『幻想水滸伝 STAR LEAP』また助けに来てくれた!ビクトールとフリックはいつだって英雄なんだ【幻水SP配信7日目】

『幻想水滸伝 STAR LEAP』及び幻水過去作のネタバレを含みます。未プレイの方はご注意ください。

前回、トラン湖の古城に呼び出されたチャオ達。

まさかの幻水Iの本拠地(に将来なる場所)。

そんなファンサービス全開のダンジョンで待ち構えるものとは…?

いるのか、ドラゴンゾンビが…?


目次

あったよ!!ドラゴンの骨が!!……でも、ただの骨だった

古城へ。

地下を進んでいくと。

あった。

あったよ。

ドラゴンの骨!!!

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うおおおお!!

いた!!

……いや。

正確には、

いなかった。

骨だった。

完全に骨。

しかも話を見る限り、

エギルたちが何かした結果こうなったわけでもない。

「お母様」が作ったわけでもない。

この時点ですでに、

ここに普通に存在している骨だった。

そりゃそうか。

冷静に考えれば、

この世界には(竜の紋章の力で)ドラゴンがいる。

昔ここで何かしらの理由で命を落としたドラゴンがいて、

その骨が残っている。

それだけの可能性も十分ある。

でもさ。

こっちは未来を知っている。

この場所には、

後にドラゴンゾンビが現れる。

だったらどうしても、

今作の話と結びつけたくなるじゃないか。

実際、

エギルとラグナルが死者を呼び起こすような力を使っている。

もしかすると。

ここで行われた何かが残って、

数年後。

ティルたちが訪れた時、

あのドラゴンゾンビへとつながる……?

もちろん今の段階では完全に妄想。

でも、

こういう妄想ができること自体が楽しいんだよ。

昔遊んだ『幻想水滸伝』の記憶と、

今遊んでいる『STAR LEAP』が、

頭の中で勝手につながっていく。

これだけでもう、

おいらは十分幸せである。


エギルとラグナル、お前たち完全に利用されてないか……?

一方。

古城で再び向き合うことになった、

エギルとラグナル。

この2人を見ていると、

どうしても思ってしまう。

お前たち……完全に「お母様」に利用されてるだろ。

シャプールによれば、

ゲオルグから聞いたことがあるという、

「命と引き換えに凄まじい力を得る薬」。

Screenshot

ところが。

本人たちは疑っていない。

むしろラグナルは、

「お母様が作ってくれた俺たち専用の薬」

くらいの勢いで信じている。

Screenshot

うーん……。

これはキツい。

外から見ているこっちには、

かなり危ないものに見える。

でも。

本人たちにとっては、

自分を選んでくれた存在なんだよね。

「自分たちは特別なんだ」

「自分たちは必要とされている」

そう信じてしまったら、

そこから疑うのは簡単じゃない。

利用されていることに、

当事者本人が気づくのって本当に難しい。

しかも、

エギルもラグナルもただの間抜けとして描かれているわけじゃない。

自分なりの誇りもある。

兄弟への情もある。

だからこそ余計に、

この「お母様」という存在が不気味なんだよなぁ。


グレイディ、やっぱりお前か!!知ってたけど腹立つ!!

そして。

話はさらに嫌な方向へ進む。

帝国軍。

そしてその裏で動いていた人物。

グレイディ。

Screenshot

はい。

知ってた。

プロモーション動画で見てたから、なんとなく分かっていたともよ。

とうとうここまで来たか。

という感覚だったかな。

でもさ。

知っていても腹立つものは腹立つ。

こいつ、

本当にろくでもない。

自分の都合で軍を動かし。

地方軍を利用し。

必要なら人間ごと切り捨てる。

もちろん幻想水滸伝シリーズには、

もっと洒落にならない悪党も山ほどいる。

だからグレイディが歴代最悪級かと言われれば、

そこまでではないと思う。

でも、

こういう小物臭を漂わせながら権力を持っている人間って、

妙に生々しくて嫌なんだよ。

「来るのは分かっていた」

でも、

実際に来るとやっぱりムカつく。

そんなタイプ。


チャオがめちゃくちゃ褒められてる!嬉しい!!……嬉しいんだけどさ

その一方で。

今回、

チャオがやたら褒められる。

オルハンからも。

シャプールからも。

シーリーンからも。

「戦いっぷりがすごい」

「俯瞰の視点を持っている」

「名将のようだ」

と。

Screenshot

さらに、

「隊を指揮するあの采配は、私の予想を遥かに超えていました」

とまで言われる。

Screenshot

いや。

嬉しいよ?

めちゃくちゃ嬉しい。

おいら、

主人公に感情移入するタイプなので。

主人公が褒められ=おいらが褒められただからね?

普通に気持ちいい。

もっと褒めてくれて構わんぞ。

むしろもっとやれ!!

……なんだけど。

同時に、

ちょっと引っかかる。

チャオって、そこまで具体的に何をしたっけ?

もちろん戦っている。

みんなを助けている。

前へ出ている。

でも、

「歴戦の名将のような采配」と言われるほどの、

分かりやすい指揮エピソードが、

おいらの中ではまだ強く残っていないんだよね。

この感覚。

どこかで味わったなと思ったら、

『幻想水滸伝ティアクライス』だ。

周りのみんなが主人公を認めてくれる。

それ自体は嬉しい。

優しい世界だと思う。

でも。

褒め言葉が先へ先へ行きすぎると、

「そこまで言われるだけの何をしたんだっけ?」

と、

プレイヤー側が少し置いていかれる。

ここはほんの少しもったいない。

チャオが、

誰かを救うために自分で作戦を考えたとか。

圧倒的不利な状況から、

明確な判断で味方を動かしたとか。

そんな一場面がもう少し強くあれば、

この称賛がさらに気持ちよく刺さったと思う。

ただ。

これだけ周囲から評価されているということは、

チャオがいずれ、

大きな集団を率いる側へ向かっていく布石なのかもしれない。

あるいは、そもそもゲームだからね。

プレイヤーが操作している戦争パートそのものが、

主人公の功績として褒め称えられているのかもしれない。


そして帝国軍との戦いへ――さすがに今回は数が多すぎる!

そんなことを考えている場合でもなくなった。

帝国軍との戦闘が始まる。

相手は百人規模。

さすがに多い。

ここまでチャオたちは、

何度も強敵を乗り越えてきた。

でも、

RPGの通常戦闘みたいに、

「6人対6人」じゃない。

軍勢対軍勢。

幻想水滸伝らしい、

戦争のスケールになってきた。

オルハンとシャプールが前へ出て、

チャオたちも戦うわけだが…

ここからの展開が熱すぎた。

最初は、

さすがに押される。

数が違う。

これはヤバい。

そう思ったところで――。


来たああああ!!オデッサたちが援軍に来てくれた!!

Screenshot

現れた…ッ。

援軍。

オデッサ。

フリック。

ビクトール。

解放軍のみんな!

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うおおおおおおお!!!

来た!!!

助けに来てくれた!!!

このあたり、

プロモーション動画で見たことのある場面だった。

でも。

まさか、

このシーンだったとは思わなかった。

発売前に動画で見ていた映像が、

実際に遊んでいる物語の中で、

「ああ、ここだったのか!」

とつながっていく。

この瞬間も好きだなぁ。

ただの宣伝映像だったものが、

自分のプレイ体験に変わる。

しかも。

その中心にいるのが、

オデッサたちですよ。

ついさっき、

解放軍が生まれる瞬間を見たばかり。

その彼女たちがもう、

誰かを助けるために駆けつけてくれる。

これぞ解放軍。

めちゃくちゃ熱い。


ビクトールとフリックは、いつだっておいらを助けに来てくれる

そして。

その中にいる、

この2人。

フリック。

ヴィクトール。

Screenshot

……なんだろうな。

この安心感。

『幻想水滸伝』を遊んで。

『幻想水滸伝II』を遊んで。

何十年も経って。

また新しい物語で会えた。

しかも、

また助けに来てくれる。

おいらの中ではもう、

単なるゲームキャラクターじゃないんだよ。

昔から知っている、

頼れる兄ちゃんたち。

特にビクトール。

こういう時に来てくれるんだよ。

こいつは。

軽口を叩いて。

笑って。

豪快に剣を振り回して。

でも、

肝心なところでは必ず前へ出る。

そしてフリック。

なんだかんだ言いながら、

こっちも絶対に逃げない。

青マント。

お前やっぱり最高だよ。

Screenshot

「また助けに来てくれた」

そう感じられる。

それ自体が、

シリーズものを長く追ってきた人間へのご褒美なんだと思う。

彼らにとっては、

チャオと初めて生きる物語。

でも、

シリーズファンにとっては、

もう何度も一緒に戦ってきた仲間。

この時間差が、

たまらなく愛おしい。


昔の英雄が、今の主人公を助けに来る――これこそシリーズを遊び続ける喜び

『STAR LEAP』を遊んでいて、

最近ずっと思う。

このゲームは、

ただ昔のキャラクターを出せばいいと思って作られていない。

「この人は昔こうだった」

という設定を見せるだけでもない。

フリックが副リーダーになった経緯。

オデッサが人を動かす姿。

ビクトールの変わらない豪快さ。

そして、

トラン湖の古城。

ひとつひとつが、

昔遊んだ『幻想水滸伝』の記憶とつながっている。

だから。

新しい話なのに、

懐かしい。

懐かしいのに、

知らない。

これがものすごく絶妙で、

ものすごく楽しい。

昔、

ティルたちと一緒に戦った2人が。

今度は、

チャオを助けに来てくれる。

おいらからすれば、

また助けに来てくれた。

ただそれだけで、

もう胸がいっぱいなんだ。


終わりに|何十年経っても、ビクトールとフリックはヒーローだった

今回は、

トラン湖の古城。

ドラゴンの骨。

エギルとラグナル。

グレイディ。

そして帝国軍との戦い。

いろんな出来事があった。

チャオが褒められすぎて、

嬉しいような、

ちょっと「そんなに何したっけ?」と思うような。

そんな引っかかりもあった。

でも。

最後に全部持っていったのは、

やっぱりあの2人だった。

フリック。

ビクトール。

ピンチになった時。

また助けに来てくれた。

昔からそうだった。

そして今もそうだった。

何十年経っても、

おいらにとって、

君たちはヒーローだよ。

そして次は。

この解放軍とチャオが、

どんな形で一緒に戦っていくのか。

ますます楽しみになってきた。

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