【幻想水滸伝 STAR LEAP】サキの正体は…吸血鬼!”月の紋章”の授業がまさかの”伏線”だった!

※当記事は幻想水滸伝シリーズのネタバレがありますのでご注意ください

倒れたサキ。

連れて帰るチャオとリヒョウ。

第二試練の結末と、サキが倒れた理由とは…

目次

第二試練から戻ったサキ、明らかに様子がおかしい

第二試練をどうにか切り抜けたチャオたち。

洞窟の奥でリヒョウと戦うことになったり、

幻覚に振り回されたり、

かなり大変な試練だった。

そして、その最中に倒れてしまったサキ。

試練が終わっても、すぐには回復できなかったようで……。

サキ自身も、

「“無事に戻る”という試練の課題、達成できなかった……」

と落ち込んでいる。

いやいやいや。

そこはもういいだろ!

無事じゃなかったけど、

生きて帰ってきたんだから!

しかもサキは、チャオとリヒョウに謝る。

どうやら今回倒れたのは、単純な疲労ではなさそうだ。

そしてサキは、みんなを集める。

ずっと秘密にしていたことがある、と。

ここで、おいらも少し身構えた。

何かあるとは思ってた。

ちょいちょい”匂わせ”てはいたし。

洞窟で突然倒れたわけだし。

でも、その答えは予想してなかった。


サキの正体は…”吸血鬼”だった

サキが告白した秘密。

それは――。

吸血鬼。

えええええええええ!!

サキ、吸血鬼だったの!?

完全にやられた。

サキは、人間の血を吸うことでしか生きられないという。

これまでは協力者から血を分けてもらっていたものの、

学園生活が始まってからは、

それもできていなかったらしい。

なるほど。

だから洞窟で倒れたのか。

単純なスタミナ切れじゃなかった。

完全な”血”不足だったわけね。

そして、この瞬間。

おいらの頭の中で、

少し前の授業が一気につながった。

待て。

そういうことか。

月の紋章の授業、ファンサービスじゃなくて伏線だったのか!

以前の授業で語られた「月の紋章」と吸血鬼の話。

あのときのおいらは、

「ああ、幻想水滸伝ファンへのサービスね!あざす!」

くらいに思ってた。

シエラとか。

ネクロードとか。

リィンとか。

過去作の吸血鬼たちを思い出させてくれる、

ちょっと嬉しい授業イベント。

そんな認識だった。

でも、違った。

あれ、今回のメインストーリーの伏線だったのかよ!!

やられた。

完全にやられた。

過去作プレイヤーだからこそ、

「懐かしい話をしてくれてありがとう」で勝手に納得しちゃったんだよね。

そこを利用された感じすらある。

ファンサービスだと思わせておいて、

そのままサキの正体につなげてくる。

ずるい。

でも、好き。

幻想水滸伝の世界では昔から存在していた「吸血鬼」という要素を、

新キャラクターの設定として自然に持ってくるのもいい。

過去作の設定をただ引用するだけじゃなくて、

ちゃんとSTAR LEAPの物語に組み込んできた。

こういうのを待ってたんだよ。

「人間とか吸血鬼とか、別にどっちでもいいし」

そして良かったのが、ここから。

サキは自分のことをかなり重く捉えている。

人間の血を吸わなければ生きられない。

自分は普通の人間とは違う。

だから、みんなにも言えなかった。

そんなサキに対して、真っ先に怒ったのがあーし…じゃなくてカミラ。

カミラ自身も半獣人。

普通の人間とは違うことで、

学園へ入ったときには怖さを感じていたという。

でも、そのとき。

何も変わらず接してくれたのがサキだった。

だから今度はカミラが言う。

人間とか吸血鬼とか、

別にどっちでもいい。

こんなことで嫌いになるわけない。

友達じゃんか。

いやー……。

いいわ。

こういうのでいいんだよ。

いや、「こういうのでいい」どころじゃない。

サキがカミラにしてきたことが、そのまま返ってきてるんだよね。

種族の違いなんて関係ない。

先にそれを行動で示していたのは、サキ自身だった。

だからこそ、カミラの言葉が軽くない。

サキが積み上げてきたものに対する答えなんだ。


「血くらいいくらでもくれてやる!」リヒョウたちも最高だった

そして、リヒョウ。

こいつもやっぱり熱い。

サキが血を必要としていると分かると、

「ここはオレらに任せてくれ!」

と即座に名乗りを上げる。

ヒスイもシーリーンも同じ。

お前らさぁ。

少し前まで班同士でギスギスしてたのに!

でも、それがいい。

第二試練そのものが、班同士の関係まで少しずつ変えてる。

そして、ここでサキは、いろいろ吸血鬼について説明する。

血を吸われた人間まで吸血鬼になるわけではない。

日光に弱いというのは半分本当だけど、サキ自身はかなり平気。

このへんも、いわゆる一般的な吸血鬼像と幻想水滸伝世界の吸血鬼の違いが見えて面白い。

で。

問題は次。

誰の血を吸うのか。


まさかのチャオ!吸い方が妙に艶めかしいんですけど!

サキが選んだ相手。

チャオ。

おおおおお。

主人公いった!!

そして実際に血を吸うわけだけど……。

なんか。

吸い方、妙に艶めかしくない!?

おい!

ヒスイ!

シーリーン!

見ちゃダメだ!!

……と思ったら。

本当に二人とも真っ赤になってる。

ですよね!!

いや、そうなるよね!!

ただ血を吸っているだけ。

ただの生命維持。

必要な行為。

わかる。

でもね!

絵面がね!!

刺激が強いのよ!!

しかもチャオ本人は、わりと普通にしてる。

主人公、強い。

こうしてサキは無事に回復。

第二試練は、なんとか終了となった。


サキが洞窟で見ていたのは「チャオの幻覚」だった

そして試練後。

サキから、もうひとつ重要な話が出てくる。

洞窟の一番奥。

そこでリヒョウと戦ったとき。

サキの前に現れていた幻覚は――。

チャオだった。

これ、かなり重要じゃない?

あの魔物の能力は、「信頼する者の幻覚を見せる」というものだった。

つまりサキは。

チャオを信頼していた。

しかも本人は、それに驚いている。

「ボクは、まだ誰かを信頼していいんだ……」

って。

吸血鬼だったこと以上に、

個人的にはこっちがサキというキャラクターの核心なのかもしれない。

サキはずっと、自分の正体を隠していた。

人間の中で生きている吸血鬼。

誰かと仲良くなっても、いつか自分の正体を知られる。

だから心のどこかで、距離を置いていたのかもしれない。

それでも。

ちゃんと信頼できる相手ができていた。

本人が気づかないうちに。

そこまで来ていた。

リヒョウ、お前ほんといい奴になったな

そんなサキに対して、リヒョウは相変わらずリヒョウ。

「謝るなんてダッセェ真似すんな」

と言いながら、

ありがとうでいい。

オレたちは最強で最高の班なんだから。

と。

お前さぁ。

初登場した頃のお前、どこ行った。

あんなに感じ悪かったのに!

いや、まだ口は悪い。

態度もデカい。

でも、ちゃんと仲間になってる。

最初からいい奴だったキャラとは違う。

ぶつかって。

嫌いになって。

それでも一緒に戦って。

少しずつ見え方が変わっていく。

幻想水滸伝って、こういう人間関係がやっぱりいい。


サキは吸血鬼。それでも、何も変わらなかった

第二試練を通して明らかになった、サキの秘密。

吸血鬼だった。

人間の血を吸わなければ生きられない。

でも。

結局、それだけだった。

カミラも。

ヒスイも。

シーリーンも。

リヒョウも。

チャオも。

何も変わらなかった。

むしろ秘密を共有したことで、前より少し近づいた。

これがいい。

吸血鬼だから受け入れる、とか。

吸血鬼なのに受け入れる、とかじゃない。

サキだから受け入れる。

そこなんだよね。

そして、最後。

夜の学園。

空には大きな月。

サキが吸血鬼だと判明した直後に、最後は月を見せて終わる。

月の紋章の授業から始まって。

吸血鬼という正体が明かされて。

最後に月。

いいじゃん。

めちゃくちゃいいじゃん。

しかも、BGMは”月夜のテーマ”

わかってんなぁ…

終わりに:そして物語は2章4話へ。

いやぁ。

今回はやられた。

月の紋章の授業なんて、シリーズファンへのサービスだと思ってたんだよ。

「昔の幻想水滸伝を覚えてる人には嬉しいね」って。

まさか、そのすぐ近くにいるメインキャラクターの正体を説明するための伏線だったとは。

過去作を知っているからこそ、逆に気づかなかった。

これは見事だった。

そして何より。

サキ。

吸血鬼でも何でもいいよ。

お前、もう完全にチャオたちの仲間だからな。

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