※当記事は広告を含みます!
一言キーワード
ネタバレ無し感想
剣と魔法の王道ファンタジーでなんかおもしろそうなのないかなぁと、ブックウォーカーの読み放題で適当に探してたら見つけたのが本作、”Eクラス冒険者は果てなき騎士の夢を見る”
“Eクラス”という如何にも作品内序列で最下位っぽいワードに、”騎士の夢”という、騎士に憧れているであろう主人公を想像させてくれるタイトル、そして、かっこよくも柔らかな雰囲気のイラストに惹かれて読みました
この物語のポイントは”ステータス”です
RPGどころかもはやラノベでもおなじみの要素が世界観の根底を成している作品で、この世界の人間はみんな当たり前にステータスをみることができます
ステータスをみれば、自分のスキル(才能)が分かります
例えば、農耕スキルがあれば農家として生きていくことが人生の成功に繋がります
ステータスをみれば、自分の現在のHPが分かります
例えば、魔物とあとどれぐらい連戦の出来るのか判断が出来ます
ステータスをみて、自分の人生や行動を決めることが当然の世界です
人々の暮らしの根底にステータスが強く根付いている世界で、騎士に憧れる少年ライ・オルガスは、10歳になり、ステータス魔法を取得、剣士スキルが自分に宿っていることを夢見て、自らのステータスを確認するわけですが、そのステータスの内容は、とても常識では測れないものでした…
特異なステータスをもった主人公が周囲の理解を得られることはなく、苦難の道を歩むことになります
疎まれ、貶され、傷つけられ、それでも騎士になるという夢を諦めずに、不器用ながらもひた向きに努力するライ・オルガス
彼の生き様に、圧倒的な逆転劇のカタルシスを得られました
剣と魔法の世界での逆転劇が好きな方におすすめしたい作品です
ネタバレ感想
ネタバレ注意!!!
プロローグは、10歳の、ステータス魔法習得からスタート
騎士に憧れるライ・オルガスは、戦闘系スキルや魔法系スキルの所持を祈るわけですが、その結果は、まさの文字化けステータス
誰にも解読出来ないステータスは、誰の理解も得られない
ライ「先生、ステータス画面が読めないんだけど」
辛く険しい道が続くとは知らないライですが、読んでいるこっちからすると、サンドバッグフラグがビンビン過ぎて、目を覆いたくなります
本編は、黄金の雄鶏亭からスタート
一般的なCクラス以上の冒険者なら、3日に1回のクエスト受注で生活可能
しかし、万年Eランク冒険者のライは、毎日クエストを受注しないと、その日の暮らしさえ怪しい始末
受けられるクエストも限定的で、Dクラス以下で受けられる下級クエストは軽い争奪戦が起きる為、受ける冒険者がほぼ居ない”不特定狩猟クエスト”を受注します
不特定狩猟クエストは、クエスト自体の成功報酬がなく、モンスターの素材を売りさばくことのみが収入になるクエストのことです
「噓だろ?あんた、3年も冒険者をやっててまだEクラスなのか?Dクラウドに昇格するのに必要なレベルってたった10レベルなのに?」
お約束の、主人公にマウントをとってくる嫌な冒険者の登場です
遅くとも半年あればEクラス→Dクラスになれるのに、15歳→18歳まで万年Eランクという、逆に珍しいライを、レベル10にもなれないカスだと見下してくる新人冒険者どもが、うざい。事情があるんじゃ事情が。まぁ、読者としてはこの時点では具体的な事情は分からないんだけれども、大体の方向性の想像はついてるからなっ
うざいマウント冒険者を無視して”魔の森”に駆り出したライは、Cクラスでも上位の冒険者でないと単独討伐困難なカウンターベアに遭遇。恐怖こそ感じるものの、決して物怖じすることなく、そればかりか、憧れの騎士に繋がる道を信じて、果敢に挑みます。その結果は、もちろん、勝利。具体的な戦闘シーンは描写が割愛されているので不明ですが、しかし、このシーン、熱くて、個人的にはイチ押しです。
この世界の人間は本来、皆、ステータスが確認可能。強敵に挑むなら、自分自身のステータスを確認して勝率を計算するわけです。しかし、ライはステータスが読めないので、それが出来ません。自分の感覚以上のことは分からないんです。これって、おいら達のような現実の人間からすれば当然のことで、ステータスなんて分からないのが普通じゃんってなるわけですよ。仕事中に変なお客様が出てきてクレーム言ってきてたら大変だし面倒だしリスクあるしで対応するのは正直嫌なわけですが、それでもこちとら仕事なんで、ステータスも勝率も分からなくて責任問題になるかもと思いつつも、とにかくお客様対応をしてクレームをおさめるしかないわけで…っていうのはすみません個人的過ぎて全然本作に関係ないんですが、ともあれ、みんなは当たり前にステータスを確認できるのに自分だけできないという圧倒的な不利な条件があるのに、夢の為に乗り越えていけるって本当に凄いこと。ライの人と成りや、人間的魅力が伝わってくるとても良いシーンです
カウンターベアへの勝利に気持ちが高めることを抑えきれないライですが、またもや、うざい新人冒険者の登場。ステータスをみせろ、カウンターベアのドロップ品をみせろと、証拠をみせることを強要してきます
「じゃあな、万年Eクラスの嘘吐き冒険者さん。その目つきの悪いエルフさんの気を引きたいからって嘘吐いても、ステータスを見せられなきゃなにも信じてくれないよ」
これは悔しい。ライは絶対にカウンターベアを倒したし、ライ自身だって倒したと思っている。でも、この世界はステータスが全て。ステータスをもって周囲に結果を証明できない以上、何を言ったところで、口先だけの人間扱いをされても仕方がないわけです。ステータスなんて存在しない現実世界を生きるおいら達からすれば、何言ってんだこいつ信じろやボケとしか思えないんですが、この世界の人間からすれば、至って当然の理屈なんでしょうね。それにしたって何事にも例外や事情はあるんだから、関係ない人間がいちいちしゃしゃり出てくるなとは思いますがね(怒
ライ「悪い。ロロナちゃん。明日の朝、例のシチューを作ってくれるか?支払いはツケで」
ロロナ「飲む気満々じゃないですか。まったく、ライさんは仕方ない人ですね。ツケがたまりすぎて、うちに永久就職することになっても知りませんからね?」
機嫌良さそうに鼻歌を歌っちゃう看板娘のロロナちゃん。こういう、主人公のモテを匂わせてくれる演出、嫌いじゃないです(^ω^)
冒険者はライにとってなりたくない職業。しかし、ステータスが誰にも解読できない以上、誰でもなれる冒険者しか選択肢がない。ままならな現実に鬱屈とした感情を抱くのも当然ことですね。それでも腐らずに生きているんだからライはかっこよい
ラッセル・ラッド。ライに絡んだ新人冒険者。農家の次男坊・三男坊で構成された新人冒険者チームの一員。ライに絡んでくる時点で、おいらからすれば死罪確定なのですが、もちろん、人にはそれぞれの生き様や理由があるわけです。農家は、長男が継ぐことが一般的な為、次男や三男は働き口が必要。絶対にのしあがってやると、冒険者になれる年齢(15歳)までにあらかじめ役割分担をして、レベルあげもして、Dクラスに上がれそうなところまで来ているのです。そう、彼は彼で努力をしている。にもかかわらず、万年Eクラスなんて、到底、努力をしているとは思えない人間を、超絶美少女のリカさんが構っている姿をみれば、腹も立つわけですね。嫉妬でしかないし、ライにはライの事情があるのに、それを無視している時点でやっぱりぶっ飛ばしたいけれど、まぁ、人間の感情の動き方としてとても自然なので、理解はできます
サンダーライガット。雷魔法を使う、魔の森のモンスター。彼我の戦力差の見極めに失敗したラッセル達。ポイズンスライムやエンプジンジェネラルまで現れ、ジョナサン、オルバ、カリュンは次々と倒されていき、残るはラッセルのみ。ラッセルの命運もここまでかという瞬間…
ライ「リカさんに感謝しろよ。まさか本当に森に向かうとは思っていなかったので、様子を見てきていただけると助かります、だとさ!」
ライ登場!姿が霞のように消えたかと思うとほぼ同時に六ケ所でつむじ風が吹き荒れるって、この描写かっこよすぎ!超神速の移動&攻撃が頭の中で一瞬で流れるたから!作者様のセンスに脱帽!
一瞬で7体のモンスターを倒すライの強さに涎がでるわじゅるり
ライ「最短距離で行くぞ。一直線に向かうから、ひたすら真っすぐ走ればいい」
ラッセル「まっすぐ?」
ライ「そうだ。まっすぐ、だ!」
森の中ですよ?木々が生い茂っているのはもちろん、魔物だっている。そんな場所をまっすぐ走れ?意味の分からない言葉は他人の頭の中には真っすぐ入っていかないんですよ、おいらには、全く入ってこなかった。しかし、おいらがライを見誤っていました。ライが剣を振ると、空気が破裂し、暴風が走り、木々をすべてなぎ倒すんです。異変を察知したのか討伐推奨レベル47のキラーヘラクロスなど大量のモンスターが群がってくるのにん、それすらも剣を振るうだけ屍と化してしまうんです。まさに閃光の絶技。このシーンを読んでいる時のおいらは完全にラッセルでした。英雄の姿をみてただただ感動するだけの一般人。ブログ書きながら読み返しているんですが、何度読んでも、涙が出る
ライ・オルガス。その名を忘れないように刻み込む。いや、何があっても俺はこの名前を忘れることはないだろう。今も彼の背中越しに見た景色を覚えている。あの英雄の背中を覚えている。詩人スキルをもっているラッセルがこの感情を抱くようになったのは果たして、偶然なのか。ギルドマスターがラッセルにライ・オルガスの情報を渡したことも、果たして偶然なのか。1巻を最後まで読んでもラッセルがライの詩を唄うことはありませんでしたが、次巻以降に、大きな伏線となっていることを期待せずにはいられません
翌日の宿でのライ・リカ・ロロナの三角関係なやり取りが最高にラブコメで良かったですが、ニルドとの遭遇が最高に胸糞展開で悔しいです
ニルド「いいか?弁えろよ?人間ってのは、生まれながら進むべき道が決まってるんだ。神より与えられたスキルに沿った天職に進むことが正しい道なのだ。ふさわしいスキルもないのに騎士になろうなど、騎士はもちろん、他の騎士を志す将来の英雄たちへの侮辱に他ならない!」この言葉に対して、周囲にいた人たちは誰も否定の声をあげなかった。むしろ声に出さないだけで、同意している様子すら見られる。←この描写も凄い。この”ステータス”至上主義世界の社会通念が良く伝わってきます。だからこそ、読んでいるこっちは悔しい…ッ。間接的とはいえ、かばってくれるクリストファ卿が優しくて好き
いつもの山での修行。謎のじいさんとの邂逅。謎のじいさんの正体がかの剣聖だと判明するのはもう少し後ですが、剣聖に認められるライの強さはやはり本物。ライは本当は強いんだ分かる人には分かるんだ欲が満たされる素晴らしいシーンなのですが、それに加えて、戦争で死んだ父が騎士だったと知った時から騎士に憧れ、しかし、現実はあくまでも現実で、憧れは夢を叶える力になれなくて…という現実の壁への諦観描写があって泣けるのよ( ;∀;) あと、地形を変えるぐらいの修行をしているライの強さはもはや異次元。S級の大剣聖様も、これぐらい強いのかな…
嘘吐きマルドゥナ。フレミア・マルドゥナ。1巻のヒロインは彼女ですね。ドラゴンに呪われた、悪運スキル持ちの家系。ライとマルドゥナの軽妙なやり取りはギャグ展開としてポップな気持ちで読めるので好き。にしても、ギルドマスター。彼ちょっと怪しいんですよね。ライに好意をもっているとは思いますが、ライを何かの駒のように扱っている感じが凄いするから、信用できない…
話を戻して、フレミア・マルドゥナ。16歳を騙る12歳の魔法少女。魔の森の最深部に赴き、ドラゴンを討伐することが彼女の目標。ドラゴン討伐はマルドゥナ一族の命題ですが、フレミアにとっては、尊敬するおばあ様と同じ道を歩めるので、誇りにも思っているようですね。未来の大魔導士を自称するだけあって、才能豊。平均しめめてスキルは1人2つの世界ですが、彼女は4つも持っており、そのうち1つがAランク、そしてもう1つはBランクというかなりの高さ。また、家系スキルである悪運スキルは類を見ないレアっぷりです。もっとも、悪運スキルは、戦闘時の幸運アップと同時に金運ダウンというデメリットもありますが…。異常なまでに迅速なドラゴン討伐を目指す彼女の力になりたいと意思を固めたライ・オルガスLv不明は、レベル28のフレミアに加えて、ギルドナイト筆頭のリカさんLV52(Sクラス冒険者レベル!)を仲間に加えて、無謀ともいえる魔の森 最深部への探索を決意。すべては、誰かの大切あな人の墓前に飾る、手向けの花を手に入れる為に。ただ、強いだけでなく、人を思いやれる優しさや人情があるのもライの魅力
半年前。フレミアがおばあさまと別れる日。おばあさまは語ります。マルドゥナ家の人間は例外なくドラゴンを追い求めてきたと。先祖の汚名を晴らす為、この手に栄光を取り戻す為にと。公式には認められていないものの、おばあさまは人生で3回もドラゴンに遭遇。仲間は全員死んでも、おばあさまは生き残る。その圧倒的な力は他者が”Sクラス冒険者”と認めるほどのもの。しかし、おばあさまは死期を間近に、真理に気づきます。マルドゥナがドラゴンを追い求めていたのではなく、ドラゴンこそがマルドゥナを求めていたのだと。…何を言っているのか理解できないフレミア。嫌な予感するおいら(読者)
おばあさま「決まってるわ。マルドゥナが死んでしまったら、誰がドラゴンの許に新たな生贄を運んでいくというの?」
これは…惨い。悪運スキルは強力な幸運を約束しているのかもしれませんが、実質、ドラゴンの生贄選定役とは…。おばあさまが死んだら誰よりも嘆き悲しむはずのフレミアがなぜか涙を流さずに、嘆く気持ちも持たずに、ドラゴンを探さないとと突然強く思い始めるのも、すべて、悪運スキルの呪い…。この悲劇的な展開は、ググイッと引きまれます
いざ魔の森へ。Sランク冒険者相当のリカさん。強い。かっこいい。短剣と鋼糸を組み合わせたバトルスタイル。閃の軌跡の執行者NO.9死線のクルーガーを思い出します。閃の軌跡やりたいな。閑話休題。リカさんの最強っぷりも素敵ですが、それを圧倒するのがライですよ。迫りくる推奨討伐レベル30以上のモンスターを、剣を振るった衝撃波で跡形もなく吹き飛ばすってどういうこと。大群に囲まれて死を覚悟したフレミアがキョドるのも無理はない。
グラビトンベヒモス出現。討伐推奨レベル50の超重量級モンスター。破格の強敵を相手に熱いバトルが展開されると思いきや、脱兎の如く逃げ出す3人。まぁ、グラビトンベヒモスを倒したにきたわけじゃないしね。逃げる際にフレミアを抱きかかえたライ。ずっと抱きかかえているその姿に嫉妬したのか、そろそろフレミアを降ろしてはと催促するリカさんかわゆす
ドラゴンを探しに来たものの、なかなか見つからない一行。当然と言えば当然で、そんな簡単にドラゴンがみつかるはずもなく。しかし、要所要所で、どちらに進むべきかや、ここにいなければ魔の森にドラゴンは居ないと強く思えるフレミアの直観が恐ろしい。悪運スキルの呪いの効果なんでしょうが、良い意味で曖昧なので、想像を搔き立てられます。
ドラゴンが居ないと分かった以上は帰還…のはずが、50体を超える討伐推奨レベル37ヘルズガルム&討伐推奨レベル43ダークケルベロスの出現。そして、魔の森の中心部の更に中心部の遥か地面の底で何かが目覚め、地震が起き、崩落する穴から落下するリカとフレミア。落下した先は”ダンジョン”。ダンジョンマスターと呼ばれる特殊なスキルをもったモンスターが成長すると共に出来上がるのが、ダンジョンと呼ばれる地下迷宮らしいですが、ダンジョンの入口には、門番を兼ねたモンスターが配置されていることが多いらしく、門番の強さがダンジョンの難易度の指標にもなっている模様。では、このダンジョンのモンスターはというと…レベル60スリーピーホロウ。世界最大難度のダンジョンですら門番はレベル40スケルトンキングなのに、20も上回ってくる異次元の強さ。S級冒険者相当のリカさんですらまともに戦ったら勝てない強さです。フレミアを守る為にも、圧倒的な速度でスリーピーホロウと戦うリカさんですが、とても勝てそうには…と思っていたら、すべてはスリーピーホロウから逃げる為の試合運びだったんですね。スキル”シャドウキリング”すらも逃げ技として活用する作戦立案能力と遂行力に脱帽
しかし、スリーピーホロウもまた異常な強さの強敵です。人馬一体モードを発動させてリカさんを一瞬にして戦闘不能にします。残されるフレミア。逃げるべき。しかし逃げない。葛藤こそあれ、選んだ道は戦闘です。自分が死ぬと分かっていても、胸を張る為に、スリーピーホロウに挑みます。だから叫ぼう高らかにこれがフレミア・マルドゥナなのだと!は名台詞過ぎて泣いた( ;∀;)
「よくがんばったな。さすがはフレミア・マルドゥナだ」
そういって現れたライは、自らの剣をスリーピーホロウに向かって振り下ろしますが、その衝撃は破壊の嵐となってスリーピーホロウを跡形もなく消し飛ばすばかりか、ダンジョンの床や壁、天井もろとも斬撃が破壊して破壊して破壊するってかっこよすぎるだろっ!!!破壊して破壊して破壊するっていう描写が良いし、ライの圧倒的な強さが良いしで、最高でした!
リカさんは瀕死の状態でしたが、王都で庭付き一戸建てを買えるくらいに価値のある”ポーション”を秘密裏に所持!なぜか飲もうとせずに死を選ぼうと迷うリカさんですが、ライが口移しでググイっと飲ませてしまいます!はじめてのキスにひと悶着ありつつ、今度こそ、あとは帰還するのみ。しかし、ここでライが「なぁいまなにか聞こえなかったか?」と言い出します。「―やっと見つけた、って」と。このシーンの謎っぷりがとても気になります。フレミアがドラゴンに呼ばれるならわかるけれど、なんでライが呼ばれるのよ?てか誰が呼んでるのか?謎といえば、ドラゴンを倒したわけでもないのに、フレミア、というかマルドゥナの呪いは解けた(?)ように感じます。ダンジョンがライを見つけたからとけた?謎は深まるばかりですが、おばあさまを想い、ライやリカさんの優しさに涙するフレミアに感動しておこうと思う
発見されたダンジョンは”マルドゥナダンジョン”という名前になりました。マルドゥナ家の功績として世界に知れ渡るでしょうから、ドラゴンはいったんさておき、十分、胸を張れますよね。マルドゥナダンジョンは、A級冒険者パーティ×3で構成されたレイドパーティが調査で派遣されましたが、壊滅。ギルドマスターの号令によってS級冒険者や王国騎士団の精鋭による大騒動が起こるらしいですが、それはまだ先の話だとか。いや、今すぐ読みたいんですけど(^ω^)
フレミアは未来の大冒険に備えて自分を成長させる為にも、帰路につきます。リカさんは、ライとお食事。待ち合わせでワクワクしているところを、一瞬にして背後を取られたのか、いつの間にかそこに”聖女”がいました。明らかに格上の存在として描写されるシスティナ・レンゴバルト。第58代聖女にしてライの幼馴染。ライはマルドゥナダンジョンで”声”を聞いていないか確認してきたり、”咎人”はいなかったことにしておくとか、伏線乱打が素敵すぎる。しかも、マルドゥナダンジョンの公表を、圧力をかけて止めさせようとしていた、だと?フィリーア教の意向?それともシスティナの意向?
ギルドマスター「ドラゴン。神の敵にして破壊の化身。即ち、どうあれ世界を変革する力を持つ存在」
フレミアから交換条件で受け取ったドラゴンのステータスの情報は、ライのそれと同じものでした。つまり、ライはドラゴン…?驚愕の展開は2巻を楽しみにさせる起爆剤として大成功すぎますね。ドラゴンとは何なのか。言葉を額面通り受け取ると、RPGにでてくる竜をどうしてもイメージしてしまいますが、この作品におけるドラゴンとは、どうやらそれだけではなさそうです
まとめ
ステータス至上主義の世界における逆転ファンタジー
良い具合に蔑まれ、良い具合に最強主人公ですので、剣と魔法のファンタジー好きには絶対読んで欲しい

コメント