※当記事は広告を含みます
※FFBEないしレゾナンスの若干のネタバレを含みます
『ファイナルファンタジー レゾナンス』のショート動画を見た。
今回のテーマは、”シネマティックピクセル”
『FFレゾナンス』の大きな特徴として紹介されている映像表現だ。
たしかに、初めて映像を見たときは視線をさらわれた。
ドット絵なのに、カメラが滑るように動く。
昔ながらのRPGの画面に見えるのに、演出は現代的な息遣いをまとっている。
懐かしさと新しさが同居していて、
思わず足を止めてしまうような引力がある。
ただ、正直に言うと、
こういう響きの強い名前がつくと、少し距離を測ってしまう自分もいる。
名前が立ちすぎると、少し構えてしまう
これはシネマティックピクセルに限った話でもない。
HD-2Dもそうだし、
ゲームに限らず、映画でも似たようなことはよくある。
たとえばマーベル映画の映像表現にも、
耳に残る名前(インフィニティビジョン)が与えられることがある。
もちろん、作り手側には確かな意図があるはずだ。
技術的な挑戦もあるだろうし、
それを言葉にして伝える必要もある。
プロモーションとしても欠かせない。
商業作品である以上、
「ここが見どころです」と示すことは避けて通れない。
ただ、受け取る側としては、
ときどき一歩引いた位置から眺めてしまうことがある。
名前の輪郭がくっきりしすぎていると、
中身よりも先にその響きが前に出てくる気がしてしまう。
シネマティックピクセルにも、少しだけ過剰な輪郭を感じる
『FFレゾナンス』のシネマティックピクセルも、
映像としての完成度は疑いようがない。
最初に流れた瞬間、自然と目が止まった。
ドット絵でここまで映画的な見せ方ができるのか。
昔のRPGの面影を残しながら、
現代の演出に寄せているのか。
そこには確かな驚きがあった。
ただ一方で、
「これがシネマティックピクセルです」と強く掲げられると、
ほんの少しだけ距離を取りたくなる感覚もある。
名前の存在感が大きすぎる。
表現そのものよりも、
その呼び名が先に立ってしまうと、
どこかで冷静になってしまう。
個人的には、
シネマティックピクセルのムービーよりも、
ゲームとしての地肌が見える場面に惹かれている。
レインやラスウェルが言葉を交わす場面。
ドット絵のキャラクターが戦う場面。
戦闘後に交わされる短いやり取り。
そういった、実際に手を動かして遊んでいる感覚に近い部分のほうが、
自分の中ではじわりと残っている。
それでも、打ち出せるものはすべて前に出してほしい
でも、期待もしているんだ
もちろん、個人的には少し距離を感じる。
名前がやや大仰に見える。
ただ、そう思う一方で、
『FFレゾナンス』にはしっかりと届いてほしい。
これは本心だ。
なぜなら、『FFレゾナンス』は、
HD-2Dで描かれるファイナルファンタジーとして、
ひとつの分岐点になる可能性を持っているからだ。
この流れは、ここで途切れてほしくない。
ドット絵の魅力を残しながら、
現代の技術でFFを再構築する。
昔のRPGの空気を抱えたまま、
今のゲームとして立ち上げる。
その方向には、まだ見ぬ景色が広がっている。
だからこそ、届いてほしい。
できるだけ多くの人の手に渡ってほしい。
そのためなら、
使える言葉はすべて使っていいと思う。
シネマティックピクセルという言葉が、
誰かの視界に引っかかるなら、それで十分だ。
「なんだか気になる」と思ってもらえるなら、それでいい。
自分が少し気恥ずかしさを覚えたとしても、
その言葉が入口になるなら、
それは無視できない価値だと思う。
終わりに
シネマティックピクセル。
正直、言葉としてはちょっと強い。
かっこよすぎる。
おいらの中には、
「いや、そこまで大きな名前をつけなくてもいいんじゃない?」
と思ってしまう部分がある。
でも、それはそれとしても…。
映像に力があるのは間違いない。
ドット絵なのに、ここまで動く。
昔のRPGみたいなのに、ちゃんと今のゲームとして見せてくる。
その時点で、やっぱり目を引く。
そして何より、
『FFレゾナンス』には絶対に広がってほしい。
このHD-2DのFFという流れを、
今回だけで終わらせるのはあまりにも惜しい。
レインたちの物語が、
現代の家庭用RPGとしてもう一度動き出す。
ドット絵のFFが、
新作として堂々と帰ってくる。
それだけで、おいらはかなり嬉しい。
だからもう、
シネマティックピクセルでも何でもいい。
使える言葉は全部使ってほしい。
かっこいい名前でもいい。
少し大げさでもいい。
それで誰かが「なんか気になる」と思ってくれるなら、
それだけで十分価値がある。
おいら自身は、少し身構えてしまうところもある。
でも、それ以上に、
この路線が続いてほしい気持ちのほうがずっと強い。
『FFレゾナンス』が売れて、
HD-2DのFFに未来があると示してほしい。
そのためなら、
シネマティックピクセルという言葉にも乗ってやる。
むしろ、どんどん前に出してくれ。
この表現が『FFレゾナンス』を広げる武器になるなら、
おいらは全力で応援したい。

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