※当記事はネタバレを含みます、注意!

『STRANGER SAGA』をクリアしたんだ。
本編の感想記事でも書いたけれど、
かなり満足度の高いS・RPGだった。
シンプルな物語。
市民を育てる楽しさ。
終盤に全員が合流していく気持ちよさ。
いろいろ語りたいことはある。
でも、クリアしてから一番残っているのは、
キャラクターたちへの愛着かもしれない。
最初はそこまで細かく語られる作品ではないと思っていた。
テキスト量は多すぎない。
だからこそ、想像力で補える。
それが良かった。
でも、最終ステージで仲間たちが喋り始めた。
あれはずるい。
ここまで自分で育ててきたキャラたち。
戦わせてきたキャラたち。
気づいたら好きになっていたキャラたち。
そんな彼ら彼女らが、最後にちゃんと会話してくれる。
そりゃ、もっと見たくなる。
というわけで今回は、
『STRANGER SAGA』クリア後の勢いで、
仲間キャラクターたちに一言ずつコメントしていく。
攻略評価というより、かなり個人的な感想。
でも、こういう記事も書きたくなるくらいには、
このキャラたちが好きになってしまった。
なお、最終ステージに出撃させたキャラに限定しているので、あしからず。
バッチ|誰かのために力を尽くせる最高過ぎる主人公

バッチは、自分以外の誰かのために力を尽くせる最高の主人公だった。
大げさに正義を叫ぶタイプではない。
自分こそが英雄だと前に出るタイプでもない。
でも、目の前で困っている人がいたら助ける。
それが極めて自然にできる。
ここが良かった。
国が混乱している。
民が傷ついている。
誰かが助けを求めている。
その状況で、バッチはちゃんと動く。
理屈をこねる前に、まず人を助ける。
気付いたら、前に立っている。
このシンプルさがかっこいいんだよ。
主人公として、すごくクセが強いわけではない。
でも、だからこそ感情移入しやすかった。
ステージによっては、バッチを使えない場面もある。
最初は少し意外だった。
主人公なのに、ずっと出撃できるわけではないのかと思った。
でも、だからこそバッチが戻ってきた時に嬉しい。
やっぱり主人公が来た。
そんな感じがちゃんとある。
最終的には撃破数MVPもバッチだった。
やっぱり一番使っていたし、頼りにしていたんだと思う。
自然体で人を救う。
仲間からも信頼される。
そして最後までちゃんと主人公でいてくれる。
バッチは、シンプルだけどかなり気持ちのいい主人公だった。
性能的にも、かなりお世話になった。
彼ひとりを突撃させれば、だいたい何とかなる。
もちろん、最終ステージ近辺ではさすがに厳しい場面もあった。
でも、それまではバッチの単騎突撃からの反撃2回で、敵兵をどんどん蹴散らしてくれた。
スパロボかってくらいの活躍ぶりだった。
物語でも頼れる。
戦闘でも頼れる。
そういう意味でも、最後までしっかり主人公だったと思う。
アナスティア|国を背負う、もう一人の主人公

アナスティアは、もう一人の主人公と言っていい存在だった。
バッチが、目の前の人を自然に救っていく主人公だとしたら、
アナスティアは国の重さを背負っている主人公だったと思う。
父親を陥れられる。
国は混乱する。
民は傷ついていく。
その流れの中で、アナスティアはただ守られるだけの存在ではなかった。
自分の立場がある。
背負っているものがある。
それでも前に進まないといけない。
そこが良かった。
バッチとは、主人公としての方向性が少し違う。
バッチは、困っている人がいたら助ける。
アナスティアは、自分の国と民のために戦う。
どちらも分かりやすい正義なんだけど、
背負っているものの質が違う。
だからこそ、二人が出会ってレジスタンスとして戦っていく流れが気持ちよかった。
バッチだけでも話は進む。
でも、アナスティアがいることで物語に国の重さが出る。
ただの流れ者の戦いではなくなる。
ちゃんと戦記ものになる。
そこが大きかったと思う。
キャラクターとしても、変にクセが強すぎないのが良かった。
もっと高飛車な王族キャラみたいに描くこともできたと思う。
世間知らずのお嬢様に描くことだってできたと思う。
でも、アナスティアはそういう感じではなかった。
強い立場にいる。
でも、人としてはちゃんと感情移入できる。
バッチたちと並んで戦っている姿にも違和感がなかった。
最終ステージの会話でも、アナスティアがいることで締まる感じがあった。
バッチとアナスティア。
この二人が並ぶと、やっぱり物語の中心に戻ってきた感じがする。
バッチが人を救う主人公なら、
アナスティアは国を取り戻す主人公。
『STRANGER SAGA』はシンプルな物語だけれど、
この二人がいたからこそ、ちゃんと戦記ものとして気持ちよくまとまっていたと思う。
性能面でも、激励による再行動にお世話になった。
主力キャラの2回行動させられる強力なアビリティだった。
ただ、経験値をあまり稼がせることができず、
クラスチェンジを経ることなく終わってしまったのが心残りではある。
イーナ|真のヒロインは、他でもない、私だ

イーナは、最初期の市民のひとり。
そして、バッチに仄かな想いを寄せる女の子。
おそらく、本作のヒロインはアナスティアなのだと思う。
物語上の立ち位置。
背負っているもの。
バッチと並んだ時の主人公感。
そう考えれば、アナスティアがヒロインだと言われても分かる。
分かるんだけど。
でも、だめだ。
個人的には、認められない。
だって、イーナがいるから。
アナスティアも、バッチを必要としている。
でも、それは恋愛的な意味にはあまり感じられなかった。
その点、イーナは違う。
バッチに想いを告げようとする姿から、
ちゃんとバッチを慕う気持ちが伝わってきた。
あれを見てしまったら、もう無理だ。
おいらにとっては、イーナこそが本作のヒロインだ。
これは譲れない。
だから、戦闘面でも活躍させたかった。
かなり活躍させていくつもりだった。
けれど、そこは少し残念だった。
クラスチェンジこそできた。
フェンサーにもなれた。
でも、フェンサーになれたのは最終ステージ直前。
さすがに遅かった。
最終ステージでは、少し素早い相手の壁になれたくらい。
もちろん、それでも出番があったのは嬉しい。
でも、もっと活躍させたかった。
もっと早く育てて、もっと前線で戦わせたかった。
ヒロインとしても好き。
キャラとしても好き。
だからこそ、戦力としてももっと輝かせたかった。
イーナには、そういう少し悔しい気持ちが残っている。
ハイノ|地味?いや、最強は僕だ。

ハイノくんは、ずるい。
推しとしか言えない。
最初に見た時は、正直そこまで派手な印象はなかった。
いかにも強キャラです。
いかにも主人公級です。
絶対にこいつを使えます。
そういう分かりやすさは、あまりなかったと思う。
でも、だからこそ良かった。
こういうキャラは、育てたら強くなるんじゃないか。
いや、きっと強くなる。
そう思わせてくれる何かがあった。
個人的に、この感覚は少し『ティアリングサーガ』のナロンに近かった。
おいらはファイアーエムブレムシリーズをそこまで深く遊んでいるわけではない。
でも、この手のS・RPGで強く記憶に残っているのは『ティアリングサーガ』だった。
そこで最初にナロンを選んで、めちゃくちゃ育てた。
あれが本当に楽しかった。
最初から完成された強キャラというより、
「こいつを育てたらすごいことになるんじゃないか」
と思わせてくれるキャラ。
ハイノくんにも、それに近い期待感があった。
もちろん、ナロンと同じというわけではない。
でも、気分としては近かった。
序盤からいる。
少し地味に見える。
でも、ちゃんと育てれば頼れる存在になりそう。
そういうキャラが、おいらは好きなんだと思う。
実際、ハイノくんはかなり使った。
パラディンとして大活躍してくれた。
前に出る。
敵を受ける。
反撃する。
必要な場所へ走っていく。
かなり頼れる存在だった。
バッチのように単騎で暴れ回れた。
最終ステージの会話も良かった。
ただの農夫だった自分が、ここまで来ている。
その重みがちゃんと伝わってきた。
市民が活躍する作品という意味でも、ハイノくんはかなり象徴的だったと思う。
最初から英雄だったわけではない。
でも、戦いの中で成長して、最後には主力として戦っている。
それが良い。
地味に見えるキャラを信じて育てる。
そして、ちゃんと強くなる。
この気持ちよさがあるから、S・RPGはやっぱり楽しい。
個人的には、ハイノくん好きなプレイヤーは多いんじゃないかと勝手に確信している。
セリア|圧倒的な魔力と素早さ、ソーサラーの頂点

セリアは、イーナやハイノくんと同じく、最初期の市民のひとり。
最初に見た時点で、イーナとハイノくんは物理系にしようと決めていた。
だから、流れとしてセリアは魔術師の道を歩むことになった。
正直に言えば、消去法に近い。
誰かひとりは魔法系にしたい。
だったらセリアかな。
そんな感じだった。
でも、強かった。
異常に強かった。
魔力の高さはもちろんだけど、何より素早さが良かった。
素早さを活かした2回行動。
これが本当に強い。
魔法で高火力を出す。
しかも、相手によっては2回攻撃できる。
これはもう、頼れるなんてものではない。
我が軍の最強の魔導士はキミだ。
最初は消去法だったかもしれない。
でも、終わってみれば完全に主力だった。
市民から育てたキャラが、気づけば軍の中心戦力になっている。
これもまた、『STRANGER SAGA』の育成の楽しさだったと思う。
フェリクス|最初から最後まで頼りになった弓の兄貴

フェリクスは、最初に見た時は地味イケメン枠かなと思っていた。
でも、違った。
序盤から参戦して、最初から最後までずっとお世話になった。
本作には弓キャラがけっこう多い。
でも個人的には、フェリクス以上に頼れる弓キャラはいなかった。
とにかく安定している。
前に出すぎず、後ろからきっちり削る。
危ない敵を安全圏から落とす。
反撃を受けたくない相手に、確実に仕事をする。
弓キャラに求めていることを、ずっとやってくれた。
性能面では、本当に常に頼りになった。
シナリオ面でも、フェリクスは安定した頼れる兄貴という感じだった。
落ち着いている。
変に騒がない。
でも、ちゃんとそこにいてくれる。
こういうキャラがいると、部隊全体の安心感が増す。
ただし。
ひとつだけ許せないことがある。
アリベルに思いを寄せているっぽいことだ。
いや、分かる。
アリベルが魅力的なのは分かる。
フェリクスがそういう気持ちになるのも分かる。
でも、シスターというヒロイン枠ともいえるアリベルに想いを寄せ、
あまつさえうまくいっちゃいそうな感じ…
そこだけは、なんか許せなくなっちゃうんだよ。
フェリクス、そこだけはおいらの中で減点だ。
アリベル|いてくれるだけで安心できる貴重なヒーラー

アリベルは、本作で貴重なヒーラー枠だった。
というか、純粋なヒーラーとしてはこの子しかいない。
だから、アリベルがいる部隊は安心感があった。
逆に言えば、アリベルがいない部隊はかなり心もとなかった。
回復役がいるかどうか。
それだけで、部隊の安定感が全然違う。
前線で傷ついたキャラを回復する。
壁役を支える。
あと少しで落ちそうな仲間を助ける。
やることはシンプルだ。
ただただ回復する。
本当にそれだけ。
でも、それがありがたい。
ただ、回復ばかりだと経験値はあまり入らない。
そのせいもあって、おいらのプレイではアリベルをクラスチェンジさせることはできなかった。
もっと経験値を稼がせてあげたかった気持ちはある。
シナリオ面では、特別に大きく目立っていた印象はそこまでない。
でも、部隊にいると安心する。
そういう意味では、かなり重要なキャラだったと思う。
ただし。
フェリクスと最終的にうまくいっているような感じなのは、少し嫉妬してしまう。
いや、分かる。
フェリクスは頼れる。
アリベルも良い子だ。
お似合いと言われれば、そうなのかもしれない。
でも、なんか悔しい。
ヒーラーとしては本当に助かった。
でも、フェリクスの件では少し複雑。
アリベルは、そんな気持ちにさせてくるキャラだった。
レジェス|槍のプロ。そして、壁の中の壁。

ジェスは、槍のプロ。
そして、壁の中の壁だった。
本作で最も目立っていた壁役は、個人的にはレジェスだと思う。
最初は、正直そこまで強い印象はなかった。
槍を使うキャラ。
物理寄りのキャラ。
そのくらいの認識だった。
でも、少しレベルを上げてクラスチェンジしたあたりから、一気に印象が変わった。
硬い。
とにかく硬い。
前線に置いておくだけで、敵の攻撃を受け止めてくれる。
レジェスがいるだけで、部隊の安定感がかなり変わった。
敵が押し寄せてくる。
誰かで止めないといけない。
後衛を守らないといけない。
そういう場面で、レジェスは本当に頼りになった。
まさに壁役。
最後まで一線級の壁として活躍してくれた。
もちろん、終盤になるにつれて辛い場面もあった。
特に魔法攻撃。
物理攻撃にはかなり強い。
でも、魔法を食らうと一気にHPを削られる。
そこは見ていてかなり怖かった。
とはいえ、それを踏まえても、高いHPと高い物理防御力には本当にお世話になった。
レジェスがいるから前線を維持できる。
レジェスがいるから後ろのキャラを守れる。
レジェスがいるから、多少強引に戦える。
そういう安心感があった。
シナリオ面でも、アナスティアに仕えている存在として貴重だったと思う。
ただ、ひとつ気になっていることがある。
この人、女性なのかな。
なんとなく女性っぽくも見える。
でも、もし男性で、あの感じのイケメン美青年だったら最高だったなとも思ってしまう。
どちらにしても、レジェスは良かった。
硬い。
頼れる。
前線を支えてくれる。
戦記S・RPGにおける壁役のありがたさを、しっかり感じさせてくれたキャラだった。
デヴィッド|気づいたら最後まで使っていた地味眼鏡

デヴィッドは、地味眼鏡。
最初に見た時点で、正直そこまで強く惹かれるキャラクターではなかった。
見た目が派手なわけでもない。
ものすごく強そうに見えるわけでもない。
一目で「絶対に使う」と思ったわけでもない。
でも、なぜか魔法使いとして使えると思ってしまった。
このキャラは魔法系でいけるんじゃないか。
そう思って育てていたら、気づけば最終面にまで出撃させていた。
もっと可愛い女の子の魔法使いがいたような気がしなくもない。
でも、気づいたらデヴィッドを使っていた。
我ながら不思議だ。
ただ、実際に使ってみるとちゃんと頼りになった。
最終ステージでも、壁役の後ろから魔法を撃つ。
前線の敵を安全な位置から削る。
近づきたくない相手を遠距離から撃ち抜く。
そういう仕事をしっかりこなしてくれた。
派手な主役感はない。
でも、いてくれると助かる。
デヴィッドは、そういうタイプのキャラだった。
地味だけど、ちゃんと仕事をする。
縁の下の力持ちとは、彼のような存在のことを言うべきなんだろうね。
テイラー|ルックスで惹かれて、最後にちゃんと助けてくれた美少女騎兵

テイラーは、美少女騎兵。
まず、ルックスが良い。
それだけで使いたくなる。
こういうキャラがいると、やっぱり育てたくなってしまう。
ただ、性能面では最初そこまで強く感じなかった。
見た目の良さから、もっと分かりやすく強いのではないかと勝手に期待していた。
でも、実際に使ってみると、思ったほど圧倒的ではない。
少しがっかりした部分もあった。
とはいえ、パラディンとしての使いやすさはちゃんとあった。
移動力が高い。
必要な場所にすぐ向かえる。
2回攻撃もこなしてくれる。
このあたりは、やっぱり騎兵としてありがたい。
特に最終ステージではお世話になった。
ステージの奥にいるボス魔法使い。
ああいう相手は放っておくと怖い。
でも、近づくのも面倒くさい。
そこでテイラーが走っていって、ちゃんと倒してくれた。
これはかなり助かった。
正直、最初はルックス先行で使っていたところもある。
でも、最後にはちゃんと仕事をしてくれた。
見た目が良い。
移動力もある。
最終ステージで見せ場もあった。
テイラーは、なんだかんだで使ってよかったと思える美少女騎兵だった。
シルヴィ|回復も攻撃もできる、性格に癖のあるエルフヒーラー

シルヴィは、性格に癖のあるエルフヒーラー。
最初は、少し独特なキャラだなと思った。
いかにも素直で優しい回復役というより、
ちょっと引っかかりのあるタイプ。
でも、そこがシルヴィらしさでもあったと思う。
性能面では、かなり貴重な存在だった。
回復役でありながら、弓で攻撃もできる。
これが便利だった。
回復だけをしているキャラだと、どうしてもやることが限られる。
でもシルヴィは、傷ついた仲間を回復できるし、必要なら弓で敵を削ることもできる。
この両方ができるのはありがたい。
アリベルと比べると、回復量は少し控えめだった気がしなくもない。
ただ、そのぶん移動力が高い。
動ける。
届く。
回復できる。
攻撃もできる。
この使いやすさは大きかった。
純粋なヒーラーとしての安心感ならアリベル。
でも、動き回りながら回復と攻撃を両立できる便利さならシルヴィ。
そんな印象だった。
性格には少し癖がある。
でも、戦場ではかなり頼れる。
シルヴィは、独特だけど使いやすいエルフヒーラーだった。
ルゲンツ|超遠距離攻撃の便利さを教えてくれた男

ルゲンツは、たしか盗賊団の下っ端だったと思う。
正直に言うと、シナリオ面ではあまり強く覚えていない。
でも、性能面ではかなり印象に残っている。
弓使いとして優秀だった。
最初はなんとなく使っていた。
そして、なんとなくボウシューターにしてみた。
そしたら、かなり強くなった。
超遠距離から攻撃できる。
これが本当に便利だった。
敵に近づかなくていい。
反撃を受けにくい。
厄介な敵がこちらに接近してくる前に削れる。
場合によっては、そのまま仕留められる。
この安心感がすごい。
近づかれると面倒な敵。
魔法を使ってきそうな敵。
前線に出したくない相手。
そういう敵を、遠くから一方的に攻撃できる。
便利さが異次元だった。
あまりにもルゲンツが強かったので、もう一人ボウシューターを作ってしまったくらいだ。
それくらい、ボウシューターという職業の強さを感じさせてくれた。
グレム|レジェスに並ぶ、もう一枚の最高の壁

グレムは、自軍最年少組のひとり。
正直、最初は見た目だけだと年齢感がよく分からなかった。
ただ、アナスティアより年下なのは、彼とレティシャくらいっぽい。
そう考えると、かなり若い。
そんなグレムだけど、戦闘面では最高に頼りになった。
レジェスの壁役っぷりが圧倒的だったので、
もう一人くらい壁役を作りたいと思っていた。
そこで育ててみたのがグレムだったが…
結果、大正解。
レジェスと同等と言っていいくらい、最高の壁になってくれた。
前線に立つ。
敵の攻撃を受け止める。
後ろの仲間を守る。
この安定感が本当にありがたかった。
終盤は複数のルートから敵が攻めてくる場面も多い。
そうなると、壁役がひとりだけでは足りない。
レジェスが片方を支える。
グレムがもう片方を支える。
この形が作れるようになったのは、かなり大きかった。
しかも、グレムは見た目も良い。
少年主人公みたいなルックスが、だんだん気に入ってしまった。
最初は性能目的で育てたはずなのに、
気づけば見た目でもかなり好きになっていた。
なんなら、見た目だけなら本作でも屈指の推しキャラかもしれない。
若い。
硬い。
頼れる。
そして、少年主人公っぽい。
どことなく、軌跡シリーズのヨシュアっぽいと思っている。
グレムは、壁役としてもキャラとしてもかなり好きになった存在だった。
レティシャ|活躍させたかったのに、活かしきれなかった儚い美少女

レティシャは、儚い見た目の美少女。
最初に見た時点で、これは活躍させたいと思ったんだ。
見た目が良い。
雰囲気も良い。
性能も高そうに見える。
こういうキャラは、絶対に使いたくなる。
だから、実際に使ってみたんだけれど…
だめだ、結果的にはうまく活用できなかった。
最終ステージでは、素早い敵の壁役として少し活躍してくれた。
それはそれで助かった。
ただ、もっと活躍させたかった。
もっと前線で輝かせたかった。
もっと敵を倒してほしかった。
もっとこのキャラを使いこなしたかった。
そういう悔しさが残っている。
イーナもそうだった。
見た目も良い。
キャラとしても好き。
性能だって、きっとうまく育てれば光るはず。
なのに、自分のプレイではうまく活かしきれなかった。
レティシャは、そんな悔しさが残るキャラのひとりだった。
いや、ひとりというより、イーナと並んで2トップかもしれない。
好きだからこそ悔しい。
もっと早く方向性を決めて育てていれば。
もっとクラスをうまく選べていれば。
もっと出撃機会を作れていれば。
そう思ってしまう。
シェリル|ボウシューターの魅力に抗えなかったもう一人の長射程枠

シェリルは、ルゲンツのボウシューター運用に感化された結果、白羽の矢を立てたキャラだった。
ルゲンツをボウシューターにしてみたら、あまりにも便利だった。
超遠距離から攻撃できる。
敵に近づかれる前に削れる。
危ない相手を安全圏から仕留められる。
その便利さを知ってしまった。
そうなると、もう一人欲しくなる。
ボウシューターがもう一人いたら、もっと安定するんじゃないか。
そう思って育てたのがシェリルだった。
結果、かなり頼りになった。
ルゲンツとシェリル。
この二人が揃うと、長射程の圧がすごい。
敵が近づいてくる前に、遠くから撃つ。
前線に出したくない相手を削る。
面倒な敵を安全な位置から処理する。
この安心感は半端なかった。
異次元の長射程で、遠距離から敵を仕留めてくれる。
こんなに頼もしいことはない。
ただ、キャラ的には少し思うところもある。
本当は、シェリルをこんな遠距離バリスタ担当にするのではなく、
もっと正攻法の育成をしても良かった気がする。
普通の弓使いとして活躍させるとか。
もう少しキャラの雰囲気に合った育て方をするとか。
そういう道もあったと思う。
でも、だめだった。
ボウシューターの魅力に抗えなかった。
一度あの長射程の便利さを知ってしまうと、もう戻れない。
シェリルには申し訳ない気持ちも少しある。
でも、戦力としては本当に助かった。
ルゲンツと並ぶ、我が軍の長射程担当。
シェリルは、ボウシューターの強さをさらに確信させてくれたキャラだった。
ロベルト|堅実な騎士だと思っていたのに、出世欲で一気に冷めた

ロベルトは、序盤からアナスティアを支える堅実な騎士だった。
真面目。
忠実。
落ち着いている。
そんな印象があった。
良い意味で地味なキャラだと思っていた。
派手に目立つわけではない。
でも、常にアナスティアのそばにいて、ちゃんと支えてくれる。
もう1人のレジェスのような人物だと思っていた。
だからこそ、最終面の会話にはかなり引いてしまった。
地方騎士の自分が大出世だ。
そんな感じのことを言っていた。
いや、そうなのか。
ロベルト、君はそういうことを考えていたのか。
もちろん、これも彼の意外性だったのかもしれない。
ただの真面目な騎士ではない。
ちゃんと自分の欲もある。
そういう人間らしさとして描かれていたのかもしれない。
でも、個人的には受け付けなかった。
正直、残念だった。
おいらはロベルトのことを、もっと人情や忠義で動く人物だと思っていた。
アナスタシアを支える。
国のために戦う。
騎士としての信念で動く。
そういうキャラだと思っていた。
ある意味、バッチに近いような、損得だけでは動かない人物だと思っていた。
でも、最後に見えたのは出世欲だった。
自分の立場が上がる。
地方騎士だった自分が大出世する。
そこに喜びを感じているように見えてしまった。
それが、なんかきつかった。
憧れていた人が、実は大したことなかった。
そんなことを言われたようながっかり感があった。
性能面では、ボウナイトを一人作ってみたくてロベルトを育てた。
でも、正直うまく活用しきれた感じはあまりない。
弓も使える。
移動力もある。
便利なはずではある。
ただ、自分の中ではそこまで強く印象に残らなかった。
そして今となっては、性能面のことも少しどうでもよくなっている。
だって、ただの出世欲キャラだったから(好きな人ごめんなさい
セシル|女の子と見まごう美少年。もしかして全キャラで一番好きかもしれない

セシル。
待ってたよ。
こういうキャラを待っていた。
女の子と見まごうばかりの美少年。
こういうキャラ、大好物だ。
ルックスだけなら、グレムすら上回るほどに好きかもしれない。
いや、本当に良い。
気弱そうな少年キャラという点もいい。
見た目もいい。
雰囲気もいい。
かなり刺さった。
だからこそ、シビリアンではなかったのが本当に残念だった。
市民として自由にクラスチェンジできるキャラだったら、もっといろいろな方向で育ててみたかった。
でも、セシルは騎兵ルートから外れることはできない。
そこは少し惜しかった。
ただ、それでも良かった。
パラディン。
最高にかっこいい職業だ。
セシルはパラディンとして、圧倒的な機動力と素早さを活かして大活躍してくれた。
移動力が高い。
必要な場所にすぐ向かえる。
素早さを活かして2回攻撃もできる。
この使いやすさはかなり大きかった。
クラスチェンジするまでは、正直少し心もとなかった。
戦闘力もそこまで高く感じなかったし、
このまま活躍できるのかなと思う場面もあった。
でも、クラスチェンジしてからは一気に頼れる存在になった。
最終ステージでも、テイラーと一緒になって立ち回ってくれた。
機動力のあるキャラが複数いると、やっぱり終盤は助かる。
離れた敵に向かう。
危ない場所へ駆けつける。
奥にいる敵を処理する。
そういう仕事をちゃんとこなしてくれた。
気弱な少年キャラとしても好き。
見た目も好き。
パラディンとしての活躍も良かった。
あれ。
もしかして、全キャラで一番好きかもしれない。
セシルは、それくらい自分に刺さったキャラだった。
終わりに|やっぱり、もっと彼らを見たくなってしまう
こうしてキャラ感想を書いていると、2周目をプレイしたくなってくる。
このキャラを、今度は違うクラスで育ててみたい。
イーナやレティシャを、もっとちゃんと活躍させたい。
セシルやグレムを、さらに主力として使いたい。
そういう気持ちが、じわじわ湧いてくる。
ただ、ハードモードで詰将棋…
とまではいかずとも、
ヒリヒリしたバランスと展開を求められるのだとしたら、
正直少し腰が重い。
もちろん、それが好きな人もいると思う。
S・RPGとしては、むしろ正しい楽しみ方なのかもしれない。
ましてや、ファイアーエムブレムライクの作品なら、尚更だよね。
でも、おいらはどちらかというと、好きなキャラを気持ちよく活躍させたい。
強いキャラを前に出す。
お気に入りのキャラを育てる。
多少強引でも、愛着のある仲間たちで突破する。
そういう遊び方が好きなんだと思う。
だから、2周目をやりたい気持ちはある。
でも、難易度が上がることへの怖さもある。
このあたりが、なかなか悩ましい。
こうなってくると、それよりも、個人的には次回作が見たい。
本作から1年後くらいを舞台にしてもいい。
隣の国を舞台にしてもいい。
まったく別の戦乱が起きてもいい。
そこで、本作のキャラクターたちを大量に続投させてほしい。
バッチたちのその後が見たい。
アナスティアが国をどう立て直しているのかも見たい。
イーナはバッチとどうなったのか。
ハイノくんは今も前線にいるのか。
セシルやグレムやレティシャは、また戦ってくれるのか。
そういうことを考えてしまう。
本編レビューでも書いたけれど、『STRANGER SAGA』は想像力で補える作品だった。
でも、最終ステージの会話を見てしまった。
そして、こうしてキャラ感想まで書いてしまった。
もう、想像力だけでは足りなくなっている。
もっと彼らを見たい。
続編が出るなら、間違いなく買う。
待っているよ、いつまでも。
最高の時間をありがとう!
次に読むなら|また、仲間を好きになれる戦記へ
彼らのその後を待つあいだにも、出会える仲間はいる。次は別の戦場で、また誰かを好きになれる3本へ。




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