
主人公は、
“中心”でいられるのか
幻想水滸伝は、
群像劇だ
仲間が増える
物語が広がる
気付けば、
主人公だけの物語じゃなくなっている
それでも、
主人公は“中心”だった
ティルも、
リオウも、
ヒューゴも、
ラズロも
物語の軸に、立ち続けていた
そして、スターリープ
ガチャで仲間が増える
歴代キャラが加わる
主役級が、いくらでも増えていく
その中で、
主人公は、どこに立つのか
今回は、
スターリープにおける主人公の役割を、
“群像劇との距離感”から考えていく
幻想水滸伝の主人公は“何を繋いでいたのか”
強かったから中心にいたわけじゃない
戦闘で無双するからでもない
じゃあ、何をしていたのか
“繋いでいた”
仲間と仲間を
過去と現在を
バラバラの想いを、ひとつの流れにしていた
ティルは、
仲間を集め、
“軍”を形にした
リオウは、
ジョウイと対峙しながら、
“選択”を背負った
ヒューゴは、
三つの視点の中で、
“一つの物語”に収束していった
ファルーシュは、
奪われたものを取り戻しながら、
“居場所”を取り戻した
共通しているのは、
“中心にいる理由がある”ことだ
強いからじゃない
目立つからでもない
“その場所に立つ意味がある”
だからこそ、
仲間が増えても、埋もれない
群像劇の中でも、
軸であり続ける
それが、
幻想水滸伝の主人公だった
スターリープでは“中心”はどう揺らぐのか
ここからが、本題だと思っている
スターリープでは、
仲間の増え方が、これまでと違う
ガチャで増える
期間限定で増える
主役級のキャラが、いくらでも増えていく
さらに、
歴代主人公すら、同じ場所に並ぶ可能性がある
ティル
リオウ
ヒューゴ
ラズロ
“主人公だった存在”が、複数いる状態になる
この時、
“中心”はどうなるのか
これまでの幻想水滸伝は、
主人公が“繋いでいた”
だから、
軸がぶれなかった
でも、
スターリープでは、
“繋げる役割”を持つ存在が、複数になる可能性がある
そうなると、
主人公は、“一人の中心”でいられるのか
ここが揺れる
もちろん、
ストーリー上の主人公は存在する
物語の軸としての役割は、残るはずだ
でも、
プレイヤーの体験としては、話が変わる
誰を使うか
誰に感情移入するか
主役の座が、分散していく可能性がある
だからこそ、
主人公は、これまでと同じ形では成立しないかもしれない
中心であることではなく、
“どう中心であり続けるのか”
その形が、
問われることになる
主役級が増える中で、主人公は“埋もれる”のか
一番シンプルな不安は、これだと思う
スターリープでは、
主役級のキャラが、いくらでも増えていく
ガチャで増える
期間限定で増える
強さも、人気も、物語も持っているキャラが並ぶ
その中で、
主人公は、埋もれないのか
これまでの幻想水滸伝では、
主人公が“軸”だった
仲間がどれだけ増えても、
物語は、主人公を中心に回っていた
でも、
主役になれる存在が複数いると、
話が変わる
誰を使うか
誰に感情移入するか
プレイヤーごとに“中心”がズレていく
そうなると、
主人公は、“唯一の軸”ではいられなくなる可能性がある
ただ――
それは、弱さとも限らない
中心が一つじゃないからこそ、
物語の見え方が増える
主人公が引っ張る物語
他のキャラが引っ張る物語
複数の軸が同時に存在する世界になる
だからこそ問われるのは、
主人公が“目立つかどうか”じゃない
“軸でいられるかどうか”
その形が、
これまでとは違うものになるかもしれない
主人公は“中心”ではなく“視点”になるのか
もうひとつの可能性がある
それは、
主人公が“引っ張る存在”ではなく、
“見せるための存在”になることだ
これまでの幻想水滸伝は、
主人公が物語を動かしていた
決断する
選択する
その結果として、物語が進んでいく
でも、
スターリープでは、
物語の“主役”が増えていく
それぞれに背景がある
それぞれに物語がある
主人公だけが特別とは限らなくなる
そうなった時、
主人公の役割は変わる
引っ張るのではなく、
“見る側”に近づく
誰と出会うか
誰と並ぶか
その体験を通して、物語を感じていく
つまり、
主人公は“中心”ではなく、
“視点”になる可能性がある
これは、
弱体化でも、格下げでもなくて
“役割の変化”だ
プレイヤーが誰に感情移入するのか
どこに物語を見出すのか
その自由度が広がる
ただ――
ひとつだけ、失われるものもある
それは、
“この物語は、この主人公のものだ”という感覚
だからこそ、
視点としての主人公を、どう成立させるのか
ここが、
スターリープにおける主人公の“最後の鍵”になる
終わりに
正直、
主人公がいなくなるとは思っていない
物語の軸は、
これまで通り存在するはずだ
ヒスイのために戦う
その物語は、主人公のものだ
そこは、
変わらない
ただ――
それとは別に、
“もう一つの見え方”が生まれる可能性がある
誰を使うのか
誰に感情移入するのか
プレイヤーごとに、“主役”が揺れる
つまり、
“物語の主人公”と、
“体験の主人公”が分かれる
この構造になるかもしれない
だからこそ、
主人公の形が変わるのではなく、
主人公の“見え方”が増える
そう考えている
その中で、
どう“主人公であり続けるのか”
それを、
この作品で確かめたい


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