
正直に言う、まだ触っていないのに、
「これ、絶対気持ちいいやつだ」と分かってしまった。
今回は、バトルトレーラーを徹底的に考察する。
(※ファミ通様の記事も参照)
※公式バトルトレーラー
“見ているだけで手触りが伝わってきた”
一瞬で分かった。
見ているだけで、“手触り”が伝わってくる。
キャラが動く。
斬る。
繋がる。
その一連の流れに、
“止まり”がない。
間違いない、これ、“幻想水滸伝”だ。
バトルトレーラーで分かること
- タイムラインターンバトルを採用
- 通常攻撃、紋章、奥義の3行動から選択
- 敵の弱点属性を突いてアンバランスにする
- 味方が4人以上連続で行動可能な際に、”連携”が可能
- キャラ毎に属性がある(※SMLの武器レンジは無さそう)
- 6人PT制、更に支援キャラを3人編成可能
- 戦争パートあり
※画像はKONAMI公式YouTube『幻想水滸伝スターリープ』バトルトレーラーより引用

本作は、タイムラインターンバトル。
画面下部に敵味方混在したキャラアイコンが並んでいて、
右側に位置するキャラから順に行動する仕組み。
要するに、素早い順で動くゲームというだけ。
ステータスで”速”が高いキャラほど、素早く動ける。
選択可能なコマンドは3種類。
通常攻撃、紋章、奥義。
通常攻撃は威力が他よりも低いものの、次ターンまでの待機時間が短い。
攻撃が外れる場合があり、ビクトールのような、
過去作でも”良く外す”キャラの命中率は低めになっている。
紋章は威力が高いものの、次ターンまでの待機時間が長い。※1人2種類までセット可能
奥義はゲージを貯めてから発動可能、最も威力が高く、戦局を変える可能性がある。
連携は、タイムライン上でPTキャラ4人以上が並んでいる場合に発動。
+70%、+80%といったようにダメージボーナスが加算。
重要なのは、“アンバランス”。
弱点属性を突くことで発生し、
・行動不能
・行動遅延
・ダメージ増加
といったメリットが一気に発生する。
要するに、“崩して叩く”ゲームだ。
属性は、過去作でお馴染みの五行属性だけでなく、
ほかにも色々と種類が存在する模様。
弱点属性を突いてブレイクして、
ブレイク中に連携して大ダメージを叩き出すという、
昨今のRPGでお馴染みの仕様。
RPG慣れしている方ほど、
直観的にプレイできる可能性が高い。
類似作品でいえば、
オクトパストラベラーシリーズが肌触りとして近い印象。
キャラには、属性が備わっている。
風、雷、水といった五行属性のほかに、
じゃんけん(グー、チョキ、パー)のような3すくみ属性もある模様。
攻、速、守のような属性もあるかもしれない。
なお、過去作でお馴染みの、S・M・Lのレンジは無さそう。
属性を複数設けている点が、ソシャゲと相性が良いね。
属性染めPTはソシャゲの鉄板。
風属性でPTを統一する、グー属性で染める。
ガチャで収益を得る王道のマネタイズ導線を手堅く抑えてくれている。
商業的な成功無しでは、きたる”サードステップ”が明かされずに、頓挫してしまうからね。
戦闘メンバー6人に加えて、サポートメンバー3人も編成可能。
例えば、トウタRなら、”おくすり”が使用可能。
効果は、味方のHPが50%未満になったとき、対象のHPを100回復する、最大3回。
オマケ程度にはみえるものの、
たたでさえ108星がいる幻水でただでさえ次々とキャラが実装されるソシャゲ。
こうして少しでも多くのキャラを使える道を用意するのは大事。
シリーズでお馴染みの戦争パートもある。
詳細は不明であるものの、
キャラ毎に用意された”戦技”を使うことがポイントの模様。
コマンドバトルではなく、RTSなのが、個人的には残念。
戦争パートは、幻水IIIやティアクライスのような、
通常戦闘の延長戦にある形式の方が、
育成したキャラを徹底的に活かせる楽しみがあって好きなのよね。
戦闘時間は、シナリオでは5分程度の想定。
シナリオ以外で用意されているコンテンツでは、
スキップなどもできるため1分ほどで遊べるとのこと。
このバトルから見える“3つの本質”
“テンポの良さ=幻想水滸伝”
※画像はKONAMI公式YouTube『幻想水滸伝スターリープ』バトルトレーラーより引用

誤解を恐れず言えば、幻想水滸伝は戦闘を楽しむゲームじゃない。
戦闘は“物語の流れを止めない為の装置”だ。
だからこそ、重要なのが”テンポ”。
考えすぎない。
止まらない。
流れる。
“速いから気持ちいい”んじゃない。
“止まらないから気持ちいい”んだ。
本作は、明らかにそこを押さえている。
幻水I・IIの系譜にある戦闘だ。
幻水プレイヤー御用達の”おまかせ”(※いわゆるオートバトルのこと)
本作にも用意されており、敵味方多くのキャラが同時並行で動く為、
テンポの良さを確信させてくれる。
“弱点を突く流行りの戦闘”
弱点属性をついてアンバランスにする。
アンバランスにした敵に対して連携攻撃をたたみ込む。
連携をこなすために、パーティメンバーの行動順を合わせる。
本作は、このあたりを意識することは重要な作りであり、
ある意味、幻水らしくない”凝った”戦闘システムだ。
ある程度好きなキャラで好きなようにパーティーを組んで、
サクサク進めていくのが、幻想水滸伝シリーズの本質だったからね。
もっとも、凝ったシステムとはいったものの、
その実は良い意味で”よくあるシステム”にみえるし、
何より大事なのは”戦闘バランス(難易度)”の調整に尽きる。
ガードブレイク系のゲームは、
弱点を突かないとまともにダメージを与えられないものもあれば、
弱点を突かずとも戦えるけれど弱点を付けばより一層大ダメージを与えられる作品がある。
幻水プレイヤーが、前者の難易度調整を望んでいるとは思えず、
それはスタッフ様もわかってらっしゃるはず。
必然的に後者のゲームバランスになると思われるため、
気持ちよく遊べる仕上がりになっているはず。
もっとも、一部のボス戦であったり、
ソシャゲでお約束の高難易度コンテンツは例外になるとも思う。
“群像劇が戦闘に落とし込まれている”
主人公とシーリーンの”おさななじみ攻撃”
主人公とシャプールの”師弟攻撃”
幻想水滸伝シリーズには、協力攻撃が存在する。
本作においては、協力攻撃ではなく、
特定のキャラの奥義として形を変えて実装される模様。
ただ、そのその本質は変わらない。
キャラクターの関係性、人間ドラマ、それが戦闘中においても”生きて”いる。
ただ魔物を倒すRPGじゃない。
太陽歴の世界の中での彼らの生き様が、
Lv上げや旅の道中の戦闘でも伝わってくるようになっている。
群像劇の演出を、シナリオだけでなく、
RPGで最も時間を使うといっても過言ではない戦闘にすらも
盛り込んで来るのが幻想水滸伝だ。
RPG黄金期キッズとしての本音
※画像はKONAMI公式YouTube『幻想水滸伝スターリープ』バトルトレーラーより引用

- キカSSR、
- ヴァンサンR
- メロディR
- スタリオンSSR
- ジョルディSR
- ゲオルグSSR
ソシャゲの業であり、ひとつの到達点である、キャラレアリティ。
本作にも実装されているのは、果たして、幸か不幸か。
圧倒的なまでに、悩ましいと言わざるを得ない。
バトルトレーラーを見る限り、
R→SR→SSRの順でレアリティが高くなる模様。
キャラ…というか、レアリティで価値の差がでるのは、正直嬉しい気持ちもある。
SSRを引いた瞬間の高揚感、もう言葉が追いつかない。
SSRリオウ(II主)なんて引いた際には、全部どうでもよくなる。
その裏で、低レアが置いていかれる現実がしんどい。
ゲオルグSSRやスタリオンSSRがいるのに、
メロディRやヴァンサンRを使う理由が無い。
もちろん、低レア限定ダンジョンが、あるのかもしれない。
戦争パートで使える”戦技”が実装されているのかもしれない。
でも、足らない。
絶対に使わなくなる。
ソシャゲのインフレの波に抗えるほどの価値が、
低レアキャラに備わっているとは思えない。
ソシャゲである以上、
キャラ愛だけでは超えられない”壁”が絶対にどこかで出てくる。
その時、自分の推しのキャラが低レアだと…
現実の前に膝を屈する未来がみえる。
もちろん、
メロディやヴァンサンがRではなくSSRとして実装される可能性も0ではない。
しかし、ただでさえ108人も仲間がいるのに、
その全てにSSRが実装されるとは、とても思えない。
現実的には、人気キャラのガチャ実装が連発されるはず。
女王騎士ゲオルグSSR、二太刀要らずのゲオルグSSR、といった具合にね。
おいらの推しキャラは一般的にも人気キャラ(のはず)だから、
正直、安心している面はある。
ただ、シリーズファンならともかく、
スターリープから幻水に入るプレイヤー様に対して、
ガチャとして実装して売れるキャラは極一部に限られるはず。
可愛い女の子キャラとか、水着キャラ、イケメンキャラしかいないんじゃないかな。
もちろん、ルックスだけでなく、性能面での調整も重要ではあるんだけどね。
美少女キャラだらけが実装されていく未来を、
あまりみたくないのが本音ではある。
終わりに
正直に言う。
安心した。
まだ触れていないのに、
ここまで“手触り”が伝わってくる戦闘。
そして、
ここまで“幻想水滸伝らしさ”を感じられる構造。
間違いなく、本物だと思った。
ただ――
同時に、不安もある。
ソシャゲである以上、
避けられない要素もある。
キャラ格差。
インフレ。
推しを使えなくなる未来。
それでも。
この戦闘を見てしまった以上、
期待せずにはいられない。
あの頃感じた、
“サクサク進む気持ちよさ”と、
“仲間と戦う楽しさ”。
その続きを、
もう一度、体験できるかもしれない。
そう思わせてくれるだけの“説得力”が、
このバトルトレーラーにはあった。

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