――
まだ、時期が早い。
そんな予感も、拭いきれない。
それでも。
主人公と巨悪が対峙する、この瞬間。
おいらの視線は――
もう、剥がすことができなかった。
※バトルのみでシナリオ無し
狩人の気持ち2
バトルのみでシナリオ無し
ルティアル姫の真の正体とは…
クソガキ
――ここまでだ。
モントはルティアル姫に勝利する。
しかし、とどめは刺さなかった。
オウィス城は破壊された。
マクラッドは命を散らした。
それでも、人々は復興のために必死に動いている。
リオニスも。
ホルンも。
ウェズエットも。
誰一人として、協力を惜しんではいない。
きっとオウィスはよみがえる。
そのためにこそ、あなたの力が必要なんだ。
モントは、誠心誠意をもってルティアル姫を説得する。
――その瞬間。
「おぇぇぇぇ」
ルティアル姫は、嘔吐した。
「気持ち悪いんだよてめぇは」
「あんたみたいな気持ち悪い男は、生まれて初めてさ」
「やり直すことはできる?」
「はぁ?」
「胸がムカムカするんだよ。あんたみたいな聖人君子面した男を見るとね」
吐き捨てる。
深い傷を負っているはずの身体から、なお膨大な魔力が溢れ出す。
魔力は無尽蔵だ。
「こっち見るんじゃねえよ!クソがぁっ!」
「言葉では綺麗事ばかり並べて、いい子ちゃんぶってる最低のゲス野郎が!」
「あんただって本当は私のことを殺したくてたまらないんだろ?」
「いいんだよ。正直に言っちまいなよ」
「なんとか言えよクソ野郎が!」
とどまることのない暴言。
モントは、言葉を失う。
その一瞬の隙を突き、ルティアル姫は逃走する。
勝ち目がないと悟ったのだろう。
その姿は、闇の中へと消えた。
一方で今も、信徒たちは命を散らし続けている。
ルティアル姫を追う必要はない。
モントは、サーダリーを止めるため、教会へと向かった。
ルティアル姫は、歪んでいたのではない。
ただ単純に、悪だった。
ここまで、おいらはルティアル姫という存在を、
極めて複雑に歪んだ人物だと思っていた。
優しさと残酷さ。
純真さと醜悪さ。
その矛盾そのものが、彼女の本質なのだと。
だが違った。
優しい言葉遣いも。
丁寧な物腰も。
すべては演技だった。
偽りだった。
その奥にあったのは、もっと単純なもの。
他人を見下し、
他人を踏み台にし、
自分の我欲を満たすことを当然とする。
それだけの存在だった。
複雑怪奇な怪物ではなかった。
ただの、小悪党だった。
だからこそ、あの嘔吐は本物だったのだろう。
モントの言葉は届かなかったのではない。
拒絶されたのだ。
理解不能な存在としてではなく、
理解した上で、心底から嫌悪された。
ルティアル姫にとって、モントという存在は――
最も見たくない鏡だったのかもしれない。
正直、がっかりしたよ。
おいらは期待していたもの。
どんな作品でも見たことがないような歪み方をした、
醜悪さと純真さが同時に存在する怪物をね。
でも現実は違った。
それは、砂上の楼閣だった。
そりゃ、モントも言葉を失う。
こんな薄っぺらい存在が、
あれほどの魔力を持っていることの方が、よほど理解できない。
夢は、現実に追いつけなかった。
ルティアルはなぜ西の丘にいたのか?アライアの逡巡
あなたと私は……
アライアとニブ・ル
久しぶりの再会を果たす二人
アライアは、モントを”噂通りのとてもいい人”と評する
ともあれ、不本意なことにルティアルを見逃すことになった。
本当にそれでいいのか?アライアは疑問に思う。
近づいてくる天異を監視するだけならば、この西の丘である必要はない。
そもそもなぜルティアルはここにいたのか。
また、ルティアルは教会の客人なのだ。
お供も連れずにこんなところにいること自体がおかしい。
アライアは、考えを一転。
ルティアルを追うことを決意する。
アライアは、竜の血脈。
頭の回転も早い才女。
だからこそ、気づけるんだよね。
ルティアルは放置しちゃいけない、と。
いかなルティアルといえども、
重傷を負っている今ならアライアとニブ・ルだけでも対処できるはず。
というか、そもそも、モントがルティアルに勝てたのが信じ難い反面、嬉しい。
おいらは、モント推しなのに、モントを信じきれていなかった。
指の力とモント自身の力は、ルティアルをも上回ったのだ。
光がこちらを向いた気がしたアライアとニブ・ル。
久しぶりの再会を果たす二人。
アライアは、モントをこう評する。
――噂通りの、とてもいい人だと。
しかし、不本意な結果が残っていた。
ルティアル姫を、見逃してしまった。
本当にそれでいいのか。
アライアは疑問を抱く。
天異の監視が目的ならば、この西の丘である必要はない。
そもそも、なぜルティアル姫はここにいたのか。
ルティアル姫は教会の客人だ。
それが供も連れず、単独でこの場にいる。
明らかに不自然だった。
アライアは決断する。
――追う。
ルティアル姫を、このまま放置してはならないと。
いかなルティアル姫といえども、重傷を負っている。
今なら、アライアとニブ・ルの二人でも対処できるはずだ。
アライアは、竜の血脈。
誇り高い戦士であると同時に、極めて理知的な存在だ。
だからこそ、違和感を見逃さない。
ルティアル姫の存在そのものが、異物だった。
この判断の速さは、単なる勇気ではない。
思考の速さだ。
そして同時に、おいらの中にも、もう一つの違和感があった。
――モントが、ルティアル姫に勝った。
この事実。
嬉しかった。
本当に嬉しかった。
でも同時に、どこかで信じきれていなかった。
モント推しであるはずのおいら自身が、
モントの勝利を“奇跡”として扱っていたのかもしれない。
だが違った。
あれは奇跡じゃない。
指輪の力。
そして、モント自身の力。
その両方が、確かにルティアル姫を上回ったのだ。
あの勝利は、偶然じゃない。
必然だった。
主人公が、主人公である証明だった。
光が、ようやくこちらを向いたのかもしれない。
※バトルのみでシナリオ無し
ルティアル追跡
バトルのみでシナリオ無し
オベロンは、現実へ帰還し始めている
本当のこと
オベロンは、ジーターに尋問を行った。
そこで、ルティアル姫の真実を知る。
あとは――
自分の目で確かめるだけだ。
一方で、ハインドラでは”究極の銃”が完成する。
その銃を携え、ハインドラ軍は天異へと進軍を開始した。
オベロンは、アライアと合流してから、天異へ向かう予定だ。
これまでのオベロンは、完全に現実から目を逸らしていた。
“本物のジェーダン”という幻影にすがり、
それを現実にするための力を求め続けていた。
究極の銃の完成は、その象徴だ。
失ったものを取り戻すためではない。
失った現実そのものを否定するための武器。
それが、究極の銃だった。
だが今回、ジーターから真実を聞いた。
ルティアル姫の真実を。
その事実は、オベロンの中で何かを変えたはずだ。
すぐに正気へ戻ることはないだろう。
一度壊れた心は、そんなに簡単には戻らない。
それでも――
自分の目で確かめる。
この一言が、すべてを物語っている。
幻影ではなく、現実を見る覚悟。
それは、かつてのオベロンが持っていたものだ。
究極の銃を手にしたジェーダン。
そして、現実へ帰還し始めたオベロン。
さらに、ルティアル姫に勝利したモント。
三つの光が、いま再び交わろうとしている。
これはきっと――
三大英雄が揃う、その最初の一歩だ。
囁きがモントを信じた瞬間
力を貸してほしい1
“囁き”のもとに、モントが現れる。
モントは告げる。
至急、サーダリーと話がしたいと。
信徒たちが天異に挑み、無残にも命を散らしている。
この惨劇を止めるためには、サーダリーと直接話す必要があるのだと。
その事実を知り、囁きは静かに驚愕する。
これ以上、サーダリーに罪を犯させるわけにはいかない。
囁きは――モントを信じた。
教会はすでに、ルティアルに寝返った信徒たちによって封鎖されている。
それでも。
モントをサーダリーのもとへ送り届けるために。
モント。
リリシュ。
囁き。
祈り。
四人は、力を合わせて戦う。
ついに、この瞬間が来た。
モントと囁きが、同じ側に立った。
これは単なる共闘じゃない。
囁きはこれまで、すべてを見てきた存在だ。
サーダリーの正義も。
その歪みも。
そして、積み重なってきた罪も。
だからこそ、簡単には誰かを信じない。
言葉ではなく、行動を見る。
その囁きが、モントを信じた。
おそらく――シュテルと重なったのだろうね。
理屈ではない。
目の前で、命を救おうとする姿。
損得ではなく、ただ止めなければならないと信じている姿。
その“在り方”そのものが、囁きの心を動かした。
もう少しだ。
本当に、もう少しのところまで来ている。
モントはまだ、サーダリーに届いていない。
だが、確実に近づいている。
敵だった者が、理解者になり。
理解者だった者が、共闘者になる。
その積み重ねの先にしか、救いはない。
囁きが手を取ったこの瞬間、
未来は、わずかに形を変えた。
はやくも、心が報酬を受け取った気がする。
※バトルのみでシナリオ無し
力を貸してほしい2
バトルのみでシナリオ無し
敵ではないと認められた瞬間
今は……
教会を封鎖する僧兵を蹴散らし、
モントたちはサーダリーのもとへと進む。
ルティアルに寝返った僧兵は、すべて鎮圧された。
一方で――
ルティアル派ではない、生粋の信徒たち。
彼らは、モントが教会の中へ足を踏み入れたことに驚愕する。
当然だろう。
モントは、外の人間だ。
本来、ここにいていい存在ではない。
だが、囁きが告げる。
「今は」敵ではない、と。
その一言によって、信徒たちはひとまず納得する。
そして、モントは――
ついに、サーダリーのいる場所へと辿り着こうとしている。
この場面は、驚くほど描写が少ない。
激しい感情の衝突もなければ、
決定的な真実が明かされたわけでもない。
ただ、進んだだけだ。
モントが、教会の中へ入った。
それだけだ。
だが――
それだけのはずがない。
「今は」敵ではない。
この言葉は、完全な信頼ではない。
許されたわけでもない。
それでも。
拒絶されなかった。
ここが重要だ。
これまでのモントは、教会にとって外部の存在だった。
異物だった。
排除される側だった。
だが今、囁きが保証した。
この男は、“今は”敵ではないと。
完全な味方ではない。
だが、完全な敵でもない。
この曖昧な立ち位置こそが、
モントがここまで歩いてきた証だ。
すべてを変えるには至っていない。
だが、確実に揺らしている。
今回の描写が少ないのは、必然だろう。
これは決着ではない。
衝突の前の、静寂だ。
溜めだ。
布石だ。
すべてが揃いつつある。
モント。
囁き。
サーダリー。
そして、この教会という場所。
次に交わされる言葉は、
もう後戻りできないものになる。
次が、本番だ。
まばたきする隙すら、もう残されていない。
フォセットと呼ばれた理由
えくぼ
サーダリーのもとへ向かうモントと囁き。
その前に、ヴィクトラが立ちはだかる。
だが――
モントと囁きに敵うはずもなかった。
ヴィクトラは敗北する。
その先で。
ルアーサは、サーダリーに銃を向けていた。
だが、撃てなかった。
引き金を引けないまま――
モントと囁きが現れる。
その瞬間、囁きはルアーサをこう呼んだ。
「フォセット」と。
それは、“えくぼ”を意味する言葉だった。
ホムンクルスの中で、唯一、微笑むことができた存在。
それが、ルアーサだった。
だから、“嘆き”とは呼びたくなかった。
嘆きではない。
希望だった。
いつか、自分たちも――
フォセットのように微笑えるのではないか。
半歩でも、人間に近づけるのではないか。
作られた存在でありながら、
彼女たちは、その夢を捨てていなかった。
一方で、モントはサーダリーに告げる。
信徒たちが、天異に無謀な戦いを挑んでいると。
驚愕するサーダリー。
信徒たちを操っていたのは、自分ではない。
クリスタルは――ルティアルが持っている。
それを聞き、モントは悟る。
ルティアルが西の丘にいた理由を。
そして同時に、理解する。
自分が逃した存在の重さを。
モントは、駆ける。
信徒たちを止めるために。
その場に残されたサーダリー。
そこへ――
エキシアが現れる。
フォセット。
えくぼを意味する名前。
この呼び名は、あまりにも優しい。
ホムンクルスは、作られた存在だ。
目的のために生まれ、
役割のために存在する。
人間ではない。
だが――
彼女たちは、微笑みに意味を見出していた。
ルアーサが微笑む。
それは、ただの表情の変化ではない。
可能性だった。
人間に近づく可能性。
心を持つ可能性。
だから、嘆きとは呼べなかった。
フォセット。
そこには、祈りが込められている。
そして今。
そのフォセットは、引き金を引けなかった。
これは弱さじゃない。
人間性だ。
もし完全な兵器であるなら、
迷うことなく撃っていただろう。
だが、撃てなかった。
その一瞬の躊躇こそが、
彼女が“人間に近づいている証明”だった。
一方で、サーダリー。
彼はすでに、抜け殻になっていた。
信徒を操っていたのはサーダリーではなかった。
すべては、ルティアルだった。
そこにエキシアが現れた。
彼が、真に会話できる存在。
彼を、“誰かの為に生きるサーダリー”に戻せる存在。
朝日が昇る直前の空は、まだ暗い。
だが、その先に光があることだけは、もう分かっている。
その輝きを、この目で見る瞬間が待ち遠しい。
終わりに
了解。
スマホで読むことを前提に、一行一行を短く刻み、呼吸できる間を残した版に整えるね。
内容は変えず、構造と改行だけを最適化する。
終わりに
今回の第3節は――
“大きな決着”と“静かな合流”が、
同時に起きた章だった。
激しく燃える場面と、
描写は少ないのに重い場面。
その落差が、
逆に深く刺さる。
まず、ルティアル姫。
正直に言うと、
おいらはもっと“複雑な怪物”を期待していた。
醜悪さと純真さが、
同時に存在するような存在を。
理解したくなる、
あの手の怪物を。
でも、違った。
優しさも、気品も、
すべては演技だった。
残っていたのは、
ただ単純な悪意だけ。
モントの言葉を聞いた瞬間、
嘔吐したあの場面。
あれは拒絶ですらない。
存在そのものを、
気持ち悪がっていた。
あの瞬間、
分かり合える可能性は消えた。
この世界には、
届かない相手がいる。
それを、
はっきりと示した瞬間だった。
――だが。
同時に、
光もまた積み上がっていた。
オベロンが、
「自分の目で確かめる」と言ったこと。
囁きが、
モントを信じたこと。
そして――
「今は」敵ではない。
あの一言。
信じられたわけじゃない。
許されたわけでもない。
それでも、
拒絶されなかった。
ここまで歩いてきた意味が、
確かにそこにあった。
さらに――
フォセット。
えくぼ。
あの名前に込められたものは、
祈りだった。
ホムンクルスでありながら、
人間になろうとする願い。
撃てなかったことは、
弱さじゃない。
人間へ近づいた証だった。
そして、
エキシアの登場。
抜け殻になったサーダリーに、
再び火が灯る予感。
我欲の怪物ではなく、
誰かのために生きる男として。
すべてが、
揃い始めている。
巨悪は、
思っていたより浅かった。
だが、
光の方は確かだった。
モント。
囁き。
オベロン。
サーダリー。
それぞれが、
同じ場所へ向かっている。
朝日は、
まだ昇っていない。
だが――
夜が終わることだけは、
もう分かっている。
次が、本番だ。

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