【FFBE幻影戦争】メインストーリー 第3部 第10章 第1節 【狂える信徒たち】

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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!

FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第10章 第1節 “狂える信徒たち”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!

この記事は、
幻影戦争のストーリーを「ちゃんと面白い」と感じていて、
その理由を自分なりに噛みしめたい人向けの感想まとめだよ!

目次

罪を分かち合う者たち

あの時と同じ


サーダリーは、確かに罪を犯した。
だがエキシアは言う。
その罪の半分は、わたしにあるのだと。

サーダリーは否定しない。
むしろ、それを受け入れる。

すべては――愚かな自分が望んだことなのだと。

誰かに押し付けるでもなく、
誰かを責めるでもなく、
ただ、事実として、自分の罪を抱きしめる。

その光景を前にして、
ルアーサは、何も言わない。

何も出来ない。
何も選ばない。

ただ――その場を立ち去る。

それは逃避だったのか。
それとも、介入する資格がないと理解したからなのか。

その答えは、まだ語られない。

一方で、ドランドとガーガスは異変に気付く。

まただ。

村人たちが、再び操られている。

原因は――サーダリー。
そう考えるのは、自然な流れだった。

だが二人は、武器を振るわない。

拳も使わない。

村人たちは敵ではない。
あくまで被害者なのだから。

それでも、戦わなければならない。

守るために。
傷つけないようにしながら。

そんな、矛盾を抱えた戦いの最中――
キトンが現れる。

そして今度は、キトンと刃を交えることになる。

サーダリーとエキシア。
ついに、二人は同じ場所に立った。

だが――会話は、始まらない。

再会したというのに。
語るべきことは、山ほどあるはずなのに。

物語は、その瞬間を描かない。

代わりに、場面はドランドとガーガスへと移る。

まるで意図的に。
この対話を、先送りにするかのように。

ドランドとガーガスの戦いは、
本質的には行き違いだ。

誤解と状況に押し流された、必然の衝突。

だからこそ――

これは決着のための戦いではなく、
物語における“間”なのだと思う。

張り詰めた空気を、少しだけ緩めるための時間。
感情を整理するための猶予。

おいらは、この戦いを見ながら、
そんなふうに感じていた。

これは前進ではなく、停滞。
でも、必要な停滞だね。

嵐の中心に入る前に、
一度だけ許された、静かな呼吸のような時間だよ。

殺さないと誓った理由

この誓いは、理想なんかじゃない。後悔から生まれたものだった。

キリがない

これは、終わらない連鎖だ。

ドランドとガーガスは、ナドルを助けたい。
だが助けたいのは、ナドルだけじゃない。

村人たちも助けたい。

ナドルが、世話になってきた人たちだからだ。
ナドルの大切なものを、守りたいと思っているからだ。

だからこそ――
多少の怪我は、仕方がないと割り切る。

だが、殺すのは絶対にダメだ。

それだけは、越えてはいけない一線だった。

以前も、同じ状況があった。
その時も、二人は今と同じように対処しようとした。

助けるために戦い、
守るために、手加減をした。

だが――結果は違った。

ほんの数人とはいえ、殺してしまった。

殺さなければ、今度は自分たちが殺されていた。
それほどまでに、追い詰められていた。

そして、ナドルも村人たちも、操られていた時の記憶はなかった。

つまり――
彼らにとっては、理由も分からないまま、
大切な誰かが突然いなくなっただけだった。

その事実を、ドランドとガーガスは知っている。

自分たちの手で殺したなどと、
口が裂けても言えなかった。

だから誓った。

もし、また同じことが起きたとしても――
今度は絶対に、誰も殺さないと。


今度は、二人だけじゃない。

キトンがいる。

ドランドとガーガスは、キトンに頭を下げる。
協力してほしいと、自分たちの弱さを認めた上で頼む。

かつて、シャドウリンクスを無残にも殺した男たちが。

それは、許されることじゃない。
決して、なかったことにはできない。

それでも――

彼らなりの信念がある。

ナドルを守りたいという気持ちは、本物だ。
村人たちを守りたいという気持ちも、嘘じゃない。

だからこそ、悔しい。

悪人の持つ善性は、ほんの僅かだ。

善人のそれと比べれば、比べ物にならないほど小さい。

それでも――
だからこそ、その僅かな光が、やけに強く輝いて見えてしまう。

本来なら、許せないはずなのに。
手を貸す理由なんて、ないはずなのに。

それでも、おいらは思ってしまう。

どうか今度こそ、
誰も殺さずに、終わってほしいと。

ステンドグラスが繋ぎ止めた記憶

空っぽだと思っていた心に、確かに残っていたものがあった。

ステンドグラス

それは、失われていたはずのものだった。

ルアーサは、自分には思い出がないと思っていた。

生まれた時から、ただ存在しているだけの器。
過去などない、空っぽの存在だと。

だが――違った。

クリスタル教会に作られたステンドグラス。
それを眺めていると、自然と思い出す。

嫌なことだけじゃない。

確かに、そこにはいいこともあったのだと。

与えられた役割だけじゃない。
操られていただけの存在でもない。

確かに、ここで過ごした時間があった。

確かに、ここにいた“自分”がいた。


ルアーサは決める。

サーダリーのことは、殺してやりたいぐらい憎い。
その感情は、本物だ。

だが――

それ以上に、教会が壊されることが我慢ならない。

この場所は、ただの建物じゃない。
自分が存在していた証そのものだからだ。

だから――ヴィクトラとは、お別れだ。


二人は、涙を流しながら別れる。

それでも、最後は笑顔だった。

ヴィクトラとルアーサ。

かたや悪人。
かたや、面白いことを第一とする快楽主義者。

決して、正しい関係ではない。

それでも――

ヴィクトラは、確かにルアーサを大事にしていた。
ルアーサも、確かにヴィクトラを大事にしていた。

二人の間には、間違いなく絆があった。

もし、教会を守ることだけを考えるなら。
二人で一緒にいる道もあったはずだ。

それでも、ルアーサは選ばなかった。

彼女は、“囁き”や“祈り”を、
「お姉さま」と呼んでいた。

それは――
家族がいることを認めたということだ。

自分が、どこにも属さない存在ではないと。
守るべきものがある存在だと。

それを受け入れたからこそ、
ヴィクトラと別れる決意をしたのかもしれない。


感情を持つホムンクルス――ルアーサ。

彼女の印象は、節を追うごとに更新されていく。

ただ作られた存在じゃない。
ただ従うだけの存在でもない。

自分の意思で選び、
自分の意思で別れを選んだ。

その姿は、もう誰よりも“人間”だった。

血痕の先で、彼らは並び立った

もう二度と交わることはないと思っていた者たちが、同じ道を進んでいた。

血痕

モントは、信徒たちを操るクリスタルを破壊するため、ルティアルを追う。

その道中で、アライア、そしてニブ・ルと合流する。

それだけじゃない。

オベロンもまた、この戦場に姿を現した。

さらに、アリムとリヴィアルも戻ってきた。

かつて、刃を向け合っていた者たちが、
今は同じ方向を見ている。

それは、決して当たり前の光景じゃない。

血を流し、奪い、奪われてきた者たちだ。

その血痕は、まだ消えていない。

それでも――彼らはここに立っている。


オベロンは語る。

ルティアルは、気に入ったものを必ず自分のものにしないと気が済まない性質だと。

それが何であれ、例外はない。

今回も同じだ。

ルティアルは信徒たちを操り、天異と戦わせている。

そして、天異の進行ルートを教会へと誘導している。

天異が教会に現れれば、
サーダリーや親衛隊は否応なく戦うことになる。

その混乱の中で、教会を手に入れる。

それが、ルティアルの狙いだった。

すべてを、自分のものにするために。


合流した彼らは、二手に分かれる。

オベロン、アライアたちは、ルティアルを止め、クリスタルを破壊するために。

モント、アリムたちは、天異のもとへ向かい、信徒たちを救うために。

リオニスとハインドラ。

本来なら、決して並ぶことのない二つの国。

その両者が、同じ目的のために動き出した。

それは、歴史の転換点だった。


モントとオベロン。

ついに、彼らが、真の意味で手を取り合った。

もちろん、まだすべてが解決したわけじゃない。

それぞれの目的は違う。
それぞれの背負っているものも違う。

これは、始まりに過ぎない。

それでも――

これは、確かな一歩だ。

血を流してきた者たちが、
その血痕の先で、同じ未来を見始めた。

もし、ここにジェーダンも加われば――

天異に対抗するための、最強の戦力が揃う。

そう確信させる空気が、そこにはあった。

だからこそ、その予感に、おいらの心は、震えていた。

何度殺されても、挑み続ける理由

それでも、諦めていなかった。

殺される夢

ヴァルーシュとラヴィエスは、残る六振りの刀剣を探していた。
ガロウザの持つ「焔一文字」が、次の狙いだ。

ヴァルーシュは、夢の中で何度もガロウザに殺されている。
何度も、何度も挑んでいる。

しかし――
たったの一度も、勝てない。

東方で「師」と呼ばれる存在は、腕利きだ。
だが、そのほとんどは生きていない。

オーは亡くなった。
シムールは行方が知れない。

ヴァルーシュ以外は、死んでしまった可能性が高い。

夢の中とはいえ、東方の「師」と共に挑んでも、
ガロウザには勝てなかった。

それが、現実だった。

語り合うヴァルーシュとラヴィエスのもとに、
ルメイドとラメイガが現れる。

そして告げる。

ヴァルーシュは、かつてランダルの王位継承権を放棄した男だと。

そう――
ジェーダンの兄、なのだ。

それを知った上でなお、
ヴァルーシュはガロウザのもとへ向かう。

勝てないと知りながら。


異常なほど強く、確固たる信念を持ったヴァルーシュ。
ただ者ではないとは思っていたが……まさかジェーダンの兄だったとは。

全身から醸し出される王者の風格。
あれを見れば、納得せざるを得ない。

だが――

真におそるべきは、ガロウザの方だ。

ヴァルーシュをもってしても、勝てない可能性が濃厚。
それほどまでに、隔絶した存在だ。

ルティアルに勝てるほどに成長したモント。
指輪を二つ持ったオベロン。
究極の銃を手にしたジェーダン。

この最強格の三人が手を組めば、勝てるはずだ。
そう思いたい。

しかし――

もしガロウザが六振りの刀剣をさらに集め、
あまつさえ、忌刀マサチカまで入手したら。

その時――
この世界に、止められる者は残るのだろうか。

――夢の中ですら勝てなかったという事実が、
ガロウザという存在の“格”を、何より雄弁に物語っている。

殺さなかった理由

擬態の小隊の戦闘力と自己修復力は侮れない

今一度

ガロウザに敗北した擬態の小隊。
その機能は完全に停止したかに見えた。

だが――自己修復機能が作動する。

損傷した機体が再構築され、
小隊は再び起動する。

今度こそ、ガロウザを倒すために。

再び、立ち上がった。

ガロウザは確かに、息の根を止めなかった。
致命傷を与えなかったのは事実だ。

しかし――
だからといって、この短時間で癒える傷ではない。

それでも、擬態は復活した。

その光景を前にして、ガロウザは笑う。

面白い、と。

そして――
今一度、相手をしてやると立ち上がる。


とどめを刺そうと思えば、確実に刺せたはずだ。

それでも刺さなかった。

それは、強者ゆえの傲りなのか。
それとも――慈悲だったのか。

戦闘狂であるガロウザの思考は、容易には理解できない。

ただ一つ確かなのは、擬態の持つ自己修復能力の異常さだ。

一体一体がメルニア級の戦闘力を持ちながら、
ガロウザから受けた傷を、わずかな時間で回復してしまう。

しかも、それが小隊規模で存在している。

《瀑布》(ザ・フォール)の技術力は、明らかに常軌を逸している。

評価を誤れば、その代償は計り知れない。

次に立つのは、選ばれた者だけ

ここからが、本当の戦いだ。

あの時とは違う

「生きる価値のない屑め」

ガロウザは吐き捨てる。

再戦前と何ら変わらない擬態の戦いぶりを、
心の底から軽蔑していた。

擬態は、その言葉に憤る。

だが――ガロウザは意に介さない。

怒りも、覚悟も、
そのすべてが届かない場所に、ガロウザは立っている。

この程度の存在を送り込んでくるとは、
《瀑布》とやらも、たかが知れている。

そう言い放ち――圧倒的な勝利を収める。

その瞬間だった。

ヴァルーシュが現れる。

逃げも、隠れもせず。
ただ、まっすぐに。

ヴァルーシュとガロウザ。

二人の戦いが、いま始まろうとしていた。


その頃――クリスタル教会では。

エキシア。
囁きたち親衛隊。
そして、ルアーサ。

守るべき者たちが集結する。

そして宣言する。

天異と戦うために――
クリスタル教会は、連合と手を取り合うと。

それは、孤立の終わりを意味していた。


尋常ならざる自己修復能力。

確かに、それは脅威だ。

だが――
それでも、ガロウザには届かない。

いくら回復しようと、
その差は埋まらない。

もっとも、問題は擬態が弱いわけではない。

相手が、ガロウザであること。

それがすべてだね。

本来なら、擬態の小隊は圧倒的な戦果を叩き出せる存在のはずだ。
それを、一方的に退ける。

その事実が、ガロウザという存在の異常さを物語っている。

こうなってくると――

ヴァルーシュとて、勝てる保証はない。

むしろ、それは至難の業だろう。

心の中が、静かになっていく。

終わりに

第3部 第10章 第1節「狂える信徒たち」は、派手な決着があったわけじゃない。
でも、おいらの中では――確実に“空気が変わった”節だった。

罪を分かち合うサーダリーとエキシア。
会話が始まるはずの場面で、あえて描かれない沈黙。
そして、操られた村人たちを前にして「殺さない」と誓い直すドランドとガーガス。

どれも、戦いの話をしているようで、
本当は「人としてどこで踏みとどまるか」の話だったと思う。

ルアーサもそうだね。
空っぽだと思っていた心に、確かに残っていたものがあった。
その記憶が、彼女に“守る理由”を与えて、
ヴィクトラとの別れを選ばせた。

ここまでは、まだ人間の話だ。
まだ、感情の重さで世界が動いている。

でも――後半から、世界のスケールが変わる。

血痕の先で、敵だった者たちが並び立つ。
モントとオベロンが、真の意味で手を取り合う。
天異に立ち向かうために、戦力が“集まり始める”。

希望が見える。
確かに、震える。

なのに同時に、恐ろしさも見えてしまう。

ガロウザという存在が、あまりにも異次元だ。
擬態の小隊の自己修復能力ですら届かない。

強い奴が揃えば勝てる――
そう言い切れない空気が、もうここにある。

人間の痛みと決意が積み上がったその先で、
ついに、怪物みたいな強さと真正面から向き合う局面に入った。

終わりに2

今迄は全10バトル構成だった
しかし、この章は、全7バトル…
というか、バトルは4つでシナリオのみが3つだった
なお、バトルのみで、シナリオ無しは0

幻影戦争のストーリー構成が変わったことが興味深い

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