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ガンナーズ6巻、激動の展開
5巻はナギではじまって、ナギで終わったといっても過言ではないくらいナギ無双でした
6巻にして最終巻たる今回も、ナギ無双なのか…?
ネタバレ感想!注意!
ネタバレ感想注意!気になったシーン感想!
ナギ「私たち良い伴侶ですよね」
ユウ「……!!」
六花「浮かれてると死にますよお兄様」
い、い、いきなりのナギ無双!
6巻開始早々、戦争で敵を殺しまくる中、いちゃらぶしやがって!いいぞもっとやれ!
六花も良い具合に嫉妬してるな、いいぞもっとやれ!
ナギ「おじさん 5.56mmあります?分けて欲しいんですけど」
ユウ、リョウヘイ、六花、ナギだけで、敵戦砲7輌と随伴兵50名、つまり敵の一個小隊を撃破
いずれも学生の身分において破格の戦果であり、プロの軍人も舌を巻かざるを得ない圧倒的戦闘力
のっけから強さをみせつけてくれて、すこぶる気分が良い
強さの演出が最高です
鏑木「この2人には勝てない…」
鏑木くん。大正から続く老舗の菓子メーカーの跡取りとして生誕。子供の頃から優秀で、文武両道を地で行く少年時代を過ごすも、軍人に憧れ、両親の反対を押し切って、上京。同じクラスに将軍の息子(ユウ)を見つけ、幸運に歓喜。利用してのし上がることを画策するも、しかし、理想と現実の差は開くばかりで、優秀すぎるユウとリョウヘイをみて、この2人には勝てない、この2人のようにリアルな戦争では戦えないと、夢を諦めます。後方の整備兵として兵役をやり過ごすことを考えていた彼ですが、随伴歩兵に見つかれば即殺される程度には瀕死の状態の学友を守る為に、その身を危険にさらして、囮になります。とにかく遠くへ敵を連れて行けば…と思うのも束の間、手榴弾に吹き飛ばされてしまいます
ここね、この後、すぐにナギやユウが助けにきてくれて、鏑木くんも学友達もみんな助かるわけですが、ここぞという時に体が動く鏑木くんに感動ですよ。プライド高めの人間だろうに、ユウやリョウヘイをみて、天才と凡人の差を思い知らされて、自分の力の無さに絶望していただろうに、それでもなお、仲間の為に命を懸けられるんだからね…凡人が力を尽くすその姿、同じく凡人のおいらには眩しすぎるぜ( ;∀;)
ユウ「オルガンは使えるか?」
リョウヘイ「使えると思うが…何考えてるユウ!?武器換装となるとしばらく無防備になっちまうぞ」
ユウ「大丈夫 撃ってこない」
リョウヘイ「―…ユウ…?」
超電磁砲(レールガン)を振るう新型機”シオマネキ”
圧倒的な戦闘力を持つ敵機を前に巧妙な頭脳戦で罠に仕掛け、そこをシャクジ大尉が撃破
エースの名は伊達じゃないといわんばかりの確かな実力を魅せつけるシャクジ大尉が良いところをもっていきましたが、合流したクラスメイトや六花(クシナダ姫)達と協力しつつ、リョウヘイへの絶大な信頼ありきの、針の穴を通すような狙撃でたちまち2輌のシオマネキを撃破するユウに拍手を送りたい!戦場でなお際立つユウとリョウヘイのコンビネーション!無敵じゃないか!この2人さえいれば何でも出来る!キラとアスラン、ルルーシュとスザクをみているような気持ちなったところで、リョウヘイの弟、陽平の訃報が届きます。絶望するリョウヘイ。そして…
ユウ(その男は…まさかそれが自分の息子が乗った四式だとは夢にも思わなかっただろう やめろという言葉を発する前にその男は―消し飛んでいた)
なぜここに…と誰もが思うんじゃないでしょうか。クソ親父がこれでもかというほどに間の悪いタイミングで出てくるからさ…別にリョウヘイがリョウヘイ父を殺すことは何とも思いません。むしろ良くやったと思う。ユウもいいね。あれは事故だった。最悪のタイミングで最悪の出会いをしてしまっただけで、トリガーに指がふれただけ、ただそれだけと、自分ですら信じていないであろう夢物語で自分を納得させようとするほど、リョウヘイのことが大切なんだもんね、伝わってきたよ。でも…
リョウヘイ「すまんユウ 出頭するわ俺 親父…殺しちまったからな」
ユウ「でも…あれは事故…」
リョウヘイ「本気でそう思ってんのか?大丈夫 逃げねえよ ちゃんと罪を償って この戦場に戻ってくるよ」
死視の力で、リョウヘイが首を吊って自殺することを知っていたユウは、笑顔で語るリョウヘイをみて、思わず泣いてしまうほど安心。いつもどこか斜に構えているようなナイーブな言動が目立つユウだからこそ、友人に対して素直に感情を出している姿がぐっとくるし、共感できる。しかし、リョウヘイは死にました。自殺です。
オロチ「驚いたな 死者と交信する力まで手に入れるとは…はじめまして『イレギュラー』」
ユウ「…お前!?」
未来からの刺客、登場
オロチなる強烈な力を感じさせる強敵
彼との問答で、六花(クシナダ姫)との過去の会話を思い出すユウ
未来世界は死に向かっている
それは人類の進むみちだと受け入れるのが、六花(クシナダ姫)属する神流派
しかし地聖派や世尊派の背反派は過去への介入を決意
六花(クシナダ姫)属する神流派の秘術”神卸ろし”を用いて、過去人の身体を乗っ取って歴史の変革を試みるようになった
なお、彼らが最初に憑依者として選んだのはユウの母でした
未来人の目的はユウの抹殺
しかし日々進行する未来人の憑依からユウを護る為に、ユウの母は自殺したのでした
これは、ユウからすれば、自分のせいで母が死んだと捉えかねない、重たすぎる種明かしですね
でもそれだけ息子を愛していたということなのだから、喜んでいいんだよユウ
オロチ「我々はキミの力がただ未来を視ているだけとは考えていない “視る”という行動自体が未来を選択している つまり未来を決定しているのはキミだということだ ゆえに、我々人類にとって不都合な未来を選択するお前を殺す」
白兵戦でナギを瞬殺するほどの強さのオロチ。未来を視る力をもって対抗するユウに何を思ったのか、素直に撤退はしましたが、彼の語る言葉で、ユウが狙れる理由が分かりました。オロチの属する派閥の解釈としては、ユウの力は、未来を視るだけではなく、視た未来を選択する力であり、未来世界が死に向かっているのは、すなわち、ユウが死に向かう未来を選択しているから。よって、世界を死に向かわせている元凶たるユウを殺せば、未来は救われる、という考え方なわけだ。
本作は世界観を、細かく、良い意味でゆっくりと分けて語ってくれるのですが、それゆえに良く分からなくなるタイミングが多々あります。ブロゥブ軍もその1つでしたが、ここにきてついに明かされました、ブロゥブ軍はソ連の要職を未来人が押さえて作り替えた組織であり、その目的はユウの殺害。つまり、ブロゥブ軍の仕掛ける戦争の最大の目的はユウの殺害です。
本作最大の驚きは、ここじゃないですかね
世界を揺るが戦争や未来からの侵略といった多くの人間を巻き込む悲劇は、すべて、ユウを殺す為だけに生まれたもの。おいらはただの読者なので、ユウの背負っている運命の過酷さに恐れ慄きつつ、ストーリーが盛り上がってきたと喜んでいられますが、本人からしたら、たまったもんじゃないでしょうに…。キャラによっては、精神崩壊級の事実ですが、そこで心折れずに前に進んでいけるんだから、ユウは素晴らしい
叔父さん「私のような凡人には きみや姉さんのような能力を持つ者の苦悩は分からない だけど “見え過ぎる”ことで”見えなくなる”こともある “どうすればいいか”ではなく”どうしたいか”でいいんだよユウ」
ユウ「(僕が視た未来へ進むのではなく 僕が未来を選択する…?)僕…は僕の望みは六花だけです 他は何も要らない」
六花(クシナダ姫)大勝利…!!!
ナギ無双が続いていましたが、ここにきて六花(クシナダ姫)さえいれば良い発言で大逆転!メインヒロインはサブヒロインに負ける道理はないってことか!!!真っ赤になっている六花(クシナダ姫)可愛すぎる!!!せっかく叔父さんが全てに通じる真理を語っていて、おいらがちょっぴり感動していたのに、突然のラブコメで全部ぶっ飛んだわ!
ユウ「行こう 六花 僕たちが切り拓く未来へ!!」
ユウのことをスサノオと呼ぶオロチの再登場。ユウの選ぶ未来は絶対じゃないと確信するユウは、未来はみんなで作るものだとして、戦うことを選びます。そして、物語は終幕…。なのですが、あと少しだけ、エピローグが収録されています。全ての戦いが終わったであろうところで、クシナダ姫と永遠の別れがあった…と思いきや未来に戻れず(?)現代に居るクシナダ姫に、嬉しそうに再会するユウで終幕。
終わりに
うん、エピローグは綺麗でした
しかし、打ち切りなんでしょうね
いわゆる、俺たちの戦いはこれからだな最終回ですし、突然の駆け足展開でした
なんだかなぁ…
巻を重ねるごとに世界観やキャラが掘り下げられて、
じわじわと面白くなってきたのに、ここで終わりとは、本当に残念でならない
もっと続けば、もっと面白くなっていたと思います
1巻からナギを出せばよかったんじゃ?
メインヒロインはクシナダ姫なんでしょうが、ナギのような小悪魔な可愛さをもったキャラをもっと早く出して、読者をもっと惹きつけてくれれば10巻越えの大作になったでしょうに…もったいないなぁ…
ともあれ、最高に面白い作品をありがとうございました!
ナギの可愛さは素晴らしかったけれど、本作の真髄は、シリアス展開だと思っています!
6巻に関しては、駆け足展開とはいえ、いや駆け足展開だからこそ、怒涛の情報量が良い意味で理解できず、想像力が刺激されました!アニメ化して欲しかったな!あと、ラインバレルみたいに、漫画原作として、スパロボに参戦する日を楽しみにしています!

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