
ついにはじまる最終試練、
まずは、現地集合。
場所は、”深き薄明の森”!
最終試練の舞台は「深き薄明の森」へ
前回、フェイタス竜馬騎兵団との訓練を終えたチャオたち。
ランとの訓練も熱かったし、
ニックもめちゃくちゃ格好よくなっていた。
正直、もうかなり満足していたが、
最終試練は始まってすらいない!
次なる訓練の舞台は、
深き薄明の森。
なんか、幻水Vで訪れた気がするが。
まるで記憶に無いのは秘密だ(ぇ
試験内容は、
現地に到着してから説明されるらしい。
いやいや。
先に教えてくれてもいいじゃん。
……と思ったけれど。
後から振り返ると、
この時点でもう「最終試練」は始まっていたんだよな…(遠い目
最後の班対抗戦へ
森へ到着すると、
生徒たちも集合していた。
どうやら今回も、
班ごとに分かれて訓練を行うらしい。
少しぶりに顔を合わせた生徒同士。
ヴェイルなんか、
「その苦労に免じてお前らに渡すものがあるんだ」
なんて言い出したかと思えば、

「“引導”ってやつをな!」
いやー、嫌な奴界の王者の位置は渡さないという確固たる意思を感じる。
こういう学生同士のしょうもないやり取り、
かなり好きなんだよね。
戦争だの解放軍だの、
物語の背景はかなり重い。
だからこそ、
こういう普通の(?)学生っぽいやり取りを見ると妙に安心する。
「いい勝負をしよう!」なんて言っていたのに……
今回も班同士で競い合う形になる。
カミラもやる気満々。
こういうノリを見る限り、
「今回は今までの訓練の総仕上げかな?」
くらいに思っていた。
おいらも完全に油断していた。
ひとつの班として積み重ねてきたものをぶつけて、
最後は気持ちよく勝負して終わる。
そんな感じだと思うじゃん。
ところが。
森を進んでいくと――

何者かが現れる。
な、おまいらは…ッ!!??

盗賊!
……また”賊”かよ!!!!!!!!!!!!
また賊かよ!…と思ったら、なんか強すぎる!?
OK、まかせろ。
スターリープ=賊みたいなところあるからな。
もはや脊髄反射でバトルゴーだ。
今回もそんな感じだと思った。
しかも相手は、
「ここは俺ら盗賊団の縄張りだ」
「生きて帰れると思うな!」
なんていう、
実に分かりやすい賊。
はいはい。
倒せばいいんでしょ。
ところが。

……なんかおかしい。
こいつら、動きが良すぎる。
ただの盗賊じゃない。
優秀な生徒たちが何人もいるのに、
普通に押され始める。

サキだけでなく、リヒョウもすぐに違和感を覚える。
手練れ揃い。
盗賊を名乗ってこそいるけれど、
盗賊とは到底思えない実力。
いや。
こっちも訓練してきたんだけど!?
それでも押されるって、
どんだけ強いんだよ。
ヴェイル、まさかの単独逃亡
そして状況が悪化する中で、
さらに衝撃だったのがヴェイル。


逃げた。
しかも一人で。
おい。
ヴェイル……。
もういいよ。
放っておけ。
ここまで散々好き勝手言っておいて、
いざ危険になったら一人で逃げる。
正直、この時点のおいらは
ヴェイルへの評価が地に落ちた。
いや、もとからストップ安だったけどね。
でもサキは違った。
「ヴェイルを助けよう。」
そう決断する。
いやいやいや。
あいつ勝手に逃げたんだぞ。
でも。
サキは行く。
そしてチャオも――

チャオ、お前やっぱり格好いいよ
ヴェイルを追った先で、
盗賊たちに追い詰められていくヒスイ班。
相手は明らかに強い。
下手をすれば、
本当に取り返しがつかない。
そこでマーレが言う。
マーレ「他の人は逃げてくださいね〜」
自分はヴェイルを守るのが仕事だから、
他のみんなは逃げていい。
しかもヴェイル本人は、
これまで散々嫌なことを言ってきた。
助ける義理なんてない。
合理的に考えれば、
逃げていい。
むしろ逃げるべきなのかもしれない。
でも。

助けを求める者を見捨てはしない。←おいらはこっち。
すると――

マーレ。
わかる。
おいらもそう思う。
そしてカミラ。
サキ。
彼女らも立つ。
怖い。
相手は強い。
それでも戦う。
これなんだよ。
黎明寮のみんな、
ちゃんと成長してるんだよ。
最初から勇者だったわけじゃない。
怖いものは怖い。
逃げたい時だってある。
それでも、
「誰かを置いて逃げるのは違う」
そう思ったから立つ。
ここ、めちゃくちゃ好きだった。
「そんなキミだから、ボクが守る!」
そして個人的に、
今回いちばん刺さったのがチャオとサキ。

どんな状況でも立ち向かうチャオを見て、
サキが言う。
「チャオ、キミってやつは……
どんな状況でも立ち向かうんだな。」
その上で――

「でも……そんなキミだから、ボクが守る!」
いや。
いい。
めちゃくちゃいい。
チャオが主人公らしくなればなるほど、
周囲の人間も変わっていく。
誰か一人が全部背負うんじゃない。
前へ出るチャオがいて。
そんなチャオを守ろうとするサキがいる。
さらに、
その姿を見て一緒に戦おうとする仲間がいる。
チャオ班。
ちゃんと「班」になったなぁ。
強すぎる盗賊相手に、いよいよ限界
とはいえ。
気持ちで何とかなるほど、
相手は甘くない。
盗賊(?)が強すぎる。
しかもヴェイルは倒れている。
これはさすがにヤバい。
「本当に死ぬんじゃないか?」
そんな空気まで出てくる。
マーレですら、
「これ、やっぱ〜。もしかして死んじゃいます〜?」
とか言ってるし。
いやそのテンションで言うことじゃない。
でも。
そんな絶体絶命の中でも、
チャオたちは戦う。
ここまで来たら、
いくぞ!!!
だよ。
もう引けねえ。
……と思ったら、盗賊が「ここまでにしましょう。」
ところが。
次の瞬間。
画面が暗転。
そして盗賊が一言。

……ん?
ここまで?
殺すんじゃなかったの?
すると――
先生たち登場。
え?
えええええ!?
そしてサキが答えを出す。

先生たちは賊のフリをしていた。
しかも、竜馬騎兵団も盗賊のフリをしていた。
そりゃ強いわよww
本当の「最終試練」は命を懸けた時の選択
ここで今回の訓練の本当の意味が明かされる。
これまでとは違う。
実戦を伴う試練。
しかもシャプールたち教師陣は、
自分たちの戦い方を知らない生徒を相手にしていた。
シェリダンに至っては、
魔法で匂いまで消していたらしい。
いや、カミラの鼻対策までしてたのかよ。
徹底してる。
そしてサキが語る。

これこそが、
この最終試練の核心だった。
強い敵を倒せるか。
技術を身につけたか。
連携できるか。
もちろんそれも重要。
でも最後に試されたのは、
自分の命が危険に晒された時、それでもどう行動するのか。
だった。
なるほどなぁ。
これは確かに、
今までの訓練とは全然違う。
ヴェイルの逃亡すら、試練の一部だった
そしてヴェイルの件。
個人的には本気で、
「もう放っておけ!」
と思った。
ところが。
ヴェイルが逃げたこと自体も、
最終試練の仕掛けといえるわけだ。
つまり先生側は、
「仲間が一人逃げた」
「そいつが危険に陥った」
「助ければ自分まで危険になる」
という状況を作った。
その上で、
生徒たちがどう判断するかを見たかった。
嫌な試験だなぁ。
でも実戦なら、
こんな状況はいくらでも起こり得るんだろうね。
「正解を知った状態」で正しい行動をするのは簡単。
でも、
正解が分からない。
怖い。
逃げたい。
それでも何を選ぶのか。
そこを見るための試練だったわけだ。
チャオはやっぱり、前に立つ人間なんだと思う
今回の話で、
改めてチャオというキャラクターが見えた気がする。
チャオは別に、
怖くないわけじゃない。
何でも知っているわけでもない。
完璧なリーダーでもない。
でも。
誰かが助けを求めていたら、
そっちへ行ってしまう。
危険だからやめようと言われても、
置いていけない。
そして、
そんなチャオだから周囲も動く。
サキが守ろうとする。
リヒョウが戦う。
カミラも怖がりながら前へ出る。
リーダーって、
一番強い人のことじゃないのかもしれない。
一番頭がいい人でもない。
「あいつが行くなら、自分も行こう」と思わせる人。
チャオは、
少しずつそこに近づいている。
そんな気がした。
終わりに:最終試練、まんまと騙された。でもそれでいい
いやぁ。
完全に騙された。
最初は、
「また賊かよ!」
だった。
その次は、
「いや、なんでこんなに強いんだよ!?」
になって。
ヴェイルが逃げて、
「もういいよ、放っておけ!」
になって。
最後には、
「チャオかっこよすぎだろ……」
になった。
そして全部終わったところで、
先生でした。
やられた。
でもこの展開、
かなり好き。
単純に強敵を倒して終わりじゃない。
最後に試されたのは、
これまで培った技術ではなく、
「どう生きるか」
だった。
そしてチャオたちが選んだ答えは、
誰かを見捨てないこと。
命懸けだからこそ、
その答えには重みがある。
黎明寮での訓練を通して、
チャオたちは本当に成長してきた。
さて。
これで本当に試験は終わった……のか?
もう先生の言う「最終」は、
ちょっと信用できないけどな。

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