【徹底考察】幻想水滸伝スターリープのチャオはどんな主人公になるのか?ヒスイとの関係から読む

幻想水滸伝スターリープの主人公、

チャオ。


正直、

まだ分からないことは多い。


どんな性格なのか。

どんな戦い方をするのか。

物語の中で、

どんな選択をしていくのか。


でも、

現時点でもひとつ言えそうなことがある。


チャオは、

“世界を救う主人公”として始まるわけではない。


たぶん、

もっと近い場所から始まる。


湖畔の里。

失われた日常。

仲間たち。

そして、

ヒスイ。


“ただ、一人のために”


この言葉を考えるなら、

チャオという主人公を語るうえで、

ヒスイの存在は避けられない。


ヒスイをどう見るのか。

ヒスイとどう関わるのか。

彼女のために、

チャオは何を選ぶのか。


そこに、

スターリープの主人公像が見えてくる気がしている。


今回は、

幻想水滸伝スターリープの主人公チャオについて、

ヒスイとの関係を軸に考えていく。

目次

チャオは“世界を救う主人公”として始まらない

チャオは、

最初から“世界を救う主人公”として立ち上がるわけではないと思う。


これは、

幻想水滸伝らしい始まり方だ。


幻想水滸伝は、

いわゆる魔王を倒して世界を救うRPGとは少し違う。


もちろん、

物語が進めば、

国や時代を揺らす大きな戦いになっていく。


でも、

始まりはもっと近い。


家族。

友。

生まれ育った場所。

大切な人。


そういう、

手の届く範囲のものが壊されるところから、

主人公の物語は動き出す。


チャオも、

たぶんそうだ。


湖畔の里で暮らしていた少年。


ヒスイがいて、

シーリーンがいて、

シャプールがいて、

日常があった。


その日常が、

ある日突然壊される。


だから、

チャオが最初に抱くものは、

世界を救いたいという大義ではないと思う。


里を取り戻したい。


仲間を守りたい。


失われた日常を取り戻したい。


そして、

ヒスイを助けたい。


たぶん、

そのくらい近くて、

切実な願いから始まる。


ここが大事だと思う。


最初から立派な主人公である必要はない。


最初から正しい答えを持っている必要もない。


むしろ、

何も分からないまま、

失ったものを追いかけるくらいでいい。


その方が、

チャオという主人公に近づける。


世界のために戦うと言われても、

最初は遠い。


でも、

目の前の誰かのためなら分かる。


帰る場所のためなら分かる。


奪われた日常のためなら分かる。


そこから始まるから、

チャオの物語は信じられる気がする。


そして、

幻想水滸伝はそこで終わらない。


近くにあった願いが、

やがて仲間へ広がる。


仲間との出会いが、

国の争いへ繋がる。


国の争いが、

紋章や時代の流れへ繋がっていく。


チャオは、

世界を救うために始まる主人公ではない。


でも、

目の前の誰かを守ろうとする中で、

世界の方から彼を巻き込んでいく。


その時、

チャオは少しずつ、

幻想水滸伝の主人公になっていくのだと思う。

里を失った少年としてのチャオ

幻想水滸伝において、

“失った場所”はかなり大きい。


ただし、

スターリープの場合は、

失った里の代わりに、

別の本拠地を作るわけではない。


チャオたちの本拠地になるのは、

おそらく、

襲撃された湖畔の里そのものだ。


つまり、

本拠地は新しく手に入れる場所ではなく、

壊された場所を、もう一度立て直していく場所

になる。


ここが、

スターリープらしいところだと思う。


日常を壊された。


帰る場所を傷つけられた。


だからこそ、

その場所を捨てるのではなく、

もう一度、人が集まる場所に戻していく。


仲間が増える。

施設が増える。

人の気配が戻ってくる。


それは単なる拠点強化ではない。


里が少しずつ息を吹き返していく過程だ。


そう考えると、

チャオにとっての本拠地は、

便利な拠点ではなく、

失った日常を、もう一度取り戻していく場所

になる。


これはかなり強い。


里を失った少年が、

その里を復興していく。


壊された場所を、

もう一度“帰る場所”にしていく。


その流れがあるから、

スターリープの本拠地には、

過去作とはまた違う重さが生まれると思っている。

ヒスイはチャオの物語を動かす存在になる

チャオを語るうえで、

ヒスイの存在は避けられない。


“ただ、一人のために”


この言葉を考えるなら、

その“一人”に最も近い存在は、

やはりヒスイだと思う。


ただし、

ここで大事なのは、

ヒスイが単に

“チャオに守られる存在”

として置かれるかどうかではない。


ヒスイがいることで、

チャオが何を選ぶのか。


そこが見たい。


里が襲われる。

日常が壊される。

仲間たちが傷つく。


その中で、

ヒスイもまた、

何かを背負うことになるのかもしれない。


チャオにとって、

里は大切だ。


仲間も大切だ。


失われた日常も、

取り戻したいもののはずだ。


でも、

その中心にヒスイがいるなら、

チャオの行動には、

より個人的で、

より切実な熱が宿る。


里のため。

仲間のため。

復興のため。


それだけでも十分に強い。


でも、

そこに

“ヒスイのため”

が重なると、

チャオの物語はさらに近くなる。


大義ではなく、

理屈でもなく、

まずは目の前の一人を想う。


その想いがあるから、

チャオの選択は他人事ではなくなる。


ヒスイは、

チャオの目的そのものになるのかもしれない。


あるいは、

チャオが本当の意味で、

自分の道を選ぶきっかけになるのかもしれない。


彼女を守るために動くのか。


彼女の選択を受け止めるために動くのか。


それとも、

彼女と共に、

壊された里をもう一度立て直すために動くのか。


まだ分からない。


でも、

ヒスイがチャオの物語を動かす存在であることは、

かなり自然に見える。


主人公は、

何かを失って動き出す。


誰かと出会って変わっていく。


誰かを守りたいと思いながら、

やがて自分自身の答えを選んでいく。


もしヒスイが、

そのすべてに関わる存在なら。


彼女は、

チャオの隣にいる少女であると同時に、

チャオという主人公を形作る存在になる。


ヒスイが何を背負うのか。


そして、

そのヒスイを前にして、

チャオが何を選ぶのか。


そこに、

スターリープの主人公像が見えてくる気がしている。

“ただ、一人のために”がチャオの原点になる

“ただ、一人のために”


この言葉は、

チャオという主人公を考えるうえで、

かなり重要になると思っている。


なぜなら、

この言葉はたぶん、

チャオの始まりを表しているからだ。


世界を救うためではない。


帝国を倒すためでもない。


歴史を変えるためでもない。


最初にあるのは、

もっと近くて、

もっと個人的な想い。


大切な誰かを守りたい。


失いたくない。


もう一度、

あの日常を取り戻したい。


その感情が、

チャオを動かす原点になるのだと思う。


ここで大事なのは、

“ただ、一人のために”が、

小さい言葉ではないということだ。


むしろ、

小さいからこそ強い。


大きな正義は、

時に遠く見える。


国のため。

時代のため。

世界のため。


そういう言葉は立派だけど、

最初から背負うには大きすぎる。


でも、

一人のためなら分かる。


目の前にいる誰か。


自分のそばにいた誰か。


守れなかったかもしれない誰か。


その人のためなら、

人は動ける。


チャオも、

きっとそこから始まる。


そして、

幻想水滸伝は、

その個人的な想いを否定しない。


むしろ、

そこから物語を広げていく。


一人を想う気持ちが、

里へ繋がる。


里を取り戻す想いが、

仲間へ繋がる。


仲間との出会いが、

やがて国や紋章の問題へ繋がっていく。


でも、

どれだけ物語が大きくなっても、

最初の想いは消えないでほしい。


大義に置き換わるのではなく、

大義の奥に残り続けてほしい。


チャオが何を背負うことになっても、

どれだけ多くの仲間と出会っても、

どれだけ大きな戦いに巻き込まれても。


その根っこには、

“ただ、一人のために”がある。


そういう主人公なら、

かなり信じられる。


立派な英雄としてではなく、

誰かを想う少年として始まる。


その少年が、

出会いと喪失を重ねながら、

少しずつ主人公になっていく。


おいらがスターリープのチャオに期待しているのは、

まさにそこだ。


“ただ、一人のために”は、

チャオの弱さではない。


チャオが物語へ踏み出すための、

最初の火なんだと思う。

チャオは群像劇の中心でいられるのか

幻想水滸伝は、

主人公だけの物語ではない。


108星がいる。

仲間がいる。

敵がいる。

国がある。

それぞれの正しさがある。


だから、

物語が進むほど、

視点はどんどん増えていく。


チャオだけを見ていればいい物語ではなくなるはずだ。


オデッサにはオデッサの道がある。


ビクトールにはビクトールの因縁がある。


フリックにはフリックの若さや迷いがある。


ヒスイにはヒスイの謎がある。


ラグナルやエギルたちにも、

きっと敵側の理由がある。


そう考えると、

スターリープはかなり大きな群像劇になる可能性がある。


その中で気になるのが、

チャオはちゃんと中心でいられるのか


ということだ。


ここで言う中心とは、

一番強いとか、

一番目立つとか、

一番喋るとか、

そういう意味ではない。


多くの人の想いを受け取り、

バラバラの道を繋いでいく存在だったと思う。


だから、

チャオに求めたい中心性も、

そこにある。


オデッサの物語に飲み込まれないこと。


歴代キャラの存在感に埋もれないこと。


ヒスイを守るだけの少年で終わらないこと。


里の復興、

仲間との出会い、

赤月帝国との関わり、

変化の紋章の謎。


それらが広がっていく中で、

チャオ自身の選択がちゃんと見えるか。


ここが大事だと思う。


群像劇は、

主人公以外が魅力的であればあるほど面白くなる。


でも同時に、

主人公の軸が弱いと、

物語の中心がぼやけてしまう。


スターリープには、

魅力的な人物がかなり多い。


だからこそ、

チャオが何を感じ、

何を受け取り、

何を選ぶのか。


そこをしっかり見せてほしい。


チャオがすべてを動かす必要はない。


でも、

チャオがいることで、

バラバラの物語がひとつに繋がっていく。


そういう主人公であってほしい。


群像劇の中心とは、

全員の上に立つことではない。


多くの人の想いが交差する場所に立つこと。


そして、

その交差点で、

自分の答えを選ぶこと。


チャオがそこに立てるなら、

スターリープはちゃんと、

チャオの物語としても成立すると思っている。

変化の紋章はチャオをどう変えるのか

チャオを考えるうえで、

避けて通れないのが、

変化の紋章だ。


スターリープの物語には、

変化の紋章が深く関わってくる。


そして、

おそらくチャオは、

その力と無関係ではいられない。


ここで気になるのは、

変化の紋章が、

チャオにどんな力を与えるのか、

ということだけではない。


もっと気になるのは、

その力が、チャオ自身をどう変えていくのか


ここだ。


変化の紋章。


その名前は、

かなり意味深だ。


姿が変わるのか。

力が変わるのか。

運命が変わるのか。

世界が変わるのか。


いろいろ考えられる。


でも、

チャオの記事として見るなら、

一番見たいのは、

チャオの心の変化だと思っている。


里を失った少年。


ヒスイを想う少年。


壊された日常を取り戻そうとする少年。


そのチャオが、

変化の紋章と関わることで、

何を知り、

何を失い、

何を選ぶようになるのか。


そこが見たい。


最初のチャオは、

たぶん近い場所だけを見ている。


里。

仲間。

ヒスイ。


自分の手が届く範囲にあるもの。


それを守りたい。

取り戻したい。


その想いから始まるはずだ。


でも、

変化の紋章に触れることで、

チャオの見える世界は変わっていくのかもしれない。


自分たちの里だけの問題ではない。


ヒスイだけの問題でもない。


赤月帝国。

シンダル族。

真の紋章。

そして、

時代そのものの流れ。


そういうものが見えてきた時、

チャオは、

最初のままではいられない。


ただ守りたいだけでは足りなくなる。


ただ取り戻したいだけでは済まなくなる。


何を変えるのか。


何を変えてはいけないのか。


その問いに向き合うことになる。


ここが、

変化の紋章の怖さでもあり、

面白さでもあると思っている。


変化は、

いつも良いこととは限らない。


変わることで救われるものもある。


でも、

変わってしまうことで、

戻れなくなるものもある。


チャオが変化の紋章に関わるなら、

そこには必ず痛みがあるはずだ。


少年のままではいられない。


でも、

完全な英雄にもなりきれない。


大切な一人を想う気持ちを抱えたまま、

もっと大きなものを見なければならなくなる。


その揺れが、

チャオという主人公を作っていく気がしている。


変化の紋章は、

チャオに力を与えるのかもしれない。


でも、

それ以上に、

チャオの見える世界を変えるのだと思う。


目の前の一人から始まった物語が、

里へ、

仲間へ、

国へ、

紋章へと広がっていく。


その中で、

チャオ自身も変わっていく。


ただし、

変わっても、

根っこまでは失わないでほしい。


“ただ、一人のために”


その想いを抱えたまま、

チャオがどんな主人公へ変化していくのか。


そこに、

スターリープの物語の重さが出ると思っている。

終わりに

正直に言うと、

チャオの第一印象は、

少し地味だった。


主人公らしい派手さ。

一目で分かる特別感。

強烈なビジュアルの引き。


そういうものは、

今のところあまり強くないように見える。


どちらかといえば、

ラプソディアのキリルに近い印象がある。


世界の中心に立つ英雄というより、

物語の中で少しずつ成長していく少年。


そんなタイプに見える。


だから、

見た目だけで言えば、

少し物足りなさはある。


でも、

もしかすると、

そこも含めてチャオなのかもしれない。


最初から完成された主人公ではない。

最初から強烈な存在感を放つ英雄でもない。


里を失い、

ヒスイと向き合い、

仲間と出会い、

変化の紋章に関わっていく中で、

少しずつ主人公になっていく。


そういうキャラクターとして見るなら、

この控えめな見た目にも意味はあるのかもしれない。


地味に見える。


でも、

その地味さが、

物語を通してどう変わって見えるのか。


そこは、

実際に遊んで確かめたいところだ。

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