【FFBE幻影戦争】メインストーリー 第3部 第12章 第2節 【自分の鼓動を信じろ】

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※当記事は幻影戦争のネタバレを含むから注意!

FFBE幻影戦争の、剣と魔法のメインストーリーを追う記事!
今回は、メインストーリー 第3部 第12章 第2節 “自分の鼓動を信じろ”のまとめ!
各バトル毎のシナリオ概要と感想を記していくよ!

この記事は、
幻影戦争のストーリーを「ちゃんと面白い」と感じていて、
その理由を自分なりに噛みしめたい人向けの感想まとめだよ!

目次

それでも、モントならと思ってしまう

盤面は整っている。だが、まだ終わらせない。

次はお前の番だ

モント率いる連合軍は、
天異に追いつく。

天異の移動速度は鈍い。

ギルガメッシュとの閃撃の一騎打ち。
マシュリーによる連続召喚。

その影響で、
天異は相当弱っている様子だ。

モントの号令のもと、
リリシュ、グラセラ、アドラード、ミランダが
天異へと戦いを仕掛ける。

ただし目的は討伐ではない。

あくまでも、
天異の進行方向を誘導すること。

そのための戦闘である。

そして今、
モントは新たな力として鎧を身にまとっている。

理屈では分かっている。

ここで天異を倒す展開はありえない。

六振りの刀剣。
忌刀マサチカ。
積み上げてきた布石。

それらがすべて無駄になる。

分かっている。

分かっているのに――

鎧をまとったモントを見た瞬間、
どうしても思ってしまう。

「倒せるんじゃないか」と。

これが理性と推しのせめぎ合い。

冷静に読めば、
これは誘導戦。

だが、モントなら。

あの成長を見てきたモントなら。

あの成熟を積み上げてきたモントなら。

おいらの中の異常な期待値が、
どうしても顔を出す。

次はお前の番だ。

そう言われているのは天異なのか。
それとも、モント自身なのか。

物語はまだ、
彼を“決着の場”には立たせない。

ホムンクルスが、人間になった瞬間

これはもう、理屈の話じゃない。

あなたはあなた

ラネルは幼い頃、
野盗に故郷の村を襲われた。

奪われ、殺されるだけで、
村人たちは抵抗することもできなかった。

そこにメルニアが現れる。

彼女はラネルを助けたわけではない。
襲いかかってきた野盗を返り討ちにしただけだ。

しかし結果として、
ラネルは救われた。

メルニアはラネルを特別視していなかった。

アードラ大陸で協力者が必要で、
たまたまラネルを選んだに過ぎない。

だが一方で、
メルニアはラネルの故郷を襲った野盗たちの根城を突き止める。

道具として扱うこともできたはずだが、
そうはしなかった。

その過程で、
ラネルは“愛”を知る。

メルニアは自己修復機能を失い、
一生仕えると誓った存在も失った。

ホムンクルスでありながら、
感情を持つようになる。

そして今。

二人は、
死地へ向かおうとしている。

ラネルはメルニアの心を理解し、
喜んで供をすると告げる。

二人は抱き合う。

互いを、心の底から理解した。

悔しい。

本当に悔しい。

メルニアもラネルも、
モントに敵対してきた存在だ。

本来なら、
感情移入する立場ではなかったはずだ。

彼女たちが死んだところで、
どうでもよかったはずなのに。

なのに。

気づいたら、好きになっていた。

メルニアは、
人間になった。

自己修復機能を失ったからじゃない。

仕える相手を失ったからじゃない。

誰かのために死のうとしているからだ。

それはもう、
ホムンクルスの選択じゃない。

人間の選択だ。

そしてラネルも。

救われた過去を抱えながら、
喜んで共に死地へ向かう。

これは依存じゃない。

理解だ。

だからこそ、
見ていてつらい。

死なせたくない。

生き残ってほしい。

理屈じゃない。

思考より先に、祈っていた。

この章でいちばん残酷なのは、
「敵だったこと」だ。

敵だったはずなのに、
もうそう見えない。

あなたはあなた。

誰かの道具でも、
物語の装置でもない。

ただ、
心を持った存在だった。

だから――

どうか、生きていてほしい。

押している――だが、終わってはいない

ついに、天異が退いた。

《天異》敗走す

天異と連合軍の戦いが始まる。

連合軍は、
順当に包囲網を敷く。

「そちらから来ないなら、こちらから行くぞ!」

裂帛の気合と共に、
モントが天異へ襲いかかる。

その攻勢を受け、
天異は撤退。

そして、その撤退方向も、
モントたちの狙い通りだった。

あの天異が、押されている。

これまで全てを蹂躙してきた存在が、
間違いなく退いている。

もちろん、全力ではないのだろう。

ギルガメッシュとの一騎打ち。
マシュリーの連続召喚。

弱っているのは明白だ。

でも――

だからこそ思ってしまう。

このまま押せば、勝てるんじゃないかと。

モントたちで、届くんじゃないかと。

理屈では分かっている。

ここで倒せるほど甘い相手ではない。

それでも、
優勢の空気が確実にある。

だからこそ怖い。

追い込まれた獣ほど、牙を剥く。

いつ天異が本気を出すのか。

いつ、盤面をひっくり返してくるのか。

勝っているはずなのに、
嫌な汗が出る。

これは“安心”じゃない。

これは“嵐の前触れ”かもしれない。

それでも――

天異が退いた。

この事実だけは、
確実に大きい。

物語は、
確実にこちら側へ傾き始めている。

追い詰められた悪意

嫌な予感しかしない

ひとつだけ

ルティアルとシャルゼ。
二人の命は、もう長くない。

だが――
ただ死ぬ気はない。

理想はひとつ。

天異に喰われ、苦しみながら死んでいくモントたちを眺めながら、自分たちも終わること。

それで満足だった。

しかし、現実は違う。

今、戦況はモントたちが優勢。
このままでは、クソモントが英雄になってしまう。

それだけは、許せない。

ルティアルは告げる。
「何だってする」と。

シャルゼは応じる。
「手はひとつだけある」と。

天異の魔力は枯渇している。

一方で、
ルティアルの右手からは無尽蔵の魔力が溢れ出している。

何だってする、と言った。

手はひとつだけある、とも言った。

この並び。

考えた瞬間、嫌な汗が止まらない。

これは“覚悟”じゃない

モントたちの覚悟は、守るための覚悟だ。

でもルティアルの「何だってする」は違う。

あれは、自分が消えることを前提にした破壊の覚悟だ。

しかも、

天異が弱っている今。

足りない魔力を補う存在が、
すぐ隣にいる。

この構図が、あまりにも露骨すぎる。

英雄を許さない者たち。

ここが一番ゾッとした。

命が尽きることよりも、
モントが英雄になることの方が許せない。

これはもう勝敗の話じゃない。

存在の否定だ。

「自分が死ぬ」のではなく、
「モントを英雄にさせない」。

この優先順位。

嫌な汗しか出ない。

静かに、しかし確実に

噛み合いすぎていて、逆に怖い

ケルンの森

キトンが、天異の進路変更に成功したことをジェーダンとオベロンに告げる。

オベロンは近接部隊を指揮する。
目的は、つかず離れずの距離を保ちながら天異を誘導すること。

ジェーダンは遠距離部隊を指揮する。
銃や弓による狙撃を担当する。

天異が迫る。

オベロンは武者震いする。
信頼できる仲間と共に戦えることへの高揚だ。

オベロンたちと交戦した天異は森へ逃げ込む。

瘴気が撒き散らされる可能性を警戒し、
オベロンは部下の命を守るために距離を取る。

ジェーダンは、天異が森へ逃亡することを読んでいた。

森の中には、すでに大量の爆薬が仕掛けられている。

合図と同時に爆発。

爆薬によってダメージを負った天異は、
森の中から這い出してくる。

そこへ、オベロンとジェーダンの追撃が始まる。

ストーリーは静かに進んでいる。

だが、連合軍の作戦は完璧に噛み合っている。

特にオベロン。

精神的に最も不安定だった男が、
今は落ち着いている。

仲間を信頼することに喜びすら感じているようだ。

この変化は大きい。

ルティアルとシャルゼの悪意など、吹き飛ばしてほしい。

オベロンの持つ可能性を疑えないのは、
おいらだけじゃないはずだ。

ジェーダンもさすがだ。

森への逃亡を読み、あらかじめ爆薬を仕掛けている。

全てが連合軍の作戦通りに進んでいる。

不安が入り込む隙がない。

損得を超えた覚悟

武器商人の矜持が試される。

ランダル軍の武器と弾薬が尽きつつあった。

通常の戦であれば、十分な備蓄を整えている。
だが、今回は想定以上に手こずっている。

ジェーダンも、ここまで消耗するとは考えていなかった。

そこへ、ガーヴルが現れる。

目的は、ランダル軍に武器と弾薬を売ること。

その値段は――無料。

天異の存在そのものが、武器商人ギルドにとって邪魔だという。

ただし、条件が二つ。

一つ目。
天異を倒せなかった場合、通常の100倍の価格での売買契約。

二つ目。
武器商人ギルドも天異と戦うこと。

ガーヴルらしからぬ言動に、ランダル軍は驚きを隠せない。

ガルザークによれば、
ガーヴルは武器商人ギルドを強奪した件の謝罪も兼ねているらしい。

武器商人ギルドは廃業。

今後は人のためになることをする。

その決意のもと、
武器商人ギルドはジェーダンの指揮下で戦うことを選ぶ。

さらに、リオニスからはヘレナの親衛隊《燐光》が参戦。

元ウェズエット《氷牙》の射手イジェーヌも現れる。

アードラの平和のため、
全員が一丸となって天異に挑む。


ガーヴル。

正直に言う。

おいらは、ずっと小者だと思っていた。

損得でしか動かない。
風向きが変わればすぐに寝返る。
そんな男だと。

だからこそ、今回の行動は衝撃だった。

無料で武器を差し出す。

しかも、倒せなければ100倍。

これは単なる商売じゃない。

覚悟だ。

武器商人ギルドを廃業する。

人のために戦うと決める。

言葉にすれば簡単だ。

でも、積み上げてきた立場も利益も捨てる決断だ。

あのガーヴルが、だ。

正直、悔しい。

見誤っていたのは、おいらのほうだ。

小者なんかじゃなかった。

あの場で一番“腹をくくっていた”のは、
もしかしたらガーヴルだったのかもしれない。

格が上がった、なんて生ぬるい。

この瞬間、
ガーヴルは物語の中で一段上の存在になった。

踏み台にされるのはどちらか

不穏なのに、どこか落ち着いている。

この世の掃き溜め

魔境へ向かうシュテルたち。

魔境は「この世の掃き溜め」「ねじ曲がった未来」とも呼ばれている。

そこへ《擬態》β部隊が現れる。

目的は、六振りの刀剣を奪うこと。

シュテルたちと《擬態》β部隊の戦いが始まる。

数で勝る《擬態》β部隊は、戦いを優位に進める。

数の利点を活かし、一部は魔境へ先行して潜入する。

シュテルたちは二手に分かれる。

シュテル、ラマダ、囁きが先行して魔境へ突入。

《擬態》β部隊はそれぞれがメルニア級。

自己修復能力も持ち、戦闘力は極めて高い。

《擬態》α部隊はガロウザに敗れたが、あれは相手が悪かった。

つまり、《擬態》は強い。

強い。

《擬態》β部隊は、間違いなく強い。

メルニア級。
自己修復能力。
数の優位。

普通なら、絶望の条件だ。

実際、今は拮抗している。

いや、冷静に見れば《擬態》のほうが優勢だろう。

だが――

それでも、焦りがない。

なぜか。

並んでいる名前が、あまりにも異様だからだ。

シュテル。
シムール。
囁き。
ハウレット。
ラマダ。
ムーア。

この面子を前にして、

「数で押し切れる」と本気で思える相手がいるだろうか。

シュテルはギルガメッシュに授かった鎧を纏っている。

シムールとハウレットは六振りの刀剣所持者。

もはや戦力の密度が違う。

《擬態》が強いのは事実。

だが、今回もまた――相手が悪い。

α部隊がガロウザに敗れたときと同じだ。

強さは足りている。

だが、相手がそれを上回っている。

《擬態》β部隊が踏み台になる未来しか見えない。

魔境という不穏な舞台。

「この世の掃き溜め」「ねじ曲がった未来」。

そんな言葉が並んでいるのに、

おいらの呼吸は乱れない。

むしろ、静かだ。

これは慢心じゃない。

確信だ。

今回もまた、

相手が悪い。

終わりに

ここまで読んで、思う。

この章は、単なる戦況の整理じゃない。

それぞれが「自分で選ぶ」物語だった。

モントは、まだ決着の場に立っていない。

理屈では分かっている。
今は誘導戦だ。
布石の回収はまだ先だ。

それでも、おいらは思ってしまった。

「倒せるんじゃないか」と。

あの鎧を纏った姿を見た瞬間、
理性より先に、期待が走った。

あれは推し補正じゃない。

積み上げてきた成長が、そう思わせた。

メルニアもそうだ。

敵だったはずなのに、
気づけば祈っていた。

生きていてほしいと。

ホムンクルスが人間になった瞬間を見せられて、
何も感じないわけがない。

ラネルの理解も、
依存ではなく、覚悟だった。

だからこそ、残酷だ。

ガーヴルもそうだ。

小者だと決めつけていた。

だが、あの選択は軽くない。

積み上げてきたものを捨てる覚悟は、
誰にでもできることじゃない。

格が上がった。

いや、物語の立ち位置が変わった。

オベロンも安定した。

かつて揺れていた男が、
今は仲間を信じて戦っている。

そして《擬態》β部隊。

強い。

間違いなく強い。

だが今回も――相手が悪い。

シュテルたちの並びを見た瞬間、
不思議と呼吸が落ち着いた。

慢心じゃない。

確信だ。

押している。

間違いなく押している。

それでも、終わってはいない。

ルティアルとシャルゼの悪意は、
まだ牙を隠している。

追い詰められた存在が、
最後に何を選ぶのか。

嫌な汗は消えていない。

だからこそ、この章のタイトルが刺さる。

「自分の鼓動を信じろ」

それはモントへの言葉であり、
メルニアへの言葉であり、
ガーヴルへの言葉であり、
シュテルへの言葉であり、
そして読んでいるおいらへの言葉でもある。

理屈でも、損得でもなく。

最後に残るのは、鼓動だ。

物語は、確実にこちら側へ傾いている。

だが決着はまだ先だ。

だから――

次も、信じて見届ける。

この鼓動が、どこまで届くのかを。

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