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※『スターオーシャン3 Till the End of Time』を含む、シリーズ作品のネタバレに触れています。

2026年7月19日。
『スターオーシャン』シリーズが、ついに30周年を迎えた。
それを記念して配信された、
「スターオーシャン30周年記念公式生放送 ~星の海を駆け抜けろ~」。
ただし、放送前から公式サイトには、はっきりと書かれていた。
※シリーズ新作ゲームの情報はございません。
30周年記念放送なのに、新作情報はない。
いや、先に言ってくれるのは誠実なんだけどさ。
誠実に寂しいことを教えられても、寂しさ加速装置になっちゃってるよ!
もちろん、シリーズの歴史を振り返ったり、ファンの声を紹介したりする時間にも意味はある。
でも、おいらがスターオーシャンに求めているのは、思い出だけじゃない。
次の星、
次の冒険。
そして、次の物語なんだ。
みんなが欲しいのは、やっぱりナンバリング最新作だった
番組の中で発表された、30周年記念ファンアンケート。
その中でも、おいらが特に注目していたのが、
「シリーズに期待する今後の展開」
という質問だった。
結果は、
ナンバリング最新作が1位。
これは当然だろう!
いや、アンケート結果が表示された瞬間、
「そりゃそうだ!」
と画面に向かって言いそうになった。
皆様、わかっていらっしゃる。
ファンが待っているのは、過去作を何度も眺めることだけじゃない。
まだ見たことのない星へ行くことだもんね?
『スターオーシャン6 THE DIVINE FORCE』の次。
すなわち、
『スターオーシャン7』。
そろそろ本当に出してほしい。
宇宙を舞台にしたRPGという、今でも唯一無二に近い立ち位置を持っているシリーズなんだ。
30年続いたから振り返るのではない。
これからも続いてほしいから、振り返っているんだ。
『ブルースフィア』のリメイクも待っている
もちろん、ナンバリング最新作以外の結果も気になってはいるよ。
特にうれしかったのが、
『スターオーシャン ブルースフィア』のリメイクを望む声が、しっかり集まっていたこと。
『ブルースフィア』は、ゲームボーイで発売された『スターオーシャン セカンドストーリー』の続編。
現在の環境では、遊ぶためのハードルがかなり高い作品だ。
おいらも遊んだことはある。
でも、学生当時に、友達に少し遊ばせてもらっただけ。
借りられたわけでもなく、当然、クリアなんて出来ていない。
だから、絶対に腰を据えて遊びたいし、クリアまで到達したい。
そして、今の技術で作り直された『ブルースフィア』を遊びたいかと聞かれれば、
答えは当然、イエス!
『スターオーシャン セカンドストーリー R』のような方向性でリメイクされたら、かなり相性がいいと思う。
クロードやレナたちの冒険は、エクスペルとネーデだけで終わっちゃいない。
『SO2』の人気を過去の栄光として飾るだけではなく、その先にある物語にも光を当ててほしい。
『アナムネシス』を、もう一度“ゲーム”として遊びたい
そして、
『スターオーシャン:アナムネシス』。
こちらも、リメイク候補としてアンケートの選択肢に含まれていた。
これも、個人的には大いに期待してしまう。
『アナムネシス』は歴代キャラクターが集結する、シリーズのお祭り作品だった。
でも、ただのお祭りゲームではない。
独自の主人公(艦長)がいて、
独自の仲間がいて、
独自の物語があった。
サービス終了後には一部の機能を残したオフライン版が用意されたものの、
当時のゲーム体験をそのまま遊べるわけではない。
だからこそ、買い切り型のRPGとして再構築してほしい。
スマートフォン向け作品だったからといって、
そこで描かれた物語まで消えていいわけじゃない。
遊べなくなったから過去になるのではない。
もう一度遊びたいと思う人がいる限り、
その物語はまだ終わっていないのだから。
一番うれしかったのは「宇宙歴の未来」が1位だったこと
今回のアンケート結果で、おいらが何よりもうれしかったのは、
「新作で遊びたい物語」
という質問だった。
そこで1位になったのが、
宇宙歴の未来の物語。
これだよ。
おいらが見たいのは、これなんだ。
『スターオーシャン3 Till the End of Time』は、ゲームとしてはまぁ好きだではあるよ。
戦闘も好きだし、フェイトたちも好き。
でも。
あの世界(エターナルスフィア)の真相と、その結末だけは、
今でも受け入れられていない。
もちろん、設定として何が起きたのかは理解している。
理屈はわかる。
でも、心が納得していない。
『SO1』や『SO2』で見てきた宇宙。
そこに暮らしていた人たち。
命を懸けて戦ったクロードやレナたち。
自分が何十時間も冒険してきた、あの星々。
感情移入したあの瞬間の連続。
それらの存在そのものを揺るがすような真実を突きつけられて、
「そういう設定なんですね!」
と簡単に飲み込めるほど、おいらは器用じゃなかったんだよ。
SO3の結末
後付け設定で全部否定して、
「実はあれは間違いでした」
と済ませてくれたら個人的には最高かもしれない。
でも、さすがにそれは色々な意味で”無い”と思う。
そもそも、受け入れているプレイヤー様も多いだろうし、
何よりいちど決まった結末を無かったことにするのは、
作品とファンに対する冒涜が過ぎるとも思う。
だから、おいらが見たいのは、
あの結末を迎えた世界が、それでも続いている姿だ。
フェイトたちの戦いが終わった後も、
人々が生きている。
新しい星が発見される。
新しい出会いがあり、
新しい争いが起き、
新しい英雄が生まれる。
そんな未来を、一度でいいから見せてほしい。
そうすれば、おいらもようやく、
あの宇宙をひとつの独立した世界として、心から受け入れられる気がする。
誰かに作られた世界だから、偽物なのではない。
そこで人々が生きているから、本物なのだと感じられるはず。
設定資料で説明してほしいわけじゃない。
開発者のインタビューで補足してほしいわけでもない。
いや、それはそれで味があって良いとも思うし、何なら欲しい本音もある。
でも、何よりもまずはゲームとして、
物語として、
その世界が今も生きていることを見せてほしいんだ。
アンケート1位は、発売決定ではない
もちろん、アンケートで1位になったからといって、
『SO7』の舞台が宇宙歴の未来に決まったわけではない。
そもそも、『SO7』の制作自体が発表されたわけでもない。
ここは浮かれすぎてはいけないところだ。
アンケートはアンケート。
新作ゲームは新作ゲームだ。
残念ながら、その間には銀河より広い距離がある。
それでも。
公式がファンに対して、
「どの時代の物語を遊びたいですか」
と問いかけた。
そして、多くのファンが、
「宇宙歴の未来を見たい」
と答えた。
その結果には、大きな意味があると思っている。
宇宙歴の未来の物語を観たいと思っていたのは、おいらだけじゃなかった。
ずっと止まったままだと思っていた宇宙歴の時計を、
もう一度動かしてほしいと思っている人たちがいた。
それがわかっただけでも、今回のアンケートには救われた。
心から、ありがとうと言いたい。
学生時代から続く胸の奥の穴が少し埋まった気がする。
終わりに
今回の生放送では、『スターオーシャン セカンドストーリー R』のRTAも行われた。
正直に言えば、おいらはRTAにほとんど興味がない。
大昔、ニコニコ動画で『マリオ』のリアルタイムアタックを見たことがあるような…
記憶にあるのは、そのくらい。
だから最初は、
「おいらが楽しめる企画ではないかもしれないな」
と思っていた。
でも、実際に見てみると意外と面白かった。
あれだけボリュームのあるRPGを、
本当にこんな短時間でクリアできるのか。
見慣れたはずのゲームが、まるで別の競技に変わっていく。
その衝撃には、思わず画面を追ってしまった。
ただ、その一方で改めて思ったこともある。
おいらはやっぱり、
ストーリーをちゃんと見ながら遊びたい。
最短距離でエンディングを目指す冒険もすごい。
でも、おいらが星の海を旅するときは、
仲間との会話も、
立ち寄った町も、
そこで起きた物語も、
できるだけ置いていきたくない。
そして、放送中に『スターオーシャン セカンドストーリー R』の楽曲が流れていたのも、とても良かった。
画面を見ているだけなのに、
あの音が耳に入った瞬間、冒険の空気が戻ってくる。
やはり桜庭統様は神だ。
理屈ではない。
神だから神なのだ。
そして、繰り返しになるが、
『スターオーシャン:アナムネシス』の今後にも期待したい。
あの作品には、スターオーシャンシリーズの未来を感じさせる何かがあった。
歴代キャラクターが集まるお祭り作品でありながら、
それだけで終わらない独自の物語があった。
さらに、『ヴァルキリープロファイル』シリーズの正史の見え方すら変えるようなサイドストーリーまで描かれていた。
あれを、サービス終了したスマートフォンゲームの中だけに眠らせておくのは、あまりにも惜しい。
『ブルースフィア』も。
『アナムネシス』も。
そして、宇宙歴の未来を描く『スターオーシャン7』も。
30周年は、過去を懐かしむだけの節目ではない。
この先も星の海を旅させてほしいと、
ファンがもう一度声を上げるための節目だったのだと思う。
おいらはまだ、
スターオーシャンの続きを待っている。
今度こそ、
宇宙歴の未来で。

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