『FFレゾナンス』常闇のヴェリアス邂逅シーン感想|レインとラスウェル瞬敗の違和感まで懐かしい

※当記事は広告を含みます
※FFBEないしレゾナンスの若干のネタバレを含みます

連続でアップされる『FFレゾナンス』のショート動画。

今回は、レインとラスウェルが常闇のヴェリアスと邂逅するシーン。

FFBE最序盤の印象的な場面。

グランシェルト王国の騎士であるレインとラスウェル。

そして、突如、土の神殿で遭遇する”常闇のヴェリアス”

この場面を見て、10年以上前のあの日の感覚を思い出してしまった。

ああ、そうだった。

ここでおいらは、少しがっかりしたんだった。

目次

レインとラスウェルは、グランシェルト王国のトップクラスだったはず

レインとラスウェルは、グランシェルト王国の騎士。

しかも、ただの騎士じゃない。

王国の中でも、最高峰の実力者として描かれていたはず。

レインは勢いがあり、前線に出て戦うタイプ。

少し軽いところはあるけれど、剣を持てばちゃんと強い。

ラスウェルも、レインの横に立つだけの存在ではない。

冷静で、真面目で、実力もある。

この2人が並んでいる。

それだけで、グランシェルト王国側の戦力としてはかなり強いはず。

おいらはそう思っていた。

王国を守る騎士。

勢いのあるレイン。

冷静なラスウェル。

この組み合わせで弱いわけがない。

グランシェルト王国のみならず、序盤の世界の中ではかなり上位の存在だと思うじゃないか。

だからこそ、常闇のヴェリアスとの邂逅が衝撃だった。

圧倒的な実力を持っているはずの2人が、あまりにもあっさり敗北する。

え?

そんなに差があるの?

この2人でも、まるで届かないの?

当時、普通にそう思った。

もちろん、物語としては分かる。

序盤で強大な敵を見せる。

主人公たちの前に、まだ届かない壁を置く。

世界にはもっと恐ろしい存在がいると示す。

これは王道だ。

100万回みてきた展開だよ。

でもさ、それにしても、あっさり負けすぎじゃないか。

レインとラスウェルって、グランシェルト王国のトップクラスだったはずだよね。

その2人がここまで手も足も出ないとなると、常闇のヴェリアスが異常すぎるのか。

それとも、グランシェルト王国の戦闘力そのものが、思ったより大したことないのか。

そこが分からなくなってしまった。

悪いけど、当時のおいらは少しがっかりした。

レインとラスウェルには、もう少し強者として踏ん張ってほしかった。

せめて一瞬でもいい。

「この2人、やっぱり強いな」と思える場面があったうえで、それでも常闇のヴェリアスには届かない。

そういう負け方なら、もう少し受け止めやすかった気がする。

でも、あまりにも差を見せつけられると、こちらの中にあった戦闘力の物差しが揺らぐ。

グランシェルト王国のトップクラスとは何なのか。

常闇のヴェリアスとは何なのか。

そして、レインとラスウェルは本当に強いのか。

そんなことを考えてしまった。

10年以上前のあの日、おいらはたしかにここで少し戸惑ったんだ。

常闇のヴェリアスが強すぎるのか、王国側がそこまでではないのか

もちろん、常闇のヴェリアスが強い。

それは分かる。

見た目からして、どう考えてもただ者じゃない。

鎧。

雰囲気。

登場した瞬間の圧。

もう、明らかに序盤で普通に勝てる相手ではない。

だから、レインとラスウェルが負けること自体はおかしくない。

そこは分かる。

でも、問題は、負け方なんだよね。

あまりにもあっさりしている。

グランシェルト王国でもトップクラスの実力者として見ていたレインとラスウェルが、ほとんど何もできずに敗れる。

これを見せられると、少し判断に迷う。

常闇のヴェリアスが異常に強すぎるのか。

それとも、レインとラスウェルが思っていたほどではないのか。

もっと言えば、グランシェルト王国の平均的な戦闘力そのものが、そこまでではないのか。

そこが分からなくなってしまう。

繰り返すが、当時のおいらはここで少しがっかりした。

常闇のヴェリアスを恐ろしい存在に見せるばかりに、

そのぶんレインとラスウェルの格まで少し削れてしまったように感じた。

まぁ、強敵を強く見せるために、味方側が思ったより小さく見えてしまう、

このバランスは難しいとは思う。

レインとラスウェルが王国でも最高峰なら、グランシェルト王国全体の戦闘力はどのくらいなんだろう。

常闇のヴェリアスひとりにここまで圧倒されるなら、この国は大丈夫なのか。

そんな余計なことまで考えてしまった。

もちろん、今なら分かる部分もある。

FFBEはここからどんどんスケールが広がっていく物語だ。

序盤の王国基準だけで測れる世界ではない。

レインとラスウェルも、ここから成長していく。

最初から完成された英雄ではない。

それは分かる。

でも、初見当時はそこまで分からない。

だからこそ、あの一瞬の敗北が妙に引っかかった。

常闇のヴェリアスが強すぎる。

それは確か。

でも同時に、王国側って思ったよりそこまでではないのかもしれない。

そんな疑問まで浮かんでしまった。

10年以上前のあの日、おいらはこの場面で、物語のスケールの大きさを感じた。

でも同時に、少しだけレインとラスウェルの強さに不安を覚えた。

懐かしい。

このモヤりまで、かなり懐かしい。

レゾナンスで見ると、あの違和感まで懐かしい

そして今回、『FFレゾナンス』の動画としてこの場面を見る。

常闇のヴェリアスと邂逅するレインとラスウェル。

最序盤の、あの場面。

不思議なもので、今『レゾナンス』の映像で見ると、その違和感まで懐かしい。

きれいな思い出だけじゃない。

熱い名シーンとしてだけ覚えているわけでもない。

ちょっとした不満。

妙な違和感。

引っかかり。

がっかり。

そういうものまで一緒に残っている。

そして年月が経ってから同じ場面を見ると、
そのモヤモヤまで含めて「ああ、あったなぁ」と思える。

悪いけど、これはけっこう業が深い。

HD-2Dで見せられると、当時の記憶がそのまま掘り起こされる。

ただ懐かしいだけじゃない。

あの時の戸惑いまで戻ってくる。

『FFBE』を遊んでいた頃のおいらは、たしかにこの場面で引っかかっていた。

そして今の『FFレゾナンス』は、その引っかかりまで連れてきてくれる。

懐かしい。

でも、少し苦い。

その苦さまで含めて、やっぱりFFBEの記憶なんだと思う。

土のクリスタル、でかい

あと、普通に思った。

土のクリスタル、でかい。

いや、でかいな。

改めて見ると、かなり存在感がある。

クリスタルというだけでFFらしいのに、あのサイズで出てこられると、画面の圧がすごい。

これはもう、ただの背景じゃない。

世界を支える何か。

物語の中心にある何か。

そういうものとして、ちゃんと大きく見える。

不思議なもので、クリスタルがでかいだけで少しテンションが上がる。

FFにおけるクリスタルって、やっぱり特別なんだよね。

光っている石。

きれいなオブジェ。

そういうものでは終わらない。

世界の理。

大きな力。

守るべきもの。

そんな雰囲気が、クリスタルという存在には最初からまとわりついている。

だから、土のクリスタルがあれだけ大きく映ると、それだけで背筋が少し伸びる。

ああ、FFだな。

そう思ってしまう。

HD-2Dで見ると、クリスタルの存在感もかなり映える。

ドット絵のキャラクターたちがいて、その背後に巨大なクリスタルがある。

それだけで、昔のFFの空気と今の映像表現がうまく重なる。

悔しいけど、こういう絵面には弱い。

土のクリスタル、でかい。

ただそれだけの感想なのに、やっぱりFFとしてはかなり大事な感想な気がする。

終わりに

今回の動画で印象的だったのは、やっぱり常闇のヴェリアスの存在感だ。

敵BOSS。

今回でいえば、常闇のヴェリアス。

人型キャラなのに、味方のドット絵より何倍もでかい。

これだよね。

こういうやつだよ。

かつてのFFって、敵キャラがとにかくでかかった。

味方キャラは小さなドット絵で並んでいるのに、敵は画面の奥で堂々と構えている。

人型であっても、明らかに味方より大きい。

もう、サイズの時点で格が違う。

この「敵だけやたらでかい」感じ。

悪いけど、かなりFFなんだよね。

もちろん、冷静に考えるとおかしい。

同じ人型なのに、なんでそんなにでかいんだよ。

でも、そこがいい。

味方よりも何倍も大きく描かれることで、敵の威圧感が一瞬で伝わる。

常闇のヴェリアスも、まさにそれだった。

レインとラスウェルが小さく見える。

土のクリスタルもでかい。

そして、その場に現れる常闇のヴェリアスもでかい。

画面の圧がすごい。

ああ、これはBOSSだ。

そう思わせる説得力がある。

最近だと、こういう巨大な敵ドットは『オクトパストラベラー』でもかなり見慣れている。

HD-2Dで、味方は小さく、敵は大きく。

そういう構図は、もはや珍しいものではないのかもしれない。

でも、それでも歓迎したい。

見慣れているから価値がないわけじゃない。

むしろ、見慣れていてもなお嬉しい。

巨大な敵。

小さな味方。

その前に立つ主人公たち。

この構図には、RPG黄金期の気持ちよさがある。

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